劇場公開日 2019年3月1日

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グリーンブックのレビュー・感想・評価

全730件中、401~420件目を表示

4.0お涙頂戴に流されないのが良い

2019年3月23日
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鑑賞方法:映画館

人種差別を扱っているが、話の流れ自体はオーソドックスだが様々なエピソードやメイン二人の演技など高いレベルでまとめられた作品。あざとく泣かせにこないのがいい。そしてまさか◯◯◯◯◯ストーリーだとはね。手ぬるいという批判もあるようだが、観やすいし観終わってほっこりする。
そしてあの一族の面々が意外と、いやかなり効いている。

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なお

4.5普遍的というかありがちなプロットでも完成度の高さは賞賛されるべき

2019年3月22日
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差別が色濃く残る六十年代のアメリカで著名な黒人のピアニストがイタリア系アメリカ人の運転手と共に、更に差別が酷い南部にツアーの旅に出る物語。

ロードムービー・ふたりの男の友情物語・差別問題など取り上げられているプロットは普遍的でありつつ、散々取り上げられたものですが、心に暖かいものが残る秀作。

それは主演のふたりとその妻の3人の好演はもちろんのこと、手堅い演出や脚本によるものではないでしょうか。

ストーリー展開を思い返すと、ダメパターンを次々と回避していることがわかる。

例えば‥
・ふたりがけんかしても長びかない
・主人公が旅の途中で他の仕事に誘われても、運転手を続けることを早々に決意
・トリオの他のメンバーが裏切るなんてことはしない
・留守中に妻が浮気するなんてしない
・強盗に襲われてどっちかが死ぬとか重体なんてことは無い(この話のオチは秀逸)

数え上げたらキリがないが、これらの話しの1つ1つがすんなりと入ってくるからストレス無く感情移入できる。

簡単なようでみんなができない。だからこのような作品が賞賛を受けるのでは。

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フラレオン

3.5偏見との戦い

2019年3月22日
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偏見と戦い、飛び越えていく姿が描かれた映画。ひどい現実もあるけど。それだけではないと思わせてもらえて良かったです。

人種の違いだけではない、育ちの違いや、、色々世の中は複雑だけど、乗り越えることが出来るのは結局、「人の力」。

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Tery

4.0理解することが人生を豊かにする

2019年3月22日
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多くのレビューで類似作品として紹介されるフランス映画「最強のふたり」であるが、
構造こそにているが描いているものは全く違うものである。

本作「グリーンブック」と「最強のふたり」の類似点は、立場の違う黒人と白人が絆を深めていく構造である。
ただし、決定的に違うのは、「最強のふたり」は「不理解」がふたりの人生を豊かにしている事に対して、「グリーンブック」では「理解」が二人の人生を豊かにしているという点である。

「最強のふたり」の「不理解」というのは、「健常者」と「障害者」の不理解である。
主人公は首から下が神経麻痺により動かないが、周囲から障害者扱いされ気を使われることを疎ましく思っていた。
そこに、全く障害者であることに気をつかない男によって、人生の楽しさを取りもどしていく。

「グリーンブック」の「理解」とは、「黒人に対する差別」だ。
カーネギーホールに住む黒人の天才ピアニストであるシャーリーは、北米では白人と同等の扱いを受けていたが、差別が色濃く残る南部にイタリア系のトニーとともに公演ツアーを行う。
シャーリーが教養ある"白人"のような振る舞いであるのに対して、
粗暴でよりステレオタイプな"黒人"のようなトニーが黒人に対する差別と偏見の理解を深め、黒人/白人の立場を超えて友人としての絆を深めていく。

それぞれが立場を超えて絆を深める事で救われていくストーリーではあるが、「理解」と「不理解」と相反することが描かれていることが非常に興味深い。

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REDX

5.0おじさんが可愛い

2019年3月21日
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鑑賞方法:映画館

対照的な2人の旅がとにかく可愛い。
素直に手紙の書き方教わるトニーも可愛いし、何だかんだフライドチキンを食べるドクも可愛い。
だけど可愛いだけじゃなくて泣ける。理不尽な差別が腹立たしくて泣けて、ドクの孤独に泣けて、トニーの男気に泣けて、2人の絆に泣けて。喜怒哀楽フル動員して忙しいけど良い映画だった!
寂しかったら自分から行動を。ホントその通り。

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あき

5.0心が温まる

2019年3月21日
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肌の色が違う二人が、それぞれの人生を懸命に生きるなかで交わり、お互いを理解していく姿に感動した。差別をしない奥さんの姿も素晴らしかった。

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つよひよ

2.5穏やかな

2019年3月21日
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鑑賞方法:映画館

ケンカはあるが凄惨なシーンはなく、テーマにしては比較的緩いストーリー

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あふ

5.0胸が熱くなった

2019年3月21日
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楽しい

知的

幸せ

美しいアメリカの大地。
人種差別はいつからどうしておこったのか?
なんて歴史を思い浮かべながら。
人の情の深さに触れることのできる映画でした。

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マァバ

4.0カーネギーホールに住んでるってどういうこと?

