居眠り磐音のレビュー・感想・評価
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時代劇初主演!松坂桃李!
よかったわ〜。
桃李くんの時代劇初主演!
チョンマゲ姿も披露してくれて、満足満足!
ベタな展開ではあるのですが、ベタほど鑑賞しやすいものは無いし、なんせ出てくる俳優、女優が豪華すぎて〜。どのシーンからも目が離せない。
松坂桃李くんは、主人公の坂崎磐音をその美しすぎる佇まいと、謙虚な姿勢と、確かな演技力で素晴らしい形に仕上げていて、いや、これもう松坂桃李がタイムスリップしたやつやん!くらい思いながら、終始見惚れてました。ええ。
桃李くんといえば、手に大注目〜!!!
スラリと伸びた指と、綺麗な爪が本作バッッッチリ映ってまして、それだけでもう鼻血!笑
殺陣も初めてとは思えないくらい軽やか〜!
ベテランのスタッフさん方からも、お褒めの言葉をたくさんもらっていたようですが、でしょうね。
現代の若者に、ここまで時代劇にバチコーンとはまってしまう役者がいるなんて、そりゃ喜ばれるわ。宝や宝。日本の宝。笑
冗談はこのくらいにして、本当に時代劇に向いているなと、引きのシーンも寄りのシーンもどちらも美しい絵になる役者さんだと改めて感じました。
この映画の見所は、豪華な出演人!
榎本親子&奥田瑛二。こんな事もあるのね。
榎本父は見事すぎてもうコメントなし。
あんな上手い人いてる?って鳥肌立った。
女優陣からは切なさが込み上げてくる。
自分の祝言の日に、あんなことが起こるなんて、信じられないーっ!!ほんまに天国から地獄とはこのことやな。
幼なじみだった三人が、少しの誤解から大事件へと発展してしまうところは、ちょいちょい!とツッコミいれたくもなったけれど、迫真の演技に息するの忘れるくらいのめり込んで鑑賞してた。
他の皆さんも言うてはりますが、ぜひこの磐音、シリーズ化を希望!!!桃李くんの時代劇もっともっと見てみたいと思いました。
切なすぎる
嗚呼、江戸時代に生まれずに良かった。
人間の厭らしさと生きる逞しさを見た。
でも、辛い。作り話だって分かってても切ない。
心揺さぶられた。
キャストはこんなに素晴らしく、脚本も文句なし。
大ヒットしなかったのが不思議のほどの秀作。
物悲しさが魅力
幼馴染の藩士たちが心ない悪意によってあっという間に散った。ものすごいインパクトでスタートした本格派の時代劇。全体を通して松坂桃李の誠実で物悲し演技が光り、それを取り巻く個性派俳優達の演技も見応えがあった。続編が見たい‼️
役者はいいが、続編制作ありきで作っているのか中途半端な内容になって...
役者はいいが、続編制作ありきで作っているのか中途半端な内容になってしまってる気がします。
もう一言あるとそのセリフわかるのに、と原作もNHKのドラマも見てるので思いました
期待し過ぎたかな?
原作をさらっと読んで、
これからシリーズ化して行くのだろうなぁと期待して
観たけど僕的にはつまらなかった。
全体的に軽くて、
劇を見てるようだった。
演劇じゃなくて、子供の劇を見てるような感じで、
キャラが掃けては新しいキャラが出てきてみたいな感じで
あまり楽しめなかった。
磐音が用心棒の頼みに行った先のやり取りが特に、
木村文乃さんは上手な俳優さんだと思うのだけど、
編集が悪いのか合図を待って喋ってるような
変な感じだった。
親友殺し、許婚を残し去っていくと言う重い過去を
背負う話なのに、軽く仕上がってるのがなんとなく残念
でした。
良い雰囲気でした
タイトルからしてどんな話なの??って思っていたんですけど、結構よかったです。
松坂桃李さん良い雰囲気出しますよね、本当に。なんか主張しすぎないのに凛と存在しているという感じで。すごく良い感じに映画の世界に入り込んでいるというか、本当に心地良いです。
「居眠り剣法」というのは、詳しくないのでよくわからないですが、剣のシーンはやはりかっこいい!
