「監督のオナニー映画」ホットギミック ガールミーツボーイ キャスさんの映画レビュー(感想・評価)
監督のオナニー映画
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視覚効果を用いて色々と挑戦してみたかったんでしょうね。
原作読んだことあんの?って聞きたくなるほど元の内容を汚していて、これでよく原作者も出版社もOK出したなって驚くレベル。
この監督の映画は初めて観ましたが、オシャレっぽい現代映画+ヒミズもどきを撮りたかったんだろうなっていう浅はかな思いが伝わってきて何も響きませんでした。
これ監督は撮ってて楽しかっただろうね。自己満足の世界観を押し付けられて、途中から吐き気すらしました。
脚本も演出もひたすら気持ちが悪い。
原作の漫画を読んだことがある方には分かると思いますが、原作のテーマはよくある“十代の青春”ではないと思います。
ネタバレになりますが、この作品は社宅が舞台のお話で社宅内のカーストを描いていたり、そのカーストが大人のみでなく子供たちにまで影響を及ぼしていることを(少女漫画なので恋愛を用いて)皮肉っていたり、割と生々しくて青春で割り切れるほど軽い内容というわけではありせん。
それを、意味わからん十代の青臭い恋愛論や己の価値観を叫ぶというダサい撮り方しやがって(^^)もはや笑えてくる。
唯一の救いは演者です。
皆さん演技はとても素晴らしかったです。
と、まぁボロクソ言ってますが個人の感想なので許してください。
原作の少女漫画が好きな方には絶対に観てほしくない映画です。
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