ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!

劇場公開日:

ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!

解説

北欧のメタル大国フィンランドを舞台に、巨大フェスを目指す売れないメタルバンドの珍道中を描いたコメディ。フィンランド北部の田舎の村。退屈な毎日を送る25歳のトゥロは、“終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル”というジャンルを標榜する4人組ヘビーメタルバンドでボーカルを担当している。彼らは結成から12年間、ライブをしたこともオリジナル曲を作ったこともないコピーバンドだ。ある日、ついに自分たちの曲を作ることを決意した彼らは、試行錯誤の末に超キラーな名曲を完成させる。そんな中、ノルウェーの巨大メタルフェス主催者がひょんなことからメンバーの家を訪れ、彼らに千載一遇のチャンスが舞い込む。バンド名は「インペイルド・レクタム(直腸陥没)」に決定し、初ライブに挑む彼らだったが……。フィンランドを代表するヘビーメタルバンド「ストラトヴァリウス」のラウリ・ポラーが音楽を担当。「フィンランド映画祭2018」(18年11月3~9日/ユーロスペース)では「ヘヴィー・トリップ」のタイトルで上映された。

2018年製作/91分/R15+/フィンランド・ノルウェー合作
原題または英題:Hevi reissue
配給:SPACE SHOWER FILMS
劇場公開日:2019年12月27日

スタッフ・キャスト

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(C)Making Movies, Filmcamp, Umed ia, Mutant Koala Pictures 2018

映画レビュー

5.0(部分的に)ロスバンドが好きな方はぜひ

2024年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年367本目(合計1,459本目/今月(2024年10月度)18本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。

 映画の冒頭に出てきますが、フィンランドは音楽、とくにメタルロックに関しては北欧どころか世界各国までみても類をみないほど盛んであるようです(当時(2019年)の作品だが、2024年時点でそうそう変わっているとは思えない)。

 いわゆる売れないバンドがある機会がひょんな調子でチャンスをつかみ、初ライブに挑むというお話です。このお話って2021年だったか、あっちはノルウェーですが「ロスバンド」と通じるところがありますね(もちろんストーリーが部分的に似るだけであって、登場人物の属性等はまるで異なる)。

 映画としては完全に「音楽映画」のカテゴリでドキュメンタリーではありませんが、遠く離れたフィンランドという場所において、特にメタルロックというなかなか情報が得にくいことがらについて(映画としては一つの(ドキュメンタリーではない)作品だとしても)いろいろ描かれていて、ドキュメンタリーの「ようにも見える」点がとても良かったです。

 現在ではVODでもあるようなので、あれこれ書かないほうが良いのかな…。
展開的にどうしても(後続の)ロスバンドに似た展開になるのは、「売れないバンドがひょんな調子でチャンスをゲットして全国大会などに出る」(という趣旨のストーリー)というのが「よくある音楽バンドもののテンプレ」であって、どっちがパクったパクられたという類のものではないと思います。また、「大きな筋でみれば」そういう共通項がありますが、コメディさを前面に押し出した「ロスバンド」と比べるとこちらはコメディ要素はありますが少な目です(まったくないわけではない)。

 採点にあたっては、「フィンランド語などの翻訳の字幕抜け」が気になりましたが、街中などの表現であり、それ(たぶん、描写からして「タバコ屋」が正解か)が何であろうとストーリー上関係しませんのでフルスコアにしています。

 映画館によっては復刻上映等しているところもあるので機会があればぜひ(VODでも見ることはできるようです)。

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yukispica

1.5う〜ん。

2024年9月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ちょっととあるサイトで見かけたので鑑賞してみたのですが合わなかったです、最初はコメディノリでしたが途中から飽きてきて長く感じる90分でした。

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はまぐりの短い感想文

5.0シベリウス 交響曲第5番、交響曲第7番そして交響詩フィンランディア

2023年12月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.0メタル愛溢るる笑いと情熱

2020年12月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

シネマート新宿で一夜限りイベントで鑑賞。

観て良かったー。さすがシネマートさん。
ありがとうございました。

なんでしょ、作品全体から滲み出るメタル愛。
いちいち琴線に触れるんだよなー。
で、北欧の村が舞台ってのが牧歌的で、なんだろ?
日本人の原風景にフィットしてるんだよなー。

おらが村から有名人になるかもしれないバンドが引き起こすドタバタをゲラゲラ笑いながら(笑いのセンスが秀逸)観ていくと、な、な、なんとラストは思わずメロイックサインを振り上げてる僕がいました。

なんだよー!なんなんだよー!
めちゃくちゃ面白いじゃないかよー。
ストーリーが簡潔、ご都合展開ウェルカム!
だってこの映画、メタル愛たっぷりのコメディ。

でも、熱いよ。

メタル好きじゃなくても楽しめます。

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バリカタ

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