アマンダと僕

劇場公開日:

アマンダと僕

解説

突然の悲劇で肉親を失った青年と少女の絆を描き、2018年・第31回東京国際映画祭で最高賞の東京グランプリと最優秀脚本賞をダブル受賞したフランス製ヒューマンドラマ。パリに暮らす24歳の青年ダヴィッドは、恋人レナと穏やかで幸せな日々を送っていたが、ある日、突然の悲劇で姉のサンドリーヌが帰らぬ人になってしまう。サンドリーヌには7歳の娘アマンダがおり、残されたアマンダの面倒をダヴィッドが見ることになる。仲良しだった姉を亡くした悲しみに加え、7歳の少女の親代わりという重荷を背負ったダヴィッド。一方の幼いアマンダも、まだ母親の死を受け入れることができずにいた。それぞれに深い悲しみを抱える2人だったが、ともに暮らしていくうちに、次第に絆が生まれていく。監督・脚本はこれが長編3作目のミカエル・アース。主人公ダヴィッド役はフランスの若手俳優バンサン・ラコスト。アマンダ役はアース監督が見いだしたイゾール・ミュルトリエ。

2018年製作/107分/PG12/フランス
原題または英題:Amanda
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2019年6月22日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13

(C)2018 NORD-OUEST FILMS - ARTE FRANCE CINEMA

映画レビュー

4.5思い返せば思い返すほどいい作品

2023年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

単純

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
chibirock

4.0ミカエル・アース監督の作品、日本に入ってくるときに ハートウォーミ...

2023年8月5日
iPhoneアプリから投稿

ミカエル・アース監督の作品、日本に入ってくるときに ハートウォーミングな作品のような見た目になってしまうのはなんでなんだ。 おかげでこんな良作を見逃してしまうところだった。 パリの街中で生きる人のリアルな生活感。 喪失と再生の話ですごく良かった。 パリに普通に住む人の、すぐ隣にある影と、 影に飲み込まれない生命力のある土地なんだな と思う。面白い。 フィルムっぽいザラつきのあるルックも良い。 “エルビスは建物を出た”の慣用句はじめて知ったけど 忘れられないな。 アマンダの大人っぽくもあり、子供らしい繊細さが誠実に描かれているし、演技も素晴らしい。 人の繊細さや人間関係の微妙な力関係や問題や希望などの色々が映っている。 私は何も前情報なしに観たので ほんとうに、静かにショックを受けた。 一瞬何が起こっているのか分からなかったけど、ほんとうに何も知らずに観れたのが 特別な体験になった。 配信で鑑賞

コメントする (0件)
共感した! 0件)
madu

3.0人生を揺るがす甚大な出来事があったとしても 時は淡々と進み日常は止...

2023年7月30日
iPhoneアプリから投稿

人生を揺るがす甚大な出来事があったとしても 時は淡々と進み日常は止まらない リアルな雰囲気がパリの美しい風景とともに流れる 立ち止まる時間もなく辛い現実と共に歩まなくてはいけない2人がその時の中で成長していく様子が現実的だ だが未来は明るい

コメントする (0件)
共感した! 0件)
こな

3.5ただただ静かに

2023年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

無差別テロの犠牲になった姉。その娘と主人公の切ない交流を描く物語。 切なさと仄かな希望を感じ取れる人間ドラマです。 大切な人の突然の死に戸惑う二人。ふと瞬間に溢れ出す涙が胸に迫ります。 私自身が情に薄い部分があり、また身内や親しい人を亡くした経験がないので、この情感は悲しくも羨ましく感じます。 物語は、主人公と姪を中心に、恋人、生き別れた母親との関係にも触れながら進みます。 その分、姪との深化エピソードがあまり描かれておらず、あっさりとした印象も持ちました。しかし、人間関係って特別なエピソードは必要なく、「いつの間にか」なんでしょうね。 私的評価は普通にしました。サスペンス好きな私なので、趣向に沿わない分、やや厳しめかもしれません。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
よし

他のユーザーは「アマンダと僕」以外にこんな作品をCheck-inしています。