2019年3月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

人を信頼したくなる、そんな暖かい気持ちにさせてくれる映画でした。差別をテーマにしていますが、これはいつの時代もなくなることはないでしょう。立場の弱い者に偏見を持ち、攻撃したり不当な扱いをするのは、人間の本性の一部ですから。自身は道義的によくないと思っていても、周りの状況に逆らえないのも人間の弱さです。そんな理不尽な状況に敢然と立ち向かうふたりのおじさんがとてつもなく愛らしくかっこいい。二人に共通するのは「勇気」と「正義感」だと思う。ドンは「静」のトニーは「動」の正反対の性格だが、「勇気」と「正義感」では次第にぴったりとあっていくのが面白い。
差別の根深さや、上流階級のいやらしさ、人間同士が本気で向き合うことの大切さなどいろいろなことを感じさせてくれる作品でした。翡翠と手紙のエピソードが個人的にはとても好きです。

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ガバチョ

5.0笑えてライトなのにジーンと来る映画!

2019年3月21日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

本年度の米アカデミー作品賞を受賞しただけに
観やすくて、解りやすくて、メッセージ性もあって
今の時代に求められるものがギュッと詰まった作品。

人種差別問題が大きなテーマですがエゲツない暴力シーンも無く
説教くさいシーンもなく、重たい話でもない
本当にどんな年代の人が観てもジーンと来るいい映画です!!

生きてゆく上で本当に必要な強さや勇気は
争うことではなく、
誠実に生きて、挙げるべき時には声を挙げる!
それが誰が観ても伝わって来る様に作られた映画です。
多くの人に観てもらいたいな。

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

ドクター・シャーリーを演じたマハーシャラ・アリが良い!!
アカデミーの助演男優賞取ってるし当たり前だけどね〜
黒人というだけでなくいくつもの重いものを背負いながら
それでも黒人の地位向上のために「顔で笑って」ピアノを弾き続ける
それと、あの手元はかなり練習したのかな〜〜
見事なワンカットの演奏シーン!流石です。

主演のトニーを演じるビゴ・モーテンセン!
こんな親父いるわ〜と思わせる!
ガサツだけど結構小狡くて、でも子供や家族にとっては良い人。

今、トランプを支持してるアメリカの地方の親父って
実はみんなこんな感じではないのかな〜〜

人は良いんだけど、視野が狭い。
トニー自身もイタリア移民出身だけど、
すっかりアメリカ白人の気持ちに同化していて
異文化の人々を理解しようとしない。

よく知らないまま、偏った情報だけで異文化の人々を毛嫌いしてる。
この映画の様に、異文化の人に直接接してみたら
なんだ、結構皆んな良いやつじゃんか!と
割と素直に理解してくれるのじゃないだろうか?
人種差別と言うと大問題に聞こえるけれど
「人と人」と考えると案外簡単に解決するのかも??

ふさわしい言葉が日本にはある
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ。」

それにしても
毎回思うけどXmas映画はXmasに観せて欲しかった!
まあ、興行的はアカデミーに絡んだ方が儲かるんだろうけど

Xmas映画には
「今年一年、人として胸張って生きて来ましたか?」みたいな
そんな問いかけを感じるので
できればやっぱり、年末に観たかったです。

@もう一度観るなら?
「年末に大人のXmas映画特集でどこかの映画館でやってくれないかな!
絶対行くのに〜〜。」

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星のナターシャ

4.0感動

2019年3月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

でも感動した、だけで終わったらダメなのではないかと思わさせられた。
実話を基にってのがなお良い!

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mackey2424

5.0ファレリー兄弟は昔から好きだったけど、まさかアカデミー賞を取るとは...

2019年3月21日
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ファレリー兄弟は昔から好きだったけど、まさかアカデミー賞を取るとは思わなかった。映画は当然最高。

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jiji

3.5ファーストマンには勝てない

2019年3月21日
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「最強のふたり」とニュアンスは似ていて、逆転の立場の映画だが、
白人でも黒人でもない、俺は一体なんなんだ!
この視点は少し新しかった。

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23歳®︎

4.0友情物語として良作な作品賞

2019年3月20日
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今年のアカデミー賞の作品賞ですね!
とは言え、元々ジャズピアニストの話で好きな俳優(マハーシャラ・アリ)も出ていたので前々から注目はしていました。

ただこの作品は色々批判も多くあって、アカデミー賞が社会風刺のためのものだという事も結構言われていましたが、作品自体は観てみないと解らないので、観てきました!

結果、
普通に良い映画じゃないですか!

