バイスのレビュー・感想・評価
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タイトルなし
第43代アメリカ合衆国大統領
ジョージ・W・ブッシュの下
「アメリカ史上最強で最凶の副大統領」と呼ばれたディック・チェイニー
#クリスチャンベール は20kg増量し演じた
チェイニーを中心に9・11テロからイラク戦争を起こしたホワイトハウスの裏側を描いた政治ドラマ
あまりスポットがあたらない副大統領
この映画ではチェイニー副大統領がアメリカ大統領と国民を操っていたホワイトハウスのフィクサーであった事を暴露している
.
ブッシュを演じた#サムロックウェル も
なんだか似てるよう気が🤭
そっくりさん勢揃いの
コメディタッチで描かれていて
パロディ映画のようにも見えるが
内容は事実に基づいていて深く重たい
想像どおりの内容だったけどおもしろかった。ドキュメンタリーは無理だ...
想像どおりの内容だったけどおもしろかった。ドキュメンタリーは無理だから作りましたって感じ。
エンドロールに挟まれたヤツはズルイけど、そこまで極端にしてでも伝えたい、知って欲しい、ってことなんだろう。
難しい
淡々と進んでいくのにチェイニーの恐ろしさ、アメリカの政治に関しては詳しくはわからないがブッシュ息子はかなりアレだったようで。
内容にはそこまで関心はなかったがクリスチャンベイルの変貌ぶりは相変わらずすごい、ここまで作り込む姿勢が作品に興味を持たせる。
9.11はアメリカの自作自演説もあるがどうなんだろうか
このチェイニーだったらやりかねないかも?
途中の偽エンドロールは笑った。
日本でもこんな作品が観たい
諸々の演出が「映画的」であるかは別として、これだけ面白ければ問題なし!ものまねグランプリな前半はそりゃ笑うし、後半はこの馬鹿げた物語が事実であるということにもはや笑うしかない。ナレーターの正体など、随所のブラックなギャグもいい。日本でもこんな作品が観たいね
クリスチャン・ベールのものまね演技がずば抜けている。チェイニーを知らない人でもそっくりだとわかるレベル。しかしこの空っぽの「ハート」の持ち主が、いわば自己実現のために世界を動かしていたんだから悪い冗談だ。それも国民のためであるとして詭弁を抜かすラストに、俺は真面目に背筋を正した
日本でも同じ方法論で、安倍晋三とか麻生太郎とか石原慎太郎とか猪瀬直樹とかで理論的には映画化できる。安倍晋三役はサンドウィッチマン伊達でよろしく
アダム・マッケイ監督、演出の手数は多いけど、コメディ演出以外の見せ方的な意味でいえば「対比」ぐらいしかないのが気になる。まあこの人の手がける作品のテーマ的に仕方ないことなのかなとは思う
ナオミ・ワッツの無駄遣いが面白いとか思っとったんやけど、あれは『フェア・ゲーム』ありきのキャスティングだとようやく気づいた。全然無駄じゃなかった
世界は権力に溢れてる
そうたな 後2回ぐらい観ないとなんとも言えない映画だな実話にしろなんにしろ権力が支配するのは命のあるどの世界でも同じ 権力を握ることが全ての人間の目的のような気がした作品、実際にいた政治家だからどうしてもそちら側からの目線になってしまう いろいろ考えたい映画だった
他国の政治の駆け引きはわからない
アメリカのあるあるが所々ピンと来なかった。
ただどうしようもない所が人間性であり、そのことが恐ろしいと伝わった。ジョークにするしかないからこの映画はコメディなのだろう。
映画と現実が最悪を競う世界。。
しかし最近は「この話は実話である」という作品が多く、逆に事実でない話ってどんなんだっけ?とふと思ったりしていた。もちろんマーベルとかは別で。
本作鑑賞後、そのぼやっとした疑問まで行かない何かを解消するような作品が思い浮かんだ。ハウスオブカード だ。
両作品はとても似ている。支持を得るとかどう見られてるかとか関係ない権力フェチ。少なからずキャリアに影響を及ぼす嫁。最後の目線をこっちに向けるのはフランシス・アンダーウッドオマージュか?
