キャプテン・マーベルのレビュー・感想・評価
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エンドゲームへの始まり
前半は話が少しごちゃごちゃして間延びしていた感があったけど、後半彼女の最強さが段々と浮き彫りになってきてワクワクしてきた。チームの中で間違いなく1、2を争う強さである。
さあいよいよがサノスとの対決、最後のゲームの開幕が待ち遠しい!
でも半分消されちゃったから、青く光るアレが何か意味をなすのであろう〜
痛快なSFアクション活劇
前から思っていたが、IMAXの3Dはあまり大したことがない。そこそこの大きさがあるシネコンのスクリーンなら2Dで十分だ。少なくとも、800円も余計に出費する価値はない。という訳で最近は3Dの作品でも2Dの上映があればそちらにしている。本作品も3D作品だが、2Dのスクリーンで鑑賞した。十分だった。
ジュード・ロウは「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」では才能溢れる若手の作家を情熱的に演じたのが印象的だが、本作品のようなアクションSFでもなかなか堂に入った演技をしている。この人とサミュエル・ジャクソンのふたりの存在感あればこそのストーリーで、いなければ作品が成立しなかっただろうと思われる。
とは言え、主人公を演じたブリー・ラーソンの演技も大したもので、トレーニングの後の不敵な笑みや、ひしひしと感じる孤独感から自然に流す涙、そして全身に漲る不屈の闘志など、オスカー女優の面目躍如である。元同僚女性の役のラシャナ・リンチはこの作品で初めて見たが、女性らしい丸みと柔らかさを感じさせる演技がいい感じだ。そしてその子供の役の女児がとても達者なのには感心した。
プロットもストーリーも緻密で中身が濃く、これまでのマーベルの作品とは一線を画している。奇想天外な設定だが、SFらしくて受け入れやすいし、役者陣の隙のない演技が全体を引き締めて、最後までワクワクと楽しめる。このところのハリウッド映画では出色の痛快なSFアクション活劇だ。
有難うスタン・リー
スタン翁が託した世界
字幕版と吹替え版鑑賞。
面白いのは説明するまでも無い。
凶悪な侵略者がいて、その進行を阻んで終わりと思いきや……一転、二転、あ!そう来る!
そして、吹替え版で再発見。
再発見と言うか、私の勝手な深読み。
字幕版はセリフを2行に収めなきゃならないから、内容がおかしくならない程度に端折られるのは仕方がない。
……なので、字幕版ではサラッと流しちゃったんだけど、ヴァース(キャロル)とマリア同性婚してる?
字幕版観てるときは、空軍で同じように虐げられてる仲の良いシングルマザーの女友達の家によく遊びに行ってるみたいな印象だったのだけど、吹替え版でマリアの娘、モニカが言う。
「家族になろうって言ったんだよ!」
そうなるとモニカがヴァースや母親の背中を押した以上に意味がグッと深くなる。
字幕では気にもしなかったんだけど、いくら仲が良いからって自分の子供時代の写真を友達の家に置く?
白人と黒人の母親を持ち(?)、誤解が解けた後にモニカは肌の色どころか、構造すら違う友達に言う。
「最初は驚いたけど、変わる必要は無い。アナタの瞳はキレイ」
これX-MENからスタン・リー翁がテーマにしてきた多様性に対する理想のセリフじゃないの!
だけど、大人はそれが悲しい正論なのを知っている。
そして、スプリーム・インテリジェンスと対話にニルヴァーナ(生死を超えた悟りの世界)の『Come as you are(お前はそのままで良い)』って憎いにも程がある!
これまた最近のマーベルでお馴染みの『なんで戦闘シーンこの曲流しちゃったの?』ではNo doubtの『Just a girl(ただの女の子)』とは皮肉が効きすぎでしょ。
最後を締めるHole『Celebrity skin』は文句なしにカッコいい!
