たまゆらのマリ子

劇場公開日:

たまゆらのマリ子

解説

都市で疲弊しながら生きる人びとの苦悩、孤独、そして欲望を赤裸々に描いた人間ドラマ。結婚6年目にして年下の夫と家庭内別居状態の主婦マリ子。彼女の日々の不満は家庭だけにとどまらず、職場であるバッティングセンターでも横暴な店長や勝手気ままな後輩の言動に振り回されていた。そんな日々に嫌気がさし、OL時代の友人まどかに頼るが、まどかからも見放されてしまう。ギリギリのところまで追い込まれてしまったマリ子は次第に正気とは思えない行動へと走るようになるが……。ヨーロッパ最大級のインディペンデント映画祭、レインダンス映画祭コンペティション部門など、国内外の映画祭で上映された。監督は「焦げ女、嗤う」の瀬川浩志。

2017年製作/65分/日本
劇場公開日:2018年12月1日

スタッフ・キャスト

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(C)たまゆらのマリ子製作委員会

映画レビュー

3.0ストレスが女をだめにする ストレスが地球をだめにする

2024年5月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

怖い

瀬川浩志監督作品脚本作品初鑑賞

最初に店長に叱られている女がヒロインかと思いきやそれを傍観していた同僚が主人公

職場の上司や夫婦間などのストレスに爆発し凶暴化した主婦の話
バケツを頭に乗せて自転車を盗むあの一連のシーン好き
反社会的で不謹慎だがスカッとした
自分は偽善者じゃないのでヤフコメ民とかX民とかがるちゃん民とかそういう人たちとはあまり共感できないからな

終盤を除くとこっちまでイライラする内容

誤解が解けるがあの内容なら自宅に呼ぶな
なんか不自然
脚本的に白々しいのでマイナスポイント

夫婦円満になったようだがあの流れから牛尾千聖の乳房が披露されることなかった
正直見たかった気もする
不自然だけどまあいいでしょう

役名情報が乏しいがエンドロールで判明する
影のMVPともいえる雑貨屋役として松浦慎一郎が登場するがキャスト情報で記載されているサイトは皆無で残念

配役
バッティングセンターで働く主婦の満井マリ子に牛尾千聖
マリ子の6歳年下の夫の智晴に山科圭太
バッティングセンターの店長でセクハラパワハラやりたい放題の鱈目賢一に三浦英
マリ子の同僚で自己中でよく喋る園田みはるに後藤ひかり
マリ子の同僚でちょっと陰キャの嗣野よし未に加藤智子
マリ子のOL時代の友人の岡崎まどかに根岸絵美
まどかの友人の倉本里海に西尾佳織
智晴の大学時代の同級生の脇田希に福原舞弓
マリ子と智晴の息子の理玖に高橋瞳天
チンピラ3人組のリーダー格のサトルに柳谷一成
マリ子の様子から機転を利かせて菜切り包丁を売った雑貨店店主に松浦慎一郎

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野川新栄