劇場公開日 2019年8月3日

  • 予告編を見る

「無名役者だけでよく出来た作品。」メランコリック 零式五十二型さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0無名役者だけでよく出来た作品。

2021年12月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

タイトルだけではどんなストーリーか全く想像がつかない。
ましてや、有名俳優は誰1人おらず、完全無名役者で挑戦したこの作品。

おもしろかった!

序盤、知る役者がいない上に抑揚の無い展開にヤバさを感じるがココは我慢のしどころ。
まして主人公の和彦の実家での食卓シーンは見てられない大根ぶりのお父さん役とお母さん役。
脚本が悪いのか?いやいやどちらも及第点以下。
このシーンかなんと劇中2回も出てくるから逆に笑わせてるのかと思うほどだ。

偶然から同級生との再会。
白々しいけどこの後の展開きっかけにはこれしか無い。
軽いダメ出しはココまでとしながら、後半戦は加速する。

何より松本くん役の磯崎義知さんは良かった!!
キャラ設定もピッタリ。
ぜんぜん売れそうな気がする。期待も込めて頑張ってほしい。

多少の設定に無理無理感はあれど、優しい目で見て欲しい。
銭湯で殺し屋。
んーと思うが、場所や処理としてうってつけかと妙に納得感がありよく考えたなと。

途中までは⭐️3だってけど最後まで見て⭐️1upしました

零式五二型
NOBUさんのコメント
2021年12月24日

今晩は
 渋すぎる作品へのコメント共感,ありがとうございます。
 この作品を観たのはいつだったかなあ・・。
 けれど、いつの間にか、ドンドン深みに嵌って行く普通の生活を送っている主人公の姿が秀逸な映画でした。
 何処にでもある銭湯で夜な夜な行われていた事・・。
 面白かったですね。
 舞台設定と優れた脚本が印象的な作品でしたね。
 では、又。

NOBU