パピヨンのレビュー・感想・評価
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死んでもチャレンジをやめない!を描き切った。
マックイーンとホフマンのパピヨンをリメイクしようという試みは、かつてヘップバーンのローマの休日や黒澤の用心棒をカバーしようとした試みと同じで、元作がいかに傑作であるかを証明するだけの駄作に終わるのが定説だが。この作品はリメイクに成功している数少ない作品と言える。元作のいいところは忠実に再現し、時代的にまどろっこしい点や、矛盾点は解消している。さらに、名優2人に負けないように迫真の演技を見せた主人公2人も素晴らしい。前作のパピヨンを未鑑賞で本作をレヴューする輩は無知蒙昧のひとこと。
1973年版とどうしても比べてしまう
リメイク🦋パピヨン
独房って、どの程度耐えられるのでしょうか?
無実の罪で植民地の牢獄に収監された主人公が、必死に脱獄を試みる物語。
スティーブ・マックイーン主演の映画のリメイクのようですね。オリジナルは未鑑賞です。
思いのほか、リアルでシリアスな展開に圧倒されました。
牢獄の惨たらしさ、独房の恐怖、人間の性(さが)と汚らしさ、そして人の生命力。
それらが巧みに、そして強烈に映し出されていました。
脱獄シーンの緊迫感もしっかりとあり、また、ラストシーンの海の青さも強烈で、非常に良い印象を持ちました。
ただ、個人的にややマイナスに評価したのは、「汚らしすぎた」こと。トイレや吐しゃ物、汚らしいスープ等を見せられると、辟易した気分になってしまいます。それだけリアルに描いているともいえるのですが・・・
何故、リメイクしたのだろう?
スティーヴ・マックィーンとダスティン・ホフマンが印象的だったオリジナルを、チャーリー・ハナムとラミ・マレックでリメイク、面白いのだが、脳内ではオリジナルが浮かび上がってきた。
この話の一番は、最後の自由へのダイビングで、今回も気持ちがよかった。
2ヶ月ぶりに映画館に行ってみた。
やったーやったーやったーまん❗️
映画館に行き始めてから永い年月が経ちました。皆様もでしょうが私はこの二カ月映画館に行っていません。映画館がある事は当たり前では無かったのです。
そして、やっと、やっとです。都内でも上映を開始する劇場が出てきました。しかし上映スケジュールは遅れに遅れ、ラインナップは三月末と一緒。殆ど観てるよ。
はい。行きましたよ。新宿に。いや新型コロナウィルスの中心地です。ある意味ドキドキですよ。
新宿三丁目が近いのですが新宿駅から行きました。地下街は流石に気が引けるので地上からです。小田急から思い出横丁を通ってガードをくぐり三丁目に。思い出横丁は相変わらず戦後だね。昭和20年代だよ。元は闇市。
新宿シネマート。初めてだよ。目的の映画は「タクシー運転手 約束は海を越える」だ。皆様の評価が高いしね。しかしだ!いきなりだ!変えた!観る映画をだ!何故か?
訳を聞こうじゃねえか。訳を。
「 パピヨン」さて皆様聞いて下さい。入場料なんですがいくらだと思いますか?四択にしますか。
1 0円
2 10円
3 50円
4 100円
シンキングタイム!正解は・・・
1の0円です‼️
無料ですよ!無料!奥さん観ないと損しますよ❗️
いやね我々はただほど高い物はないって分かってますって。最終的に羽毛布団を買わされてしまいますよ。
いえいえ、そんな事はごさまいません。シネマートさんの心意気です。凄いね〜
よっ、ふともも‼️
太っ腹だよ!しかもしんちゃんのパクリ。
客は約50人。リアル貧乏人の行列だ❗️今時なんで前後左右は空席だ。おやおやカップルが来たよ。私の斜め前。くっついていないね。ちゃんと離れているね。いわば・・・
星空のソーシャルディスタンス❗️
500マイルは離れてね!
遠すぎるんじゃあ❗️
シネマートさん、ありがとう😊今後も面白そうな映画が目白押しだよ!韓国映画、インド映画、また行くよ!絶対!
さて相変わらずの無駄な枕が終わりました。この先はおまけです。
私は正直1973年版は観ていません。だからこの映画の感想しか言えません。
主人公のパピヨン(チャーリー・ハナム)は金庫破りです。しかし殺人はしません。罪を押し付けられフランスから南米の植民地に送られます。 地獄絵図。軽すぎる命。パピヨンはルイ・ドガ(ラミ・マレック)と一緒に自由を渇望し脱獄を企てます。しかし事は簡単に進みません。何回も失敗します。しかし・・・
面白かった。ドキドキした。実話ベースってのも凄いですね。脱獄って最高。私も脱獄しようかな。いや入った事ないけど。
皆様いつもありがとうございます。
豚もおだてりゃ木に登ります。
読んで頂き感謝感激雨あられでございます。
オリジナル版を観てるか否かで評価が変わる
原作小説と最初の映画版の脚本をエッセンスしたとあって、原作にあってオリジナル版では省かれた描写を活かしたり、オリジナル版の設定をそのままトレースしたりと、工夫を凝らした印象。
原作では中盤でいなくなってしまうドガを、オリジナル版と同じく重要キャラにしたのは、やっぱりオリジナル版の脚本を手がけたダルトン・トランボのメッセージは外せないからだろう。
刑務所の地獄描写はオリジナル版よりアップしてるかな、といった感じ。
パピヨンが独房に入れられる件は、発狂ぶりが凄まじかったオリジナル版のS・マックイーンとは対照的に、C・ハナム演じるリメイクではひたすら静寂。
細かい点でのオリジナル版との変更を嫌がる輩もいるだろうけど、リメイクにはリメイクなりの見せ方というものもある。
ちょっと『ミッドナイト・エクスプレス』や『ショーシャンクの空に』っぽいシーンもあるが、個人的には及第点をあげてもいいリメイクだと思う。
というか、原作も未読でオリジナル版も未見な人向けのリメイク、と言った方がいいかも。
私たちがこの作品の語り手
チャーリーハナム
早く帰って『ボヘミアン・ラプソディー』を観たくなった!
エンド・クレジットにダルトン・トランボの名前を発見して嬉しくなってしまった。ただし、ハンセン病に関しては描かれていないので、どこまでトランボを意識した脚本にしたのかがよくわかりませんでした。
オリジナル作品を観たのが、スティーブ・マックイーンが好きで好きでたまらなかった中一の頃(翌年にはブルース・リーに変わった)。夜中にこっそり家を抜け出し映画館へと向かったら、なんと満席。階段に座って観た記憶があります。ただ、オリジナルだったか、原作だったか、パピヨンが恨むのは真犯人ではなく、終身刑を言い渡した12人の陪審員だったと思います。
オリジナルのテーマ曲が大好きで、何かから逃げたくなったときについ口ずさんでしまうほどですが、このリメイクの曲もなかなか良かったです。また、このリメイク版はパピヨンとドガの葛藤がイメージとして同じように描かれてましたが、中盤まではなぜか感情移入できませんでした。やっぱり復讐心を持つ相手が違ってたからかもしれません・・・。だけど、ダイブするシーンは爽快感、解放感、ありますね~
リメイク作品なのに面白い映画❗
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