アポストル 復讐の掟のレビュー・感想・評価
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イギリスとアメリカ映画
Netflixで鑑賞。
これ、実はイギリスとアメリカの合同制作映画です。
以下、少しネタバレ有りですが、1度は観ても良いかもしれません。
丁度、1900年、20世紀に入った頃を舞台とした
時代劇映画になりますが、その一部の景色や世界観がうまく描かれていました。
勿論、
フィクションだと思いますが、ホラー要素も取り入れながら、バイオレンスなシーンもうまく組み込まれており、より現実的に近づけるイメージとした作品となっています。
他の映画のような、アクション、ハデさや迫力が物足りないところもあるかもしれませんが、それはそれで、より現実的に近いイメージになると考える事ができるので、個人的には、気にせず、観ることができました。そして、部分的にホラー要素やちょっとしたアクションを取り入れることで、面白味が生まれます。
痛々しいシーンや、バイオレンス、残酷な内容やシーンも多いので、閲覧注意ですが、現代や現実の社会的にも似たような物事があったりするので、納得できるかもしれません。SAWの映画のようなツッコミどころが多いトラップや設定、スプラッターシーンとはひと味違う感じ。
特に、処刑、惨い尋問や拷問のシーンは、昔、戦争や中世のヨーロッパにもあったので、痛々しいな…と思いながらも、納得…した…感じで、観てました。
ストーリーはシンプルですが、様々な人間関係の様子も多少、描かれており、緊迫したシーンもありました。
物語の終盤では、最後の対決、火事が起こり、主人公の方が、自分を犠牲にしながらも、妹や女性などを助けて、無事に脱出させるところがクールだと思いました。
結局、主人公の方の最後は、入れ替わり?どうなるんだろう?的な自然と一体になる?あやふやな感じで終わりましたが、これもホラーらしさや、SFに例えるなら、マトリックス レボリューションズのネオの最後みたいに似ていたので、僕としてはやや満足かな。
最後の効果音や音楽も、個人的には気に入った。
集落の描写は良かった!!
最近劇場で観た「ミッドサマー」は集落自体や村人の描写がかなり薄かったので、それよりは良く描写できていたと思います。主人公視点のイベントやピンチは物足りなく、後半の山場は主人公不在だったので、長い割にやや散漫で薄い印象でした。
もっと暴れて欲しかった
この手の作品だと主人公は非力で逃げ回るのが常だが、今作は違う。
自ら身体を張って敵と戦うのである。
そう、今作はバトル映画だ。
そこはギャレスエバンス監督らしいと言える。
だからドラマパートでグダグダしていたカメラも、バトルシーンになるといきなりイキイキし始める。
個人的には気を使わず、やりたい放題した方が良かったと思う。
消化不良感
ギャレス・エヴァンス監督でカルト教団が絡むとなれば、そりゃあ「V/H/S ネクストレベル」の名作中の名作「セイフヘイヴン」を期待しちゃうし、冒頭からやたらと目付きの鋭さ値と潜入能力が高い主人公を見せられたら「レイド」を期待しちゃうじゃないですか!で、確かにセイフヘイヴン+レイドな感じもちょろ〜〜〜〜っとあるんですけど。
いかんせんギャレス・エヴァンスにしてはテンポが悪く、ダラダラと長い。長くなった部分がこの映画のテーマや不気味さを引き立てていたりすればいいんだけど、そういう訳でもない。かといって人物たちの心情が深く掘られているという訳でもなく、正直全方位に中途半端な出来になってしまったかなと。
ギャレス・エヴァンス版クトゥルフっぽい感じをやりたかったのかな?という感じもあるけどそこまでSAN値けずっても来ないのはよくわからない。いや君、もっと普段SAN値削ってくるタイプの監督さんですやんか・・・
画づくりもレイドシリーズに比べてもうまくなってるし(ギミックが抑えめなのは残念だけど・・・)随所にギャレス・エヴァンスらしいバイオレンス・アンド・キモいマンが見て取れてほうほう!とはなるし、本当に決して他監督にはないオリジナリティがしっかりあるのは間違いないのですが、何でネトフリ一発目にコレなんだという。。。新しい方向性でって企画だったのかもしれないですけど、やっぱり見たいのはコレじゃないんだなぁ。
でもやっぱり大好きですギャレス・エヴァンス。次はハチャメチャにやっちゃってくれよな!
ちょっと長い……
カルト教団が 身代金目的で若い女性を拉致し、自分達の暮らす島に監禁していた。
それを知った女性の兄が、妹を救い出す為に 単身島に乗り込む。
しかし、そこで見た光景は 異様なものだった…。
カルト教団っつったって、所詮は人間のやってること。自分達の都合の良い様に信者をコントロールし、恐怖によって押さえつけている。
ナンバー2?のオッサンも、相当タチが悪いし 胸クソだった。
ドリルを使った殺害方法も、最悪。俺に逆らえばこうなるんだぞ!っていう脅しの為に殺されて、あの子が可哀想だったな…。
なんか、森の妖精???のオバサン???
そう云うのは詳しくないんだけど、気色悪かったな。
処刑人みたいな、頭に何か被った(ピラミッドヘッド風なw)奴の正体も良く解らんし。
このコミュニティを守る為に、何でもアリの犠牲になった彼女は本当に気の毒でしたね…。
アラが多い脚本だが雰囲気は良い
誘拐された妹を救うため信仰宗教団体が牛耳る島を訪れたトーマスは、その危険な様相を目の当たりにし…。
Netflixオリジナル映画。処刑や拷問など精神的にも視覚的にもエグい描写たっぷりのスリラー。尺も長いし、脚本にもアラが多いがホラーゲーム好きにはハマりそう。
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