ハウスオブカード は今となっては、悪い意味で未来を予測している部分があり、一方本作は過去にこんな事があったということを伝えており、フィクションと、そうでないものそれぞれの役割を果たしていると言えるだろう。いやーやはり映画(Netflix含む)って素晴らしい笑
クリスチャンベールの渾身の演技は素晴らしいが、本作やはり、予告にもあるブッシュが副大統領やってくれとお願いする2人の庭シーン、ここがベストだろう。何もわかってないブッシュ最高!っていう。。
ノリの良い政治家映画
政治家伝記物としては頭抜けて面白かった。
テンポも良いし、音楽も良かった。
そして、ところどころと言うか全編に渡り馬鹿に
してるのが小気味良かった。
サムロックウェルのブッシュが似過ぎてて笑った。
ブッシュはあからさまに馬鹿にしてるけど、
チェイニーはある程度魅力的な人物には描かれていて、
初めは、クズ野郎が副大統領まで成り上がる話だと
勘違いするほどだった。
ブッシュ政権下での法の拡大解釈による横暴は、
これって法改正が控えてる日本を観てるようで
ゾッとした。
薄っぺらい
「戦争屋」
基本的にアメリカの政治家は戦争屋としか思ってないのですが、9.11後のブッシュの取り巻きネオコンは特に戦争屋という呼び方にふさわしい人間だと思います。やっている事は悪魔の所業なのに、考えが薄っぺらいというか哲学が無いというか。悪党中の悪党を題材にするのは良いけれど、悪党をポジティブに描き過ぎているのがイマイチでした。地獄に落ちて欲しいと思います。
2019 BD/DVD 60
正直アメリカの政治などに興味はありません。
ただ今回も役作りしたクリスチャンベールが見たかっただけです。
役はほんと素晴らしかったと思います。
映画の内容は政治なので星半分で。
フォードvsフェラーリでマットデイモンとの共演楽しみです
曲がる影には曲がれる愚行あり
同じ製作チームによる『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は自分がお金の動きに疎い事もありちんぷんかんぷんだったが、本作はなかなか。
題材に興味惹かれた。
ブッシュ政権時の副大統領、ディック・チェイニー。
恥ずかしながら、本作でチェイニーの事を知ったくらい。
そもそもアメリカの大統領は誰でも知っているが、副大統領までは知らない。
何故に副大統領の事を描く…?
何故ならこの副大統領、ただの副大統領ではない。
“影の大統領”であり“史上最強の副大統領”であり“史上最悪の副大統領”であった…。
ある意味、サクセスストーリーとでも言うべきか。
元は田舎町の電気工。
やがて政界に入り、首席補佐官、下院議員、国防長官、そして副大統領へ。アメリカ政府を裏で操るまでに。
大出世というより、上り詰めるという言葉の方がぴったり。
その成り上がり術は、少しでも恩恵に預かりたいくらい…?
が、最初から世渡り上手ではなかった。
電気工時代は酒に溺れ、しがない毎日。
そんな彼の尻を叩いて一念発起させたのは、妻のリン。
後の大権力者も、妻の内助の功あってこそ。
政界に入ってからは、そこは“自分の世界”。
まず、誰に仕えるか。その見極めの目が光った。
当時下院議員だったラムズフェルドの下に就き、信頼を勝ち得て、政治の表と裏を学ぶ。
野心は勿論あったであろう。でなければ、あそこまで上り詰めたりはしない。
でもそれを表面に出さないで、あくまでも一歩下がり、忠実で裏方に徹する。
ブッシュから副大統領を打診された時も。
アホなブッシュが最高権力者の座に就くより、政治の表と裏も知っている自分の方が適任だったかもしれない。
しかし、これでいいのだ。名ばかりの大統領はアホにくれてやり、彼を盾にしその影で、自分が…。
良く言えば出来るやり手、悪く言えば虎視眈々、権力、欲…。
見ていたら、次第に末恐ろしさすら感じ始めた。
全てが順風満帆ではない。
党が敗れ一時は政界を去った事もあるし、何より彼を苦しめたのは、持病の心臓病。
倒れた事も一度や二度ではない。命の危険や移植が必要なくらい深刻。
倒れてもその度に復活し、政界では良くも悪くも手腕を振るう。
その不屈の精神(権力欲?)にはさすがに頭が下がる。
作風は思ってた以上にコメディ色が強い。皮肉と風刺の政界ブラック・コメディ。
監督アダム・マッケイは元々コメディ畑出身で(はっきり言うとおバカコメディが多かった)、『マネー・ショート』で思わぬ才を発揮。ピリリと辛口の滑稽な笑いとトリッキーな演出(途中でエンドクレジット…!?)で、快テンポで見れる。
でもやはり、主演クリスチャン・ベールだろう。
チェイニーの若い頃から老年期まで、特殊メイクを施し、仕草や口調まで完コピしたという。
圧巻は話題の肉体改造。20㎏の増量。
実際のチェイニーの画像も見たが、あまりの激似に仰天…!
