スモーキング・エイリアンズ
劇場公開日:2018年12月15日
解説
ヘビースモーカーとエイリアンの戦いという奇抜な設定で注目を集め、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018の「ゆうばりチョイス部門」でも上映もされたSFアクションムービー。監督は、「101回目のベッド・イン」「恋のプロトタイプ」など多彩なジャンルを手がける中村公彦。脚本はピンク映画で多数の作品を送り出している小松公典。夫を亡くして以来、ビル清掃の仕事をしながらひとり娘を育てているシングルマザーの花沢香は、変化のない日々の中で、タバコだけが癒しだった。しかし、職場では喫煙室が縮小され、タバコの値上がりや歩行喫煙禁止条例など、喫煙者の肩身は狭くなっていくばかり。そんなある日、宇宙から飛来した謎の生物が人間に寄生するという事件が発生。香の職場も大半の社員が寄生されてしまう。香と生き残った同僚たちはオフィスに閉じ込められ逃げ場を失うが、やがて宇宙生物がタバコの煙に弱いことがわかり……。
2018年製作/82分/日本
配給:リアリーライクフィルムズ、INNERVISIONS
スタッフ・キャスト
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2022年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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禁煙運動の逆風凄まじいこんなご時世によく創れたものですね、クラウドファウンディングの自主製作映画でなければ120%没企画でしょう。
ナマコのような寄生生物が煙草に弱いという発想だがエイリアンがばい菌に弱いと言うのはH・G・ウェルズの宇宙戦争(1898)以来の定説ですから体に悪い煙草なら尚更感はありますね。
ただ、タイトルのスモーキング・エイリアンズでは喫煙エイリアンになってしまう、スモーカーVSエイリアンズと言うのが正しいでしょう。逆にタイトル通り煙草好きの生物で喫煙者に好んで寄生するというプロットなら、まだ世の中の風当たりは弱かったかも知れませんが、ピンク畑のスタッフ、キャストの境遇から推し量れば、マイナーびいきに振れたとしても納得です。撃退法もキスで煙を吹き込むという突飛な演出、煙に巻かれました。
タブーに抗うというのが彼らの生き方なので批判を受けるのは百も承知、表現の自由が映画ではまだ失われていないことだけは再認識させられました。
2018年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
最近何かと肩身の狭い思いの「タバコ」がエイリアンへの武器になるという、なんとも奇想天外な映画。テンポよく、笑いも多くて面白い。主演の倖田李梨らのアクションが想像以上に良い。またヒロインのしじみもかわいかった。
監督は非喫煙者とのこと。笑いながら見ていた私も非喫煙者。タバコを吸わない人も楽しめるタバコ・ムービー。
2018年12月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
期待以上の出来でした。予告編を見る限りでは期待できていませんでしたが、
実際は見た良かったと満足のいく映画でした。初見でしたが主演の倖田李梨さんがかっこいいです。
和製サラコナーばりにかっこいいアクションを繰り広げてくれます。
ヒロインのしじみさんはかわいいです。その他俳優陣もそれぞれ個性あふれるメンバーばかり。
ぜひもう一度見てみたいな思うそんな映画でした。
おそらくですが日本で最後の喫煙を前面に出した映画になるのではないでしょうか
いろいろ評価は別れるかもしれないですが、一回見て損はないかと思います
2018年12月17日
Androidアプリから投稿
ある日何とか座流星群に混ざって飛来した人に寄生し増殖するエイリアンに襲われた町のとあるオフィスビルで、エイリアンと戦う喫煙者達の話。
健康志向の副社長の意向でどんどん喫煙所が縮小される会社で働く肩身の狭い喫煙者達。
次々にエイリアンに侵され従業員がゾンビ化していく中、偶然エイリアンは煙草が弱点と気付くというストーリー。
自主製作感バリバリの単純な上に安くておバカなドタバタコメディでわかりやすいことこの上ないストーリーなんだけど、それが褒め言葉になる様な作品。自分が超ヘビースモーカーだから嫌悪感皆無だったしね。
ところどころみせるシリアスっぽい台詞とか展開もまた面白いし、訳の判らない&どうでも良いバックストーリーというか設定も口説くなくて、最初から最後までバカバカしさに浸れた。
どうでも良いっちゃあそうなんだけど、煙草を吸えない俳優にヘビースモーカーの役はかわいそうだし、ちょっと目についた。