劇場公開日 2019年4月5日

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「B級系に出た時の斎藤工の振り幅よ」麻雀放浪記2020 まつこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5B級系に出た時の斎藤工の振り幅よ

2019年4月6日
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あとからじわじわくる…思い返すと、めっちゃおもろい映画だと思う。
テイストはおそらくB級映画の良作バージョンみたいな感じで。
やーなんでしょ、斎藤工のB級映画に出た時の破壊力やばいよ。園子温の「リアル鬼ごっこ」の斎藤工みた時もそうだったけど、これこれ!感。シネコン系の恋愛系イケメン必須映画にしか出ない俳優がサブカルやアングラや単館系映画に出た時のグッとくる感じですね…。
面白い映画を、スタッフや俳優部の人たちが作って、公開されないかももしくはお蔵入りになった時の絶望感は計り知れない。で、実際公開されてやっぱその映画が面白くて、公開されて本当良かったなーと幸せを小さく感じるんね…。(Tさん見て泣きそうになった、やはり好きなのですわ…)
クドカンの「TOO YOUNG TO DIE!」を観た時もあまりに素晴らしい映画過ぎて、これがお蔵入りにならんで良かったーと心の底から胸を撫で下ろした感覚と誓い感情が芽生えた作品でした。
白石和彌監督作品は今後も、どんな作品でも、見逃せない。やはり良い監督は俳優陣みんな輝かせるねえ。

まつこ