ミスター・ガラスのレビュー・感想・評価
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リミテッド・エディション
スプリットのケヴィン達にまた会いたくて、アンブレイカブルもバッチリ予習しての鑑賞。
初見者はガンガンに置いてけぼりの姿勢にゾクゾクする。
スタジアム以来のシャマランとの再会と成長した息子に大感激。
前作より各人格を多めに出してくれるサービス精神にも感謝。ヘドウィグ可愛いよ。ビーストってこんなに人間臭かったっけ。
それ以外は上手く乗り切れず、正直あまり楽しめなかった。
ずっと見ていたものがひっくり返される瞬間と黒幕の目的、ラストカットにはグッと胸打たれた。
ずっと変わらないスタンスが凄すぎる。
オタクが過ぎて本当理解不能なんだけど面白いな。
置き土産がとんでもなさすぎる。
しかしそもそもアメコミにも超人にもアンブレイカブルにも特段思い入れが無いからかふんわり受け取ってしまったのが残念。
なんなら精神科医たちの言ってることのほうが私の感覚にはしっくり来てしまった。
レストランのシーンかっこよすぎるでしょう。
「コミックは欲望の塊」とのセリフが好き。
コミックラヴァーを中心にした話なのに王道ストーリーにはとことん乗ってくれないところがニクい。
特に楽しくはなかったものの、観て本当に良かったと思える珍しい作品だった。
マカヴォイの演技は完全に超人ヴォイ。エンドロールほんと好き。
愛すべきシャマラン映画
最高にシャマランめいた怪作。
アクの強すぎるキャラクター&着地点の見えないストーリー。
そのどちらも魅力的!
シャマランの考えるヒーロー像は人を選ぶだろうが、自分は間違いなくアベンジャーズより好み。
そもそもこの映画の立ち位置、今のアメコミ映画ブームに対するカウンターとも言える内容。
メタ的アメコミ批評な視点は「ウォッチメン」にも通底する。
もちろんこれまでのシャマラン作品の集大成として見ても感慨深い。
主要キャストの名演やアップを多用したカメラワークも素晴らしい!
最低でもスプリットを見てから鑑賞してほしい!
アンブレイカブルを見てからの追記。
近年のユニバース化に安易に乗っかっただけの作品かと思ったら大間違い。
19年に渡るサーガの完璧な完結編でした。
伏線回収の鮮やかさに脱帽。
アンブレイカブル未鑑賞
ピリピリ感の2時間
「アンブレイカブル」と「スプリット」に繋がる本作。2作を観てないので、確かに一つ一つを確かめていかないと難しい設定でしたが、内容的には、よくできたサスペンス・フィクションに仕上がっていました。
何と言っても、ナイト・シャマランがメガホンを取り、ブルース・ウィリスにサミュエル・ジャクソン、それに、ジェームズ・マカヴォイとみんな主演を張れる豪華俳優陣に、サラ・ポールソンが絡んだら、面白くないわけがない。
それほどの派手なアクションもなく、思ったより物静かな流れが続く作品でしたが、最初から最後まで、ピリピリした緊張感に包まれていました。
強靭な肉体と悪を憎むデヴィッド、23もの多重人格者ケヴィン、そして、生涯で94回骨折した壊れやすい肉体を持つガラスの特殊能力を有する3人が、研究施設に集められ、禁断の研究が始まる。
3人の個性が、よく活かされている人物設定で、特に、ケヴィン役のマカヴォイの多重人格役は、それぞれの人格に鬼気迫るものがありました。
ラストで、その研究の目的が明らかになった落としどころは、さすがシャマラン監督らしい、サプライズ!
『アンブレイカブル』は復習しておけばよかった
あれ?