スタン翁がお隠れになり、アベンジャーズのオリジンが『キャプテン・マーベル』なのは本当に、本当に感慨深い。
感動と興奮、そして社会への訴え
私はアメコミ作品を毎作映画鑑賞しているだけで、原作を知識として知っている程度ですが、今作は娯楽として純粋に楽しめました。なぜかちょいちょいスターウォーズを連想する効果音やシーンがありましたが、IMAX3Dだとアトラクション感覚で楽しめてたまにはいいですね。
さて、スタートからウルっとしてしまいました。勘のいい人は予想してたかな。そして主演のブリー・ラーソンが個人的に「ルーム」の印象が強く、ぶっちゃけキャスティングを聞いたときに驚いたのですが、「ルーム」の時よりも明らかに綺麗になってて、貫禄も出ててびっくり。女性としての美しさと、本気になったら表情が一変してかなり強そうな雰囲気がプンプンしてました。そして意外にもユーモアのあるキャラだった。見た目からだとかなり真面目でお堅い感じですが、結構ジョーク好きな人だった笑
何より今社会問題である女性への扱い方やセクハラといったことに敏感な今の世にぴったりだと思いました。もはやこのタイミングを狙ってたのかと疑う。スーパーヒーローといえばマッチョな男という固定概念と例に出した社会問題に訴えた作品である気がします。ジュード・ロウがある意味その二つの擬人化のような感じかな。
鑑賞後は早くアベンジャーズ公開してくれと思いました。サノスが恋しい笑
猫
4月に公開されるアベンジャーズ・エンドゲームの予習的な
作品だと思います。マーベル・コミックを映画化したものを
全部観続けている方には、見落とすことができないと思いますが
マーベル・シネマティック・ユニバースに思い入れが
ある方以外の方には・・・・・
お話は、マーベルが記憶を失っており、
なぜ彼女がスーパーパワーを身に付けたのか、
そもそも彼女は何者なのかを、サスペンス的に
追っていきますが、ヒーローとして覚醒してからは
完全無欠のむちゃくちゃ強いヒーローなので
それまでのサスペンス的な展開はなんか
どうでもよくなってしまいます。
映像や、ヒーロー、敵方のデザインは
お話の時代が90年代半ばなので、その時代の
SF映画に意識してあわせているのか、そんな感じです。
(アクアマンもそうでした。)
映像もアクションもそんな感じです。
電車の上のアクションは、スティーブ・マックティーンの
「ハンター」のアクションを彷彿させます。
敵(?)のデザインも、ふるっ、ださっを狙っているものと
思われます(CGも使っていると思いますが、昔の特殊メイク的な
感じ満々です。)。
ニック・フューリーを演じているサミュエル・エル・ジャクソン
はCGで30歳くらい若返っています。吹替えで観たのですが、
ニック・フューリー専門となった竹中直人は、いつもは重厚な
吹替えをしていますが、若い時代ということなのか、また、お笑いも
少し入っているのかということで、昔の軽い竹中直人の
雰囲気で吹替えしています。それはそれで面白かったです。
「笑いながら怒るニック・フューリー」をやってほしかったです。
※「猫」が出てきます。
ニック・フューリーがメロメロになります。
※ジュード・ロウは冴えない感じです。
※いつものご承知のとおり、観られる場合は、
エンドロールの最後まで席をはずしてはいけません。
※できれば、3DかIMAXで観たほうがよいかもしれません。
(今回は吹替え2Dでした。)
エンド・ゲームに向けての始まりの物語
エンドゲームに向けて、どのシーンも見逃してはいけないとガッツリスクリーンに向かった2時間
とても充実した時間だったー
その物語の中で、私が最も共感し、感動したのは、1990年代のアメリカで、絶対的な力によって抑圧されてきた女性たちや、移民たちによる反撃だった
そのマイノリティたちの逆襲は、そもそも、アメコミの読者を勇気づける源になっていて、
それが、今回は、女性たちや移民たちに向けて描かれた作品になっている
それは、明らかに #metoo運動 以降のアメコミの姿であるし、現政権への批判でもある
そこに、これが始まりの物語でありながら、未来の希望を感じさせる新時代の幕開けでもあることを感じるのだ
これからの時代は「女の癖に」とか「○○人の癖に」という暴言を吐く人間こそが「悪」なのだ
これは「エンドゲーム」へとつながる物語になっているので、MARVEL ファンは必見!
それにしても、猫のグースが可愛すぎたー
マーベルが来てもどうにもならないのでは?
キャプテンマーベルが今後のアベンジャーズシリーズで戦力になるとは言え、サノスの指パッチンで消されたキャラクターをどうやって処理するのかが気になりすぎる。
不屈の闘志!
とにかくカッコいい
ストーリーは多少の伏線等あるものの比較的オーソドックス。ただ、スト...
エンドゲーム前のMust Movie
アベンジャーズシリーズをずっと観てきて(全キャラのシリーズ追えてないが…)、若干飽きも来ていたのは正直なとこで、また派手に集まって戦闘か、みたいな冷めた感じでしょうか。
ウルトロンの大合戦以降は、そんな雰囲気でなんやかんや、観ないのも出て来ていたが、、、
サノス戦終わってというものの、次のアベンジャーズのアベンジ(悪への報復)はどうなるの??という待ち遠しさに一転!
そして、遂にエンドゲームでアベンジ開始のゴングが鳴り、世界中が感動する。。。
と思いきや、これまたさらに謎を深めるキャプテンマーベルという新キャラ登場か。
でも観なければ次へ進めない、そんな思いで観てきたら、驚きの連続で思わず「まじか…」と劇中にぽろり。
回りに聞こえてなければ良かったが。
あまり深く詮索せずに、事前に情報を集めずに観たのが功を奏したみたいだ。
とにかくこの作品観ずにエンドゲームに進んではいけないです(笑)
エンドロール後に、エンドゲームに繋がる重要なシーンがある。
さらには劇中に明かされる"マーベル"の重大な秘密。
ちなみに、作品としてはそこそこでして、エンドゲームのための布石になっているという作品です。
もちろん、キャロルが最高にクールで、目覚めのシーンなんか血潮がたぎる感じが大好きですね!
しかしこの映画にすべてを求めてはいけず、次につなげるための要素を大事に拾っていくことが観る方の姿勢として重要なことかと思う。
なにはともあれ、アベンジャーシリーズの完結をこの目で見届けることができるのは本当に嬉しいし、楽しみでたまらない。
ストーリー構成にやられた!
サミュエルL・ジャクソンウケる〜
アベンジャーズが出来る前の話。
サミュエルL・ジャクソンが滑稽でウケる〜
今やあんな感じだけど、昔はまだ経験も浅くいじられまくりだったのね〜
愛着がわくわ!
それにしてもアイアンマン?って感じだったな〜
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