きみと、波にのれたらのレビュー・感想・評価
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不幸になるフラグ立てのためのイチャつきなのでは?
大学生としてありえないオーシャンビューのマンションに住む可愛い子と雑誌に出てる感じのカフェセットやアウトドア用品で料理までするカッコいい子がオシャレな海辺で出会って、江ノ島近辺のデートスポットやカラオケや波乗りを楽しむ、、、
しかもそのシーンを2人の歌うラブソングでお送りする問題のシーン
ってこれ完全に不幸に2人を裂きますよフラグじゃないですか?
だからイライラはしなかったのですが、早くフコーにならないかな?って期待して見てしまい、自分が嫌でした。
30代なので「こういう若い子町にいるよなー」っていう目線で見る感じ、共感はできないけど。
良かったのは消防士とかコーヒー淹れとかの細かい動作や描写が沢山見れて面白かったです。
湯浅監督はウニョウニョ動く作画で有名ですが、ちょっとただ雑なだけに見える部分がありました。今回はルーとかと違い、動画線がところどころ切れてるからかもしれないですね。
爽やかで前向きで素敵
惜しい
2019-62
ホラー映画だった。
12時に予約と思っていたら19時だったので、急遽映画で時間つぶしすることにした本日2本目。
こちらは全く観る気がなかったけど、時間帯的にこれしかなかったので、ポイント鑑賞。
うん、まぁ、これファンタジーとして楽しめる人ならいいと思います。
恋人を海でなくし、その恋人との想い出の歌を歌うと水中に恋人が現れる....
それで水筒や便器に話しかけたり、等身大のスナメリに水ためて一緒に歩く女の子って怖くね?!、と思っちゃうすさんだ心なんです、すみません。
私なら周りの目を気にして、自宅だけで楽しみますが...あと消防士であんな髪長いのいないでしょとか、どうも非現実的な部分が合わなくて、だめでした。
あと特別ザイル好きでもないところに、上手とは言えない声の演技でしたので...
女子二人は上手かったです。川栄の上手さはわかってたけど、松本穂香ちゃんが想像以上に声優でした。
絵もね。
可愛いのですが、『天気の子』の予告編のほうが抜群に綺麗でわくわくします。
「見どころどこ?」と呟いたお客さんがいました。
たぶんタワテラのとこ違う?(笑)
湯浅ワールド
波にのりきれませんでした
キャラのデザインはあまり好きじゃない
期待してただけに…
ゆるゆるな感じで観るのがよいかも
ヒロインの声、川栄李奈さんとても良かった(松本穂香さんも!)
作品は海と波乗りが舞台の純愛ファンタジーで
海や水たっぷりの爽やかなひと時を味わえました。
ゆるゆるな感じで観るのがよいかも。
主題歌ウクレレで弾き語りしてみたい。
恋の形
作画が気になってみた映画
『夜は短し歩けよ乙女』の監督ということは知っていたけれども、見たことがなかったから比べた評価は出来ないのを前提に…
爽快感な始まりがこれからの明るい物語を考えさせてくれて好きだなって思った。
感動するところもあったし、他のキャラとの関係性もよかった。
夏が始まったなって感じがして、海に行きたい!そう思わせてくれる青春ラブストーリー
実際この建物みたことある!みたいな絵もでてきたりしてアニメの世界という離れた世界ではなくてアニメと現実をつなげてくれる映画でした。
前半の部分が結構流れ気味なところがあってもう少しここがどうしてこーであーでってきになるぶぶんはたくさんあった。
これは全体を通して言えることなんだけれども同じ曲を歌いすぎ!
いや、それがこの映画の魅力なのかもだけど
でもでもなんだろ歌いすぎて貴重感がなかったなぁ
これが私的にううんっておもったとこ
でも見たことに後悔ないよ!
うう、つらい!つらいよー!
