「ロートレック!?」ディリリとパリの時間旅行 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
ロートレック!?
物語で描かれるパリの街は、ベルエポックの華やいだ雰囲気をたたえる一方、貧しい人々や、犯罪の不穏な空気感、地下に発達した下水道まで、描いている。
光と影の部分ということだろうか。
登場するアーティストや音楽家、小説家、女優は誰でも聞いたことがあるような者たちで、ちょっと自慢してるのか?と思いたくなるくらいだ。
僕は、ロートレックの背の低さに驚いた。
これに対して、ドガの身長は高くて、イメージでは全く逆なのにと…。
お話は、混血の少女の冒険の物語で、ジェットコースター的ではないが、勧善懲悪。
日本のアニメとは随分異なる感じで、動きは緩やかで独特な表現が、フランスらしい雰囲気を醸し出してて、なんか良かった。
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