黒人等の人種差別を描いた社会派の側面もありますが、メインはイタリア系の主人公トニーと黒人ピアニスト、シャーリーの友情物語といった内容であったので心暖まりました。
淡々としてはいましたが、好きなシーンも多いです。

主人公を演じた俳優は二人とも素晴らしかったです。
運転手のトニー役のヴィゴ・モーテンセンはロードオブザリングのアラゴルンを演じてたくらいしか知らなかったのですが、がさつだけど腰が強い運転手が見事にはまっていたと思います。
そして、ピアニスト役のマハーシャラ・アリは本当に素晴らしかったです。
この前観た「アリータ」では全然印象に残らなかったのですが、この映画を観て改めて素晴らしい俳優だということを証明されたと思っています。

好きなシーンとしては、
フライドチキンを車の中で二人で食べるシーンやシャーリーと一緒にトニーの妻への手紙を書くシーンは友情が深まっていく印象的な場面ですし、ラストシーンも、二人がどれだけ絆が深まったかを印象づける良い場面でした。

ただ、一部でのバッシングも分からなくもないです。
というのも、人種差別の部分は表面的過ぎたと思っています。
例えば、トニーも最初は黒人に対して差別的に扱っていましたが、何故そういった事をするのかがあまりよく描かれてなかったし理解が出来なかったです。

なお、僕がこの映画を観たのは投稿の5日前なのですが、観た直後は凄く良かったと思ったのですが、今は覚えてない場面も多いです。
それが何故かを考えたのですが、少し単調なのだと思います。

淡々と映したヒューマンドラマ作品でも「グッド・ウィル・ハンティング」とかだと名シーンもあって感動しました。
「グリーンブック」も感動的なシーンはあるのですが、残念ながら涙が出る程の感動が伝わって来ませんでした。

なので、めっちゃくちゃ好きだと言うわけではありませんが、観ていて心暖まる「友情物語」として楽しむ事が出来ました。

ただ、ほぼ同時期に公開された「運び屋」の方が良かったです。

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さうすぽー。

5.0のっけから最後まで

2019年3月20日
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笑える

知的

最初から最後まで「考えさせられ・熱くなり・震える」作品。
ヴィゴが「アラゴルン」とは対照的な体格と役作りでそれだけでも5億点だし、とても品が良くも見てる間中怒りや幸せやらでモヤモヤして暴れだしたくなる貫かれた作品でもあった。
今現在断トツに今年1番の映画。

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kei3bee3

2.5想定内の感想。

2019年3月20日
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寝られる

最強のふたり、よりは良かったと思う。演技力と俳優さんの好みだろうか。でもありきたりで、想定内を逸脱できなかった。実は寝てしまった。起きてもやっぱり想定内でついていけました。こういう系で感動するのが難しい自分。

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ゆうき

4.5異質の2人の何故かテンポの良い、ちぐはぐな会話が楽しくてシュール。...

2019年3月19日
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異質の2人の何故かテンポの良い、ちぐはぐな会話が楽しくてシュール。お互いに理解出来ないながらも認め合う、それだけで充分に見応えがあった。
得体の知れない何かに興味を持って、素直に感じる、でも入り込まない、そんな距離感が自然で感じが良い。
どんな立場でも人種でも環境でも、平等に自然に人生を楽しむ秘訣がそこにある気がした。
力の抜けた風が心地よく吹く、そんな楽しく終わりのない旅の様な気分。2人の関係は最高に楽しい!
古典の凄い方が島唄を気軽に歌ってくれた(いや歌わせてしまったのかも!)大それた思い出が浮かんできた。
スクリーン前の我々も最高潮に楽しんだあのシーンの様に、本人も楽しんでいたならとても嬉しいなどと、いろいろな余韻に浸っている。

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パプリカ

4.0野蛮な正直者と教養のある嘘つき

2019年3月19日
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笑える

幸せ

総論と各論みたいなもので、黒人はダメだけどこの人はいいとか、ここはダメだけど大概はいいとか。
社会や時代が変わってきても変わらないこともある。
行動を起こす勇気が必要なこと。
たった一人、自分のことを理解してくれる人がいると言う事が実はとても凄い事なんだと感じた。
終始笑顔でみれる映画だった。

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em

4.0友情

2019年3月19日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

友情。こんな友情、素晴らしい。泣ける。

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shigeshigeshigeo

4.0人種を越えた友情に感動!

2019年3月18日
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泣ける

笑える

幸せ

黒人ピアニストとして頂点にいながら、底辺の扱いを受ける孤独なドクター。
黒人に偏見を持ちながら、ドクターに理解を深めていくイタリア男のトニー。(ヴィゴ・モーテンセンが実にイイです!!)
二人は友情を深め、互いの「グリーンブック」となって正しい道をガイドし合うのです。

トランプ発言を受けてか?最近は人種問題を扱った映画が多いですが、
この映画は人種問題がベースであるものの、私には二人の男の純愛映画の様にも思えました。

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Masaya