小学生だったら良かった。誰が?って、私が。
「んなワケあるかいな」の連発で私は大人になったんだなぁと老いを実感させてくれる作品です。
ファンタジー部分にツッコミはありません。死んだはずの恋人が水の中に現れた?!いいじゃない。愛じゃない?
そうじゃないリアルとして表現されている部分にツッコミが止まらないんです。
大人になってから「天使なんかじゃない」を読んだ感覚です。主人公の方のカップルを見たあの感覚。ぞぞぞ
だがしかし、さすが湯浅監督、さすがサイエンスSARU!水の表現がとっっても素晴らしい!!アニメーションであそこまで瑞々しいのはほんとこのスタジオだけじゃない?という素晴らしさ。リアルを追及してCGにならず、あのバシャバシャ感素晴らしい。
あと、どこかで感情むき出しの全力疾走があるのかと期待しましたが、それはやはりおしゃれな感じになっとりました。
わんぎょがチラっと出てきてなごみます。
波にのる
今年もアニメ映画は国内外共に強力ラインナップ。
国内でも定番のTVアニメの劇場版やゲームを基にした映画化、原恵一、新海誠ら人気監督の新作が。そして、この屈指の異才にして鬼才も。
湯浅政明監督の作品と言えば、『マインド・ゲーム』『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』など、言葉で説明するより見て貰った方が伝わり易いだろう。
湯浅ワールドとしか言い様が無い独特の作風、世界観。
そんな監督が本作で手掛けるのは意外や意外、ラブストーリー!
大学入学を機に、子供の頃住んでいた海辺の町に越してきたひな子。理由は、サーフィンが大好きだから。
ある日、住んでるアパートの火事騒ぎで、消防士の港と出会う。
ひな子の薦めで港もサーフィンを始め、そして二人は惹かれ合っていく…。
夏限定の物語ではなく、一年を通して描かれるが、やはり開幕早々の夏の青い海!青い空!
海!夏!恋!
これからの季節にぴったりだろう。
付き合い始めたひな子と港はとにかくラブラブ。
少女漫画のような理想的過ぎるシチュエーションではあるが、明るく元気なひな子と好青年の港は嫌みの無い爽やかカップル。二人の将来についても…。
ロマンチックなシーンもあり、湯浅監督が王道的な恋愛モノを手掛けるとは…!
でも、ご安心を。湯浅は湯浅。
ある冬の海で、港は溺れた人を助けようとして命を落としてしまう。
悲しみに暮れるひな子。何をしても港を思い出し、サーフィンすら辞めてしまう。
そんな時、不思議な事が。
二人の好きなある歌。その歌を歌うと、水の中に港が現れ…!?
ラブストーリーから突然、風変わりなファンタジーへ。
ちょいシュールでありつつも、不思議な設定とファンタスティックな水の演出は前作『夜明け告げるルーのうた』を彷彿。
序盤と終盤の事件的な花火と火事、そしてクライマックスの“波乗り”、ダイナミックな表現であると同時に個性的。
湯浅ワールドは健在。
ある歌を歌うと水の中に港が現れる。
ひな子は常に水筒を持ち歩き、海洋生物のビニールおもちゃに水を入れ、外を出歩くように。
傍目には奇行で、悲しみのあまりおかしくなったか。
ちなみに、水の中の港が見えるのはひな子だけ。
でも、それでもいい。また港と一緒に居られるのなら…。
ずっとこのままでいいのか。
抱き締める事も出来ない。キスする事も出来ない。手と手が触れ合う事すら出来ない。
最愛の人を失った悲しみは同情する。
でも、ずっと引き摺っててはいけない。
また、ひな子は自分の将来という波に乗れない。
自分は何をしたいのか。
まるで波に溺れた状態のひな子の道しるべとなったのは、港。
港は何故冬の海にサーフィンをしに行ったのか。
港がひな子を“ヒーロー”と呼ぶ理由。
ひな子と港の“最初の”出会い。
喪失からの立ち直り、自分の将来、港の存在…全ての出来事や出会いには必然と運命的な意味があり、クライマックス、文字通り再び波に乗るひな子の姿には胸がすく。
しっかりと、一人の少女の成長が描かれている。
おっちょこちょいだが、快活なひな子の声にオメデタ川栄李奈は合っている。って言うか、なかなか巧い。
港の後輩ら周りのサブエピソードも描かれ、中でも港の気の強い妹はナイスキャラで、声を担当した松本穂花は最近個人的にお気に入り。
画のタッチやキャラデザインは、目を見張るほど美しく繊細でリアルではなく、作風も含め、好き嫌いは分かれるだろう。
だけど、これまでの湯浅作品に比べマイルドな作りで、受け入れられ易い筈。
しかしながら、先週末の国内ランキングで初登場9位なのは残念無念…。
ファンは大勢居るが、まだ細田守や新海誠のような大ヒットや一般認知の波には乗れず…。
かと言って、本作は決して凡作や失敗作ではない。
少女と青年の恋、
前向きなメッセージ、
らしさもたっぷり、
好編の湯浅流ラブ・ファンタジー!