シックスセンスの衝撃が忘れられず、その後もそこそこのどんでん返しで楽しませてくれたシャマラン作品。
しかも今回は、19年越しの2作のスピンオフというか続編。
ハプニングやヴィジットで復活した感があったので、タイミング的にも期待が高まったが、ちょっと肩透かしを食らったように感じた。
ひとつだけ興味深かったのは、手首にクローバーの刺青をした影の組織。
陰謀論など信じてはいないが、オカルトととして楽しんできた身としては、異能の人間を使って暗躍するのとは逆の仕事をしている逆説的な設定が、その辺の行政組織のイメージと重なって、シャマラン流の皮肉に感じられた。きっと監督自身がオタクとして異端視され続けてきた経験でもあったのかだろうか。そう考えると、登場人物へのひとかたならぬ愛着が感じられて、ドキドキよりもホッコリしてしまった。
ただ、監視カメラがらみのどんでん返しは、あれ?それだけ?と…。
きっとまた次もみるんだろうけれど、もう少し頑張れ!僕らのシャマラン!
まさかの凡作
なぜ?を気にせずに楽しめれば
過去2作は鑑賞済みだけど、特に1作目は記憶が曖昧。
3人の主人公とそれぞれの応援団?を軸に物語は進む。
ヤバイふたりのヴィランにも女の子や母親がついているためサスペンスのはずなのにそれほど怖さは無し。
序盤はブルースウィルスと子供の関係が前作から続いており、そこで牽引。
ダレた中盤も芸達者なマカヴォイとサミュエル・L・ジャクソンの演技でなんとか繋ぐ。
ただ頭が良いだけのミスターガラスが何でも思い通りに物事を進めることに?がいろいろ出てくるがそれを気にしなければ、
違った見方のヒーロー映画としてそれなりに評価出来るかと。
あなたは、超人いる派?いない派?
『アンブレイカブル』『スプリット』、そして本作で三部作を形成。
女性4名の行方不明事件が発生している米国フィラデルフィア。
「アンブレイカブル(不死身の男)」デヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)は、息子のジョセフ(スペンサー・トリート・クラーク)とともに女性たちの捜索を行っている。
ダンの能力は、他人に触れただけで相手のことが判るというもの。
ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)とすれ違った際に、彼が女性たちを監禁していることを知り、救助に向かう・・・
というところから始まる物語で、救出劇では「ビースト」に変化したケヴィンとダンの対決が繰り広げられるが、ふたりは捕縛され、精神病の研究施設に収容されてしまう。
が、そこには異常に知能が発達した「ミスター・ガラス」ことイライジャ・プライス(サミュエル・L・ジャクソン)も収容されており、ステイプル博士(サラ・ポールソン)は彼ら3人はともに精神病に過ぎないと言う・・・と展開する。
いわゆるヒーロー、スーパーヒューマン(超人)がいるのかいないのか、そこんところが主題なわけだが、3人が3人ともコミックブックや映画で描かれるヒーローほどの能力(たとえば、全身緑に変身するとか、火の玉を飛ばすとか、自身で空を自由に飛べるとか)はないあたりが、この映画の核心。
デヴィッド・ダンもビーストに変化したケヴィンも、一般的な人間に比べて、頑健で怪力なぐらい(ま、ビーストは天井を這いまわれるけど)。
イライジャに至っては、骨形成不全で骨折しやすいが、それは病気であり、異常に知能が発達しているかどうかはよくわからない(なにしろ、収容されている施設の管理が杜撰にみえるし)。
そして、デヴィッドはカウンセリングの結果、自身の特殊能力を自ら疑うようになり、結果、能力が損なわれてしまう。
個人的には、ここいらあたりが非常に面白く、精神の力によって肉体も変化するという、肉体と精神の不分離=哲学的な命題を感じるし、壊れやすいミスター・ガラスに呼応するかのように、決して壊れないアンブレイカブル・マンがいて、世界ではバランスをとっているという妄想じみた考えも気に入っている。
そして、この世界規模のバランス、ただしそのバランスは常に不安定というのが、これまた哲学的。
で、結果、映画はどこへ落ち着くのか、どう決着するのかとハラハラしていたら・・・
出たぁ!シャマラン節。
超高層ビルでの死闘と思わせておいて、安いロケでの肉弾戦。
このチープな感覚、これがシャマラン節だぁ!