最後に奈緒との切なさを入れてくるのもすごくよかったです。
本物の日本人の心と姿が凝縮された、美しすぎる作品
剣の達人でありながら、ほんとうに穏やかな主人公を演じる松坂桃李。
殺陣の迫力は、見事のひとことに尽きます。
にもかかわらず、限りなく心優しい主人公。
ギャップが凄いのに、観ていてこんなギャップなど当たり前のことと、いつしか感じてしまうのが、演技の力であり、脚本の力であり、つまり映画の力なのでしょうね。
これだけ人が死に、陰謀が飛び交うお話であるにもかかわらず、実はお話のメインテーマが純愛にあるという点など、恐れ入りましたとしか言えません。
このような建て付けの外国映画だと、待ち続けてきただけの許嫁を演じる芳根京子は、きっとどこかに置き去りにされる損な役回りのはずですが、どっこい大きな大きな人間の哀しさを演じきっています。
そんな主人公に片思いする木村文乃の演技の凄さと哀しさも必見です。
江戸時代の武士道の極意書「葉隠」に、「恋の極意は忍ぶ恋にある。一生、相手を忍んで、思い死にすることこそが恋の本意だ」という意味の有名な文章がありますが、この葉隠の言葉が鮮やかに蘇る、そんな珠玉の作品でした。
ぜひとも外国で、字幕で公開してほしいと思います。
この日本精神の真髄に対する外国人の反応を見てみたいのです。
まったく理解できないと彼らは言うのだろうか。
でも、日本人であれば誰一人として、これほど素晴しい作品に感動しないはずがないのですけどね。
時代劇は分かりやすい
ここ数年、おもしろそうな時代劇を迷いなく観る。
大河ドラマを十数年見続けて、癖になったのか年をとっただけなのか😅
穏やかな幼なじみ達がお勤め終えて帰郷。
このオープニングで真逆の波乱が起こるだろうフラグが既に立ちまくりです。
こんな掴みが上手く、期待を裏切らない映画はだいたい楽しく鑑賞出来ます。
案の定、時間の経つのがあっという間でした。
現代ドラマや映画で活躍している若手俳優陣が時代劇の場でも演技の幅を広げる意味がある。
しかしなぜこのタイトル?
寝てないよ😅
そう言う意味じゃないのか🤔
原作はたくさんあるようなのでシリーズ化に期待します❗️
その下段の構えは円月殺法では?!
文乃ファンであるのに映画館に行けなかった。何度も聴いた時代劇にそぐわないMISIAのテーマ曲を劇場で聴きたかったものだ。
しかし、TVでも十分に楽しめた。豊後関前藩という架空の藩の光景がCG感満載だったのでちょいと引き気味になりましたが、その後は問題なし。序盤の幼なじみ同士の殺し合いですでに涙状態。さらに琴平(柄本佑)の妹奈緒(芳根京子)との祝言をひかえていたのに結ばれることもなく、脱藩して浪人となった磐音の悲しみを堪える表情にも涙。涙腺はその後に回復。時代劇としては珍しく経済のストーリー展開になっていくので頭を使います・・・
江戸時代の経済はちょっとわかりづらい。金と銀の相場の差額で儲ける悪徳両替屋の存在と、老中田沼とその政策に賛成する両替屋との対立構図。東京と大阪では貨幣価値が違うということでした。面白いのは悪徳の有楽斎が佑の父上柄本明が演じていることだろうか。磐音の過去をも知ってるみたいで、息子を殺しやがってと聞こえてきそうな雰囲気(笑)
その銀行のやりとりを磐音が提案した作戦でなんとかやりすごすのだが、元々関前藩の勘定方になる予定だったから、経済にも強そうという伏線も効いていた。そして、花魁の誘いも断る純情ぶりも発揮し、奈緒の元を去った辛さを、世話になってるおこん(木村文乃)が励ますというところがいい。自ら身を引きますよ~などといった心も見え隠れ。そして、奈緒の居場所も判明する感動のラストへ・・・
さすがに花魁道中では綺麗になったなぁくらいにしか感じなかったけど、MISIAの歌が始まるとさすがに涙ぼろぼろ。こんなにストーリーにぴったりの曲だなんて思ってもなかった。また、2度の転調を含んだもので、サビでは大胆な転調。感情が一気に変化する効果もあり、このメロディにも泣かされた。そして、この歌詞からすると、二人は結ばれない可能性が高い。身受け料が1200両だっていうから、悪人を400人くらい殺さないと絶対無理!