毎度毎度の徹底した役作りは凄まじいが、増減の肉体改造は心配するくらい。
それほどの大熱演、怪演は一見の価値あり!
ベール以外も、ラムズフェルド役のスティーヴ・カレル、ブッシュ役のサム・ロックウェル、パウエル役のタイラー・ペリーら個性派が、未だご健在の政治家たちを激似メイクで巧演。
中でも、妻リン役のエイミー・アダムスはさすがの好助演、存在感。
それにしても、本人たちはどう思っているんだろう…?
伝記映画はその人の偉業を称える事が多いが、政治家の伝記映画の場合、勿論それを描きつつも、そうでない事の方が多い。
殊に本作に至っては、チェイニーを称賛するような描写や作風はまるでない。寧ろ、どちらかと言うと…。
だってチェイニーは、“史上最悪の副大統領”。
そう呼ばれる所以は…
あの9・11の報復として始まったイラク戦争。
表向きはブッシュの好戦的な決断のように思われているが、本作を見ると実際は…。
イラク戦争を始めた黒幕は、チェイニー。
全ての情報を自分の所で留め、確たる証拠も無く独断で決め、歪曲した決定をあたかも真実かのように大統領に報告し…。
結果この戦争は、テロリストだけを葬るのならまだしも、米軍兵やイラクやアフガンの民間人にも死傷者多数。テロ首謀者に固執するあまり、別のテロリストを野放しにし、新たな被害を拡げさせてしまったという大愚行。
チェイニーにとっては正義という大義名分だったかもしれないが、それは独善以外の何物でもない。
正義とは…? 報復とは…?
ベトナム戦争の過ちを思い返させるような、何故こんな戦争を…?
何故それに至った…?
本作は単なるヤバすぎる暴露話、政界ブラック・コメディではない。
チェイニーを題材にし、その過ちを痛烈に糾弾したメッセージ性の強い社会派ドラマでもある。
アメコミやシリーズ物やリブートやアニメの実写化続き嘆かれるハリウッドだが、ちゃんとこういう作品も作る所が、本当の意味で“自由の国アメリカ”。
トランプ批判映画もこれからどんどん作られていくだろう。
それに比べたら日本映画界は…。
日本でもこういう挑戦的な社会派映画を作ろうとする考え、無いのだろうか…?
例えば…、田中角栄を題材にして、その破天荒さや手腕や野望や失脚までを包み隠さず、往年の山本薩夫監督作のように圧倒的なパワフルさと熱量で、上映時間も3時間の長尺で見応えたっぷりの社会派エンタメとして。
題して、『日本列島改造』!
如何でしょう、日本の映画製作関係者の皆さん?
チェルニーを通してみる私物、米国
釣り好き少年が、母に捨てられないことだけをモチベーションに感情を排除した人生を歩みだしてその結果…というストーリーと解釈した。
母の役割だったのは、妻のリン。
(それを明確にするためにチェイニー自身の血縁者を登場させていない)
工事現場の事故者=イラクの負傷兵
チェイニーの対峙態度の変化が少年の変化。
*
チェイニーがどうというよりは、世界最強の国が私情で動かせてしまうという米国のシステムのあり方への批判であり、トランプ政権への批判でもあったと感じた。
しかし、こうやって直接的に政治批判を表現できるのは日本にはない良さだと感じた。
コメディ 風刺とは
コメディ 風刺は正にこうでなくちゃと…
観客を楽しませながら、きっちりと現実も伝えている。 全く今の日本ではないか…
ウォーマンラッシュアワーの彼は観たかな?
みな 役者たちがのモノマネ演技もいい感じ
レストランのメニューのシーンとか最後の釣り針と様々なルアーとか…政治理念(belief)?と聞かれて爆笑のラムズフェルド…そりゃそうだ fishingに理念なんて…どんな餌を撒くかだ…最後は観客にお前ら釣り上げられる魚なんだと突きつけられる
シニカルでブラックだった
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