「"ゆるいキャンプ"というより社会人となった5人のお話」映画 ゆるキャン△ GORINさんの映画レビュー(感想・評価)
"ゆるいキャンプ"というより社会人となった5人のお話
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「ゆるキャン△」として欲しかった方向性ではなかったけれど、退屈しない程度には面白い内容だと思います。
【よかった点】
あの5人が社会人になった時、どんな姿でこの世の中を生きているのか?そして5人全員が再会した時、何をするのか?そういった点が気になる人にはオススメの作品。5人以外の登場人物もたくさん出てきて、彼ら彼女らの変化もを楽しめます。
【微妙な点】
仕事・家事・学業といった現実世界のタスクから落ち着く手段として、"キャンプをゆるく描いたアニメ"を楽しみたい人には、黄色信号。5人がキャンプ場をガチめに作る上、現実寄りの問題にいくつか当たります。
【考えてみた】
元々「ゆるキャン△」は女の子同士の友情などで、男性受けする"甘味"は抜いてると、以前スタッフコメントで見かけました。今回の劇場版では大人なら誰もが共感できる社会人的な現実問題="苦味"として出ています。コレをリアリティとして良しとするか、癒されないとして悪いとするかで、好き嫌いが出るかと。このサイトでもこの部分で評価が分かれているかと思います。
【終わりに】
個人的な感想ですが、チビ犬子が以外な道を選んでた!そして、まさかの2人目のグビ姐!欲を言えば、もう少しキャンプして欲しかった!
"ゆるいキャンプ"はできなくなった、という点から察するに、もしかしたら最終回的な意図なのかなぁ...(考えすぎだといいな)
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