観てよかった。
観よう観ようと思っていたらあっという間に上映スケジュールから外れて。観るのをあきらめました。
「映画は映画館」がポリシーの私。でもコロナウイルスで外遊びもままならず今日レンタルで見ました。
よかった。家でDVDでこんなに魅かれる作品を見たのは久しぶりです。
ストーリーも始めから最後までずっとひきつけられた。
すごく魅力的な映画だった。
松坂 桃李、やっぱり見せるなぁ。芳根京子さんきれい、清純(花魁はやめてくれー。かわいそすぎて泣けてくる。)、木村綾乃さん素敵。柄本佑もゆるがないなあ。(考えたら親子共演か)
佐々木蔵之介さんはじめそのほかの俳優さんもさすがの一言。
俺、やっぱり邦画が好き。
違えた道が交わるといいね
最初タイトルを見たときは昼行灯の活躍劇かな?とか思ってました。
何かこの感じどっかで似たの見たことあるなーって思ったら、るろ剣ですわ。
主人公はおっとりした浪人で、実は聡明で腕っぷしもたち、昔結婚を誓った女性とは離ればなれ。下宿先では少し気の強そうな世話焼きの娘に出会う。やっぱりちょい似てるな。
キャストは実力派を集めた豪華な布陣。
殺陣も見応えありました。また、敵方用心棒と味方用心棒が好きな俳優だった為嬉しさ倍増。でも味方用心棒の荒井敦史と高橋努にも殺陣シーン欲しかったな。
個人的にはもう少し純愛要素多めでも良かったかなと思う。
ラストに最愛の人と再開するが、もはや別世界の人。だがお互い別の道を歩んでいても想いは昔のまま。いつか違えた道が交わるといいね。
いっそ二人と結婚して
松坂桃李の侍姿と殺陣、中々見応えありました。
ストーリー的には最初から最後までせつなかったです…
おこん演じる木村文乃さんと奈緒演じる芳根京子さん、お二人ともとても美しく主人公を思い応援したいと思ったのでいっそおこんと結婚して奈緒を身請けして側室に…と考えたけど主人公のキャラ的にあり得無いですな。。(余計なお世話)
2019/12/31鑑賞
純粋に人を思うことの切なさと美しさ
最後はとても切なかった。
でも、人は幾重にも悲しみを乗り越えて、成長し、強くそして優しく、しなやかさを増していくものなのだなと感じた。
今の時代には受け入れがたいかもしれなくなっている価値観だが、これもまた人としての美学かなと感じられる最後のシーンに心打たれた。
ちゃんと時代劇だが、女が強い
3年の江戸詰めして帰藩した三人の幼なじみに起こる悲劇と生き残った坂崎磐音の物語。
妻である舞の不義密通を吹き込まれ手打ちにしてしまった 慎之助。
舞の亡骸を引き取りに来たが慎之助の叔父(アル中)と慎之助を返り討ちにしてしまった琴平。
8人を斬殺した琴平をなだめようとして果たせず、やむなく討ち取る事になった磐音。
未来ある若者三人とその家族が崩壊するのが恐ろしい。
磐音は奈緒と許嫁なのに、琴平が藩内で斬殺事件を起こした後の奈緒と病弱な両親を庇うエピソードがなく、江戸へ舞い戻っていたのがちょっと納得いかなかった。
田沼意次の政策で生まれた両替商の争いに用心棒として参加して、対立した阿波屋の為替操作を逆手にとってやっつけたりと活躍するが作中、居眠り剣法以外に何が得意と言うイメージがなくて(藩では勘定方に就く予定だったが)知恵が回る事が意外に感じた。
居眠り剣法の表現は型程度で何がどう凄いみたいなものは感じないが、斬り結んで手傷を負うのはリアル感あって良かった。
若い磐音が心定まらず江戸へ逃げ出した姿は過去の時代劇とは異色な感じだし、許嫁の奈緒が花魁になったから身請けする為に金を貯める流れはドラマみたいで完結した気分にならないので見終わってもスッキリしない。
身請け編、作るんかな?
それともおこんとくっつくのか?
散々文句書いても続編あるならそれ興味で観てしまいそう。
松坂桃李が本当の侍に見える
これだけ、それらしく、また、美しい、そんな殺陣を初めて見ました。
これで初めての時代劇とは、とても思えない、それが松坂桃李。
殺陣だけでなく、たたずまい、話し方、全てが侍、み見える松坂桃李。
現代劇で見せる、いやらしさ、不遜な姿は、みじんもなく、見直したな松坂桃李。
ストーリーはあまり印象に残らず、後半うたた寝したが、可も無く不可も無くです。
しかしながら、不快な気持ちにはならず、鑑賞後は、ちょっと良い映画とも感じました。
松坂桃李に少しでも興味があれば必見です。
話は◎
誰が幸せになったか。と聞かれると誰も。決してハッピーエンドではないのが不満。なんか木村文乃のポジションが嫌。旦那一筋、ときめた女房が花魁になるかな??勘定奉行をネタに金貸しの相場など、あまりこれまで取り沙汰されてないテーマが面白い。
全158件中、21~40件目を表示