しかし、このシャマラン節のチープなロケそのものが最後の最後に伏線だということに驚かされる結末。
さて、これを観て、スーパーヒューマン(超人)がいるのかいないのか、あなたはいる派?いない派?と問われています。
異色のヒーロー映画
はじまりの物語
考えながら見る映画
ネタバレ 観る価値なし
がっかりでした、その一言に尽きます。
何故作ったのか分からない。
アンブレイカブルと言う名作を汚しただけ
幼稚な内容矛盾だらけ
水溜りで殺される?
バカなのか⁇
先の読みやすい展開ダサい演出全て最低。
せっかく名俳優を使っているのに無駄でしかなかったな
と
個人的には思いました。
これを見て衝撃のラスト〜
とか言ってる人が理解できない。
タイで見たので鑑賞料は激安でしたのでその点は救われました笑
サーガとしての完成度高し
3部作の最後ということでこれだけ観てもわかんないやつ。そしてシャマラン濃度が最大の濃さ。合わない人は合わないし、好きな人は信者になる類いの。(ヒットしてるようでなによりです)
スーパーキャラ対決の結末は…!!!
くたびれおじさんブルース、とにかくお疲れマカヴォイ、相変わらず説法させれば右にも左にも出る者なしのサミュエルと。
だがサーガを描ききった監督に一番頑張った賞をあげなくては。自分の世界観を広げ、ここまでやりきれる監督はそうはいませんよ。
音楽も印象的で良かったですね。エンドロールに流れていたのも。
先の読めない展開にワクワクした
流石でした
2時間越えで大丈夫かなと心配しましたが、
なんの問題もなく、満足感が高かったです。
アンブレイカブルとスピリットを観ていない方の為に
簡単すぎる3人のご紹介を。
にしてもやはりマカヴォイの演技力が。。。凄すぎ
ケヴィンが元の人格で、母親に虐待されていてそのケヴィンを守る為に沢山の人格が生まれた。
父親は幼少期の時に帰らぬ人となっていた。
ビーストの人格に汚れた女を与え続ける他の人格達。
そんな女を誘拐し、殺害するのを見つけて退治したいのがダン。
ダンは驚異の力持ち。力持ちというか、怪我や病気をしない不死身に近い身体の持ち主。また、人の体に触れるだけでその人が悪人だという事がイメージで見える。
その為その力を活かす。
そしてダンがヒーローだとは悟られないように、悪党退治を続けていた。
そんなダンをヒーローだと思い込ませ、力を活かすべきだと助言していたのが、ミスターガラス。
ガラスの身体はとても脆く、衝撃だけで簡単に骨が折れてしまう。幼少期からそんな身体であったが、ガラスはコミックの知識の豊富さと、手先の器用さ、また頭のキレ、回転が半端じゃなく先を見越し物事を進めて行く。
そんな3人があの女医により収容され集められた所からスタート。
そこから先は
なんやかんやありまして
ガラスは収容先のカルテBoxの中からケヴィンのカルテを見つけ、そこで、彼の父親が自分が起こした脱線事故によりケヴィンの父が帰らぬ人となったことを知る。
しかし、ここでガラスは自分が2人のスーパーヒーローを産んだのだと。自分がやはり凄い人物。存在意義を確信する。
そんな2人を世界中の人々に知らしめたい。(もしくは自分の存在意義を更に確信させたかったのか)だから2人を対決させようとする。
しかし、裏には別の計画があった。
女医がある組織の人間だと気付いていたんでしょう。
そのあとも、ガラスの計画通りだったわけです。
あらすじになっちゃいましたが、さすがシャラマンという感じでした。
私は好きです。この感じ!
9歳のヘドウィッグ(?あってる)がケヴィンの後に出てきて、ケイシーにケヴィンの事好きなの??って言ってる表情がツボりました
この結末は・・・
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