麻雀放浪記2020のレビュー・感想・評価
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バカバカしくて凄い好き
これ原案・阿佐田哲也でいいの? ってくらい原型はとどめてないけど、坊や哲、ドサ健、出目徳、女衒の達、ママと出てくるからいいのか。
脚本バカバカしくていいよね。心情描写ほとんどなくて、淡々と進んでくのもいい。
ところどころ「あれ? 本当に面白い」ってとこがあるんだけど、エンドロールの「プロット協力 片山まさゆき」を観て納得。そういうノリだった。
岡崎体育いいね。怪しい感じが良かった。これから色んな映画に出るだろうな。
斎藤工は仕事選ぼうよって気もするんだけど、寧ろ厳選してこれなんだろうな。その姿勢がいい。
チャラン・ポ・ランタンの もも は、はじめ「なんだこの女」って感じなんだけど、だんだん可愛く見えてくるんだよね。きれいすぎないヒロインが作風に合ってて良かった。
ベッキーのAI感もすごかったな。独り二の二の天和を決めるところの描写も良かった。足舐められるのは大変だなと思ったけど。
何も考えずにぼーっと観るにはすごく良い映画だと思うよ。
ハッキリ言って近未来コメディー映画❗
星🌟🌟🌟🌟前作真田広之主演の作品は観てないのですがこちらは前作と違ってコメディータッチになってました❗正直最初戸惑ったのですがコメディー映画と割り切って観れば意外と面白かったです❗斎藤工のコメディー作品は観たことがなかったのですが真面目に可笑しいことを演じていてそれが意外と新鮮で良かったです❗ドテ子役のももも役に合っていて地下アイドルにしてはとうがたってて売れないのも解るし事務所の社長役の竹中直人も久しぶりにコミカルな演技で熱演していて面白かったです❗ただベッキーが戦後間もないのに外人で飲み屋のママはちょっと…と思ったのですがラストアリータのパロディーで納得しました❗たぶん評価が分かれる作品だと思いますが私は意外と楽しめた作品でした❗
中途半端
ベッキーは良かったけど
残念ながら何度も欠伸が出た。
全体の感想は、監督、脚本、俳優がチグハグで噛み合っていないということ。
がっかりしたのは、哲が成り上がって行くのが見せ場なのに、さらっと進んでしまって、カタルシスがない。
また墜ちる理由も唐突で、チンチロを無理やり入れ込んだ感じで、感情移入できず。脚本の浅さ、練り込み不足が見られた。
編集、もっとテンポ良くできる。2時間はちょっと長い。
セット、閉塞感、圧迫感、逃げられない感じが続くのは辛い。
居心地の悪さ、臭いがしそうな不愉快さはリアルだが。
美術、ごちゃごちゃ。
情報が多く、読んでも別にストーリーと関連もなく、疲れる。
諷刺、監視社会と東京オリンピック批判は良いが、警官の描写は単調。
撮影、iPhone画面は安っぽくてマイナス。
揺れなくて良い所で揺れる。
コメディだからこそ綺麗な絵の方が良い。
と、色々不満を挙げたが、事前に読んだ原作よりは良い。
原作もかなり支離滅裂で、人物描写が下手なのに評価が高すぎる。
瀧は、本当に端役で拍子抜け。
こんな役に、とばっちりで公開中止になっていたら、確かに勿体無い。
ただ、カットでも撮り直しでも楽にできるだろうと思われる出演時間。
「逆に話題になってラッキーだったんじゃ?」という爆笑問題太田の感想は、ドンピシャ。
白石監督は何か持ってる。
期待しないで観たので腹を立てずに済んだ。
むしろベッキーの演技力に驚いた。
演技は、主役○、小松◎、的場△、竹中は私は昔から生理的に✕。
ヒロインも最後まで可愛く見えては来なかった。
パンフレットが売切れは邦画で初めてだったが、買えないで私には正解。
ただ白石監督には期待している。
今の邦画では監督しか観る価値がない。
無茶苦茶な映画☆
やっちまったな・・・斎藤さん
斉藤工さんが、構想10年って語ってたし、体張った番宣してたし・・・
外すだろうと思いながら、いつもの劇場で時間確認するとやってない^^;;;
大阪まで行ってレイトショー鑑賞しました。
話題のピエールさん出てましたけど、出てなきゃ出てなくてもいいレベル
全編iPhoneで撮影って部分は、メイキング見ないと分からないレベル
設定も無茶振り感満載で、斎藤工が”20歳で童貞”ってのは無理くり過ぎるレベル(^◇^;)
そして誰!?って感じのヒロインにテンション下がり、モニタリングかよwって感じのベッキーと竹中さんの悪ノリがね、、、
Vシネマレベルにしてしまった感はある〜☆1.6
残念
さよう、りっぱなしまうま!