今後も幾つもの企画を抱える湯浅監督。
中でも気になるのは、久し振りに『クレヨンしんちゃん』に復帰するプロジェクト、『SUPER SHIRO』!
手抜きアニメ?
極めて少女漫画的な恋愛成長話
物語自体は極めて単純だ。前半で張られた伏線は予想どおり回収され、意外性は全くない。予想はついていた。ラブストーリーで恋人を亡くしたら、こういう展開にしかできないだろうと思う。良い意味でストレート。率直に言えばケレン味というか、妙味は全くないと言おうか...。
ラブストーリーが成長譚になるというのは、多分古今東西取り上げられ続けてきたテーマだ。少女漫画なんてその極致じゃないだろうか。好きな人がいて、その人の生き様に憧れて、自分は何ができるのか考える。そう考えると若い人向けの物語といえようか...。
ぐだぐだ書いているが、正直前半で完全にのめり込むのに失敗してしまい、後半は(描写に心は動くものの)ある種予想どおりの展開をなぞるように観させられる...という気分になってしまったのだ。
弱点としては前半に張った伏線が全部超分かりやすすぎたことだろう。「ヒーロー」って港に言わせちゃだめだろ。あれじゃ前半で大体分かるだろ...。あとは日常描写の現実離れ感。なんで一人暮らしの部屋があんなにでかいんだよ。最初の整頓されてない描写後半どこ行ったんだよ。細かすぎて嫌になるが、そういうところきっちりやるとのめり込みやすいことは確かなのだ。
あとは演技。片寄涼太の「声」自体は悪くない。王子様感がある。しかし...あそこまで「渡されたものを読んでます」感を出されると...浮くよ...主人公の現実感を失わせたのは完全に彼の声が原因だ。バックグラウンドをいくら後で描いても、伏線を回収しても、演技があれでは...川栄李奈と会話してるのを観るとつらくなってしまう。演技度が違いすぎるのだ。あれが演出の意図なのか演技の限界なのかは分からないが、主人公が後半ああいう形で登場するのに、あの現実感のなさを前半から見せつけられては...というのが正直な感想。
アニメとしての画の描写は素敵(コーヒー、オムライス、水)だったと思う。
しかし、これをアニメでやる理由は「水」しか思い浮かばなかったのも事実。
主題歌は...あそこまで使われるなら本望では。GENERATIONSの歌である必要は感じない(というか「夜明け告げるルーのうた」みたいに名曲を使うのではダメだったか...?)が、まあその辺はタイアップの関係か...。
こういう物語が刺さる歳じゃないんだな、と思いました。年代、感情の向き不向きというものは絶対にあって、この物語を素直に受け止められる自分ならよかったな、と思わなくもない。
「いいですね」
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