「松坂桃李代表作」居眠り磐音 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
松坂桃李代表作
映画館では2019年5月27日イオンシネマ石巻で鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
原作未読
山本耕史主演のNHKドラマはまだ観たことがない
監督は『鴨川ホルモー』『超高速!参勤交代』『空飛ぶタイヤ』『大コメ騒動』の本木克英
プロローグ
豊後関前藩非業の帰郷
両替商の用心棒
花魁奈緒
エピローグ
だいたいこんな感じ
ギュッと詰まった感じだが詰め込みすぎず時代劇のフルコースメニューのような満足感
飄々とした剣の達人坂崎磐音
いくらほんわかしててもやるときはやりまっせー
松坂桃李時代劇初挑戦にして彼の代表作
週刊女性編集部全員をぶった斬ってほしい
長男も出演していることがあってか意識したんだろう
柄本明の役作りが酷すぎて凄すぎて素晴らしい
まるでコントのようなメイク
大衆娯楽時代劇の悪役としては大正解
あれだけぶった斬られてもなかなか死なないで磐音に忠告する大物ぶり
甥をはめる叔父役の水澤紳吾もなかなか
悪玉のトップは奥田瑛二で磐音が最後はぶった斬るのかと思ったらそんな展開は無かった
魚河岸の頭領に舞台俳優に花魁
付き合いが広い両替商の旦那さん大したもんだと感心した
魚河岸でなんでこんなにヤクザもんなのかよくわからない
なぜ磐音が許嫁の奈緒を捨てたのか理解に苦しむ
一緒に江戸に行けばいいじゃん
散り椿の新兵衛だってキン肉マンに敗れたロビンマスクだって嫁と一緒に国を出たよ
可哀想だよ小林奈緒
長崎から京都そして江戸って昔の名前で出ていますみたいな感じで悲しいよ
奥方の浮気が武士道ではご法度ゆえ問答無用で叩き切り妾は甲斐性なのか武士道に反しないなんておじさんでも納得いかない
しかしその時代にはその時代の常識があり今のご時世で断罪するのはナンセンスといえよう
民放では新たに制作および放送されなくなったが時代劇もやっぱり捨てたもんじゃない
続編期待