まず、麻雀のルールを知らない人が見たらどうなのか?おそらく大丈夫。多分。
牌譜や戦略はほとんど描かれず、麻雀シーンの大部分はイカサマとハッタリで進む。まだ「Saki」の方が真面目に麻雀してました。
内容について。このトッ散らかり具合は凄い。
製作者の熱意と反骨は充分過ぎるほど伝わってきますが、それらの要素が全く噛み合っていない。
ふんどし、ベッキー、しまうま、申し訳程度の原作要素…思い付くままに全部ブチ込んでみたら、こんな怪作になっちゃったみたいな。
私は熱くて好きです。ヒロイン・ドテ子のゲテモノ具合も素晴らしい。いや映画としてはアレだけど。
そもそも「麻雀放浪記」自体がワイザツの結晶体だしなぁ…今作と原作を対比して怒ってる方々は何なんですかね?聖書のつもりかね?
阿佐田先生は今頃、この映画見てニヤニヤしつつ居眠ってるよ。地獄で。
ところでところで、みんな言ってるように「瀧」の出番はほとんどないし、重要な役でもない。
あんなの差し替え撮影も可能だろうし、何ならCGで存在ごと消すか、シーン全カットでも問題なかったはず。
これはつまり、こういう事だよね。
①「自粛」「ベッキー」「謝罪会見」「舛添」等のワードから見える、世間様に対する製作者の意地
②東映の宣伝戦略
意見が極端に分かれる作品
悪ふざけコメディならあり
評価が低すぎるのでスルーかと思いましたが、逆に怖いもの見たさで、、、
白石監督と音尾琢真ということで、熟考の結果鑑賞です。
結果、こんな映画があっても良いかと。
ハードルを下げて、コメディだと思えば笑える。
コメディと言うよりも、深夜番組やネット番組のコントみたい。
ブラックユーモアがいくつかハマりました。
予定外で演出では無いとはいえ、
ピエール瀧と、別シーンのヒロポンが、、、汗
ヒロポン打つのがピエール瀧じゃなくて良かった。
他にも所々、その名前使う?とか、シマウマってとか、バカバカしい笑いがあります。
麻雀はあまり詳しくないですが、それは無いと思うところもありますが、まあ、コメディだしと思えば気になりませんでした。
「構想10年」とか言いますけど、そもそも東京オリンピックなんて決まってないし。「構想10年」という言葉も悪ふざけなんでしょう。
ただ、見終わったあとに何も残りません。
友達に勧めるかといえば勧めないを
でも、こういう映画があっても良いかと。
余談ですが、ピエール瀧さんは好きな俳優さんです。治療頑張ってください。今のご時世、テレビで復活は難しいかもしれませんが、俳優さんとしてまた見てみたい。出来る役も限られるかもしれないけど、悪人の役でも見てみたいです。
B級系に出た時の斎藤工の振り幅よ
あとからじわじわくる…思い返すと、めっちゃおもろい映画だと思う。
テイストはおそらくB級映画の良作バージョンみたいな感じで。
やーなんでしょ、斎藤工のB級映画に出た時の破壊力やばいよ。園子温の「リアル鬼ごっこ」の斎藤工みた時もそうだったけど、これこれ!感。シネコン系の恋愛系イケメン必須映画にしか出ない俳優がサブカルやアングラや単館系映画に出た時のグッとくる感じですね…。
面白い映画を、スタッフや俳優部の人たちが作って、公開されないかももしくはお蔵入りになった時の絶望感は計り知れない。で、実際公開されてやっぱその映画が面白くて、公開されて本当良かったなーと幸せを小さく感じるんね…。(Tさん見て泣きそうになった、やはり好きなのですわ…)
クドカンの「TOO YOUNG TO DIE!」を観た時もあまりに素晴らしい映画過ぎて、これがお蔵入りにならんで良かったーと心の底から胸を撫で下ろした感覚と誓い感情が芽生えた作品でした。
白石和彌監督作品は今後も、どんな作品でも、見逃せない。やはり良い監督は俳優陣みんな輝かせるねえ。
戦争負けても麻雀負けない
