彼女の告白ランキングのレビュー・感想・評価

映画館では2018年11月19日イオンシネマ石巻にて上田慎一郎ショートムービーコレクションの一つとして鑑賞
それ以来3度目の鑑賞

プロポーズしたけど一日考えさせてと彼女に言われた主人公
彼女には17の秘密がありそれを全て許してくれるなら結婚を承諾すると言う
ちょびヒゲ司会者つきフリップつきのランキング形式で彼女の告白タイムは進行する

17位でいきなり「浮気している」だがオチを知ると納得できる

告白の内容の数々と彼のリアクションとナレーターが面白い
ぶっ飛んだ展開になる
『最終兵器彼女』を彷彿させたが原作含めあっちよりこっちの方が面白い

2014年製作の低予算映画なのですが、非常にていねいに脚本が練られていて、爆笑また爆笑でした。

結婚を申し込まれた彼女が、秘密を告白するのですが、衝撃が少ない順にランキングになっていて、その第17位が、いきなり｢浮気をしていました｣で始まるものだから、そのあとに続く告白の衝撃たるや、想像を絶する世界です。

とても21分の映画とは思えず、上田慎一郎監督が作り込んた異次元世界を心から楽しませていただくことができました。

前から気になっていて、機会あり鑑賞。
終盤トリッキーな展開で意外や面白い。
そこまでは面白かった、というレビューも目立つが、あーやっぱりね、というミスリードをかましながら誰も予想出来ない方向に落とす手腕はなかなか高度で気持ちが良い。さすがにヒット作を生み出した監督だけのことはある。
惜しむらくは、クライマックスのCGがいくら何でもなひどい出来栄えで、一気に興が削がれてしまった。
「カメラを止めるな！」が傑作たる要因のひとつは、ゾンビ映画部分のクオリティの高さにあったと思う。
チープになりがちなこの部分こそ丁寧に描かれていればもう一段良作になり得たように思う。
監督の非凡さが確かに感じられる秀作。

今一番勢いのある上田慎一郎監督のショートムビーコレクションＤＶＤ発売記念イベントに当選しました～！

イベントの目玉は、上田監督と奥様のふくだみゆき監督による生オーデオコメンタリーで、
なんと、監督がその場でクジを引いて上映作品が決まり、ＤＶＤに収録されているコメンタリーとは違う話をしてくださるという、なんとも贅沢な企画で
ガチなライブ感にワクワクしました！
でも、一つ困ったことが…。
実は私、９作品とも初見なんです。すみません！
人の意見に左右されやすい性格なので、映画を観る前に情報を入れないよう心がけているのが裏目に出てしまいました。（＞＜）
監督方の貴重な生コメントを聞きながら、初見の映画を観る。。。
なかなかハードルが高いですが、脳内フル稼動で挑みました。

映画はエッセンスを抽出して2時間にまとめたものだと思っているので、ショートムービーは更に濃縮されたエッセンスが濃い！
一つのシーンから、とめどなく妄想が掻きたてられて大興奮でした。

◆『彼女の告白ランキング』
したまちコメディ大賞2014　準グランプリ

中山雄介くんを主役に1話づつYouTubeにUPしていって、それを繋げたら1本の映画になる！というコンセプトで撮られた映画で、力が抜けていて、撮っていて楽しかった作品だそうです。

監督ご自身が撮影していて、初めての一眼レフで背景のピントがボケることに感動して、やたら顔のアップが多いそうですｗｗ
当初予定していたヒロイン役の女優さんの都合が悪くなり、急遽代役で来た18歳の榎並夕起ちゃんで撮影をすることに。
さすがに私服だと若すぎたので、衣装や髪飾りはふくだ監督の自前。

当時、自主映画を撮っては、いろんなコンクールに応募していたそうで
おっさん審査員に「これは映画なんだから…」
「音楽を使いすぎる」
「カメラをむやみに動かさない」
「モノローグが多すぎる」とダメ出しされ
その反発から、それなら逆にとことんダメな事をやってやろう！と思って作った。
めちゃイケ など、テレビのバラエティー番組に影響を受けている。とおっしゃっていました。

最初の17位から、かなりぶっ飛ばしてて大爆笑！！
まず、最低ランキングをこれにすることは決めていて、それを超えるものをどんどん考えていって1位まで埋めたそうです。
いや〜。まさかの展開の連続で、ツッコミながら笑う楽しさったら！(^◇^)

エンディングは実話映画でよくあるパターンで憧れだった “登場人物たちのその後”を入れたそうですが、
これがまた笑える！

実はラストが２パターンあって、DVDには幻の別バージョンも収録されています（＾～＾）

#上田慎一郎 #ショートムービーコレクション

あー、そっちの方向へいくのかー、と終盤が残念だった。好みの問題でろうけど。

81席シアターを独占鑑賞。上田慎一郎ショートムービーコレクション４作中の１作として鑑賞。途中まで中々良かったが最後の宇宙人は意味不明。４作の中では１番低評価。
高評価は４作目「LastWeddingDress」
2018-230

4本中1本目。

プロポーズした彼女の17個の告白を許せるか？テスト。ぜーんぶ許してくれたら結婚します。

浮気しました、浮気してます、中国人でした、実は46歳、飛んでイスタンブール出産離婚歴あります、妊娠してます、あなたのお父さんの子供です。全てを狂気の沙汰と聞き流して受け入れたら「試験合格」って言われて、「今までのは僕の愛を試すためのウソ？」
「いいえ違います。我が息子よ、君は、お目出度くも、地球防衛軍の一員となりまして。ひいては上海に飛んで、宇宙猛獣とたたかうのです！」

プロポーズした恋人(関係2年)は実の母親だったと言う18個目の告白が、度外れたインパクト。と言うより嘔吐悶絶のうちにプロローグ突入。

酔って悪ノリし過ぎた友達には、スピニングトゥーホールドかましたくなるでしょ？そんな気分。16個目までは、楽しい舞台でした！男の台詞が、やや陳腐だったけど。

B級の自虐から「猛獣」？
何それ、見たい。

冷静に判断して。どうして今まで公開や評価されてなかったか。酷いと言うわけでは無いが、まあインディーズありがちな映画です。
くれぐれもドーピング禁止で

ショートムービー4作品で鑑賞！
カメラを止めるなの原点とも言うべき作品たち。見事なストーリーと展開、底知れぬ上田慎一郎監督の製作力を感じました。
だいぶ見慣れたキャスト陣の演技がまた秀逸です。
是非映画館で🎦