実力ある監督が大真面目に遊び、全力でふざけた映画。
「サニー/32」以来のこの系統。
正直全く期待していなかったしむしろ駄作を期待していたのに、意外や意外に結構楽しめた。
原作未読。大穴の作品。
単純明快かつ荒唐無稽かつ渾渾沌沌なストーリは案外分かりやすくわりと面白い。
ギャンブルバトル、タイムスリップの先の帰還、ラブストーリー、下衆ショー、色々な要素が詰まってごちゃついている。
しかしキャラクターや演出の魅力が大きく、その押しの強さにテンションが上がってたまらなかった。
頻繁に挟まれるギャグがハマれば頭ゆるゆるにして楽しめる。それが駄目なら諦め必須。
麻雀のルールに明るくないので駆け引きの詳細はスルーしてしまったが、それでも登場人物の味わうハラハラは味わえた。
もちろん麻雀をやる人が観たらより楽しいんだろうけど。
金がなくなれば身体はおろか命すら賭ける。ヒリヒリした勝負に滾る。ほぼ依存症の域にも思えるが、いやはや痺れる。
チンチロリンなんて小さなゲームにすら鬼気迫る展開に。なぜなんだ…博打打ちってなんなんだ…!
舞台となった2020年は現代というより近未来で、技術は進歩していても活気があまり見られない世界。
東京ゴリンピックという名称も重ならない五輪マークもギリギリで好き。
まさかの戦後設定に驚いた。
だからまた麻雀が流行っているのか。
現実味のあるような無いような、もしかしたら今の日本がそうなっていたかもしれないパラレルワールド的な世界観が魅力的。
もっと風刺が効いていればなとは思いつつ。
昭和の戦後からタイムスリップしてきた哲と周りののギャップ、言動の差が一々笑えた。
VRは相当怖いよねそりゃあ。
金の亡者的で欲望に忠実なクソ丸のお調子者感は見事。
排泄しながら摂取するとは何事か。
プロデュース能力もまずまず。ふんどしシャブシャブねえ、まあ行きたいね。斎藤工の桃尻も良し。
獣交趣味の麻雀アイドルドテ子の哀しきサガ。
惚れた男が帰ろうとするのを助けるのかどうなのか、シマウマ相手に身体を許し続けるのかどうなのか。
最後普通にキュンときて切なく感じてしまうの愛しいじゃない。
ミスマッチな三人の組み合わせとその掛け合いが好き。ずっと見ていたい。
麻雀アプリに没頭する哲とドテ子のやり取りが特にお気に入り。
全編iPhone撮影、独特の映像が面白い。
小型ならではの画期的なアングルに興奮するし、少し粗めで作品のチープさが増しているのも良い。
こんなの綺麗なカメラで撮っても雰囲気出ないでしょう。
徹底してチープな作風のわりにしっかりした役者揃いでバランスが良く、中でもベッキーが際立って良かった。
完璧レディなママも完璧プレイヤーなAIも見事にハマっていた。
大きい目と極端に綺麗な顔面の現実味の無さがよく合っているし、棒読み演技も大当たり。
あと突然の舛添要一で相当笑えた。都知事役ってそれ大丈夫?
みんながみんな素晴らしい俳優にしてもそれはまた違和感があるし、外しの配分が上手いと思う。岡崎体育も至高。
この調子だとループになる気もするが、綺麗に放り投げたラストにニンマリした。
決して「すごく面白い!」とか「先が気になってドキドキする」ようなものではなかったがそれなりに楽しい、贅沢なB級映画。
久々にB級映画を観た
戦後から2020年にタイムスリップすると言うだけで、観たいと思ってレビューも見ずに行ったけど、大後悔。
ピエール瀧が出演したままの上映だと言うので、根性あるなと思ったけれど、あの役なら特に変える必要も無かったなと思った。
斎藤工さんの黒歴史として残る映画となりそう。
極めてアナログ的なSFバラエティー
シマウマじゃなくてもいいのか?
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