グリーンブックのレビュー・感想・評価
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期待通り
すごく、すごくよかった。やっぱそれなりの賞を取った映画は違いますね。最後は涙止まらず。その時代の、リアルな人種差別。下流の白人と、上流の黒人。雨の中、激しく言い合うシーンは胸に刺さった。独特の文化は日本人には到底理解できないけど、気難しくも可愛げのある黒人、下品でも愛に溢れる白人、2人の魅力が伝わってくる。2人の漫才のようなやりとりは最高。笑えるのに、涙が出てくる。
ごめん、眠くなった
まったりとした時間に、まったりと放映される午後のロードショーのような空気感が、私には物足りなかったです。
アカデミー賞とったけどテーマはなんだっけ?でも賞とったくらいだから引き込まれるだろうし分かるだろう、と思い見始めましたがあまり伝わってきませんでした。
始めのjazzから、あ~よくあるパターンだなと若干ひいてしまい、差別に関しても、どこかで見たことがある内容ばかりだったような。気高いわりにはピアノの音色が元気だし、ケンタッキーは食べたくなるし、雪は寒そうだし……どうも作品に入り込めなかったです。
差別と孤独
身をもって差別を暴くドク。
天才的なピアノで観客を魅了するけど、本当に表現したかったことは、音楽とは別のところにあった。彼の正義が凛とした態度に現れていて清々しい。エンドロールが終わっても涙が引かなくて困った。
素敵な映画でした
予告が公開されてからずっっと見たくて、やっと先日見れました!
強気で口が上手いけど優しい面があって憎めないイタリア系白人のトニーと、堅物真面目で品の良さがにじみ出る黒人のシャーリー。映画を見ていくにつれて2人の優しさや強くもったプライドに心が熱くなります!
この映画の時代背景的にも、人種が全く違う2人は何度も差別社会の理不尽さを突きつけられます。
今の時代では何故?としか思えないことがこの頃は日常的にあったことだったと、改めて考えさせられました。
全く違う性格の2人ですが、知的なシャーリーとお喋りなトニーの掛け合いは見ていて思わず笑ってしまいます笑。
トニーの奥さんに手紙を書くシーンはとっても素敵です!!ポエミ〜!聞いているだけで眉毛が下がって、口角が上がります。
あとは!
何と言ってもピアノの演奏シーンです!
やっぱりこれは映画館で見る価値ありですね!
シャーリーが感情を出してピアノを弾くところは圧巻でした!映画の中の人たちと一緒に拍手したくなります!
優しさと笑いの中に差別社会のもどかしさがあってとにかくハラハラさせられます(主にトニー)。
最後にちゃんとしたハッピーエンドで超安心。
最初から最後まで楽しめた素敵な映画でした。
また見たいです♪
語り尽くされているけれど……
とてもわかりやすく、良品な映画でした。
知識として知っていたけれど、目の前で展開される醜い差別……
今現在でも、手をかえ形をかえ続く戦争やテロやヘイトスピーチ、いじめもまた然り。永遠になくならないのだろうなぁと思われるが、二人の変わっていく関係に救われる。最後のハグと奥さんの言葉は美しい光景でしたね。散々語り尽くされたテーマなので、あまり期待しなくて見に行きましたが、やっぱりホロリと感動しました。
the 映画!
キレイ事 こんなもんじゃない等否定的な意見も耳に入ったが 映画らしい映画 万人に薦められる
主役二人の演技はすばらしい。こんなイタリア系の役者いたかな?やはり、アメリカ いい役者沢山いるなあ とか思ったら なんとアラゴルン! すごい役者だったんだなあ
人種差別は背景にあるが、正反対の二人のロードムービー これは単純に面白くなるネタ。それに60年代の音楽 車が絡む
脚本は?監督は? 同じ人か
いや~ アリにヴィゴ この監督 改めて他の作品もチェックしたくなった。
勿論 アカデミー賞受賞にチクりと言ってたスパイク・リーも見よう
イタリア系一家という癒し
その辺に落ちている幸せってのに気付けるかどうか、それを拾えるかどうかっていうのが大切だよっていう話。
イタリア系一家が幸せそうなのは、大家族の誰かがそれを毎日拾ってきてくれるから。
自分の価値観の矛盾に気付け
人種差別がテーマな、、と思いましたが、世界はそんなにシンプルじゃない。
ヒト1人が生きる上で、生まれる以前から培われて来た環境=文化、それはサバイバルの結果。その上に価値観が形成される。
価値観はそれぞれだけど、それが正しいとは限らない、寧ろ自分は間違っているのではと疑って生きるのが良い。
自分と違うモノ、未知なモノ、それは怖い。コワイから排除する、生きるための本能。
一方現代、差別はダメダメという時代だけど、本質は簡単には変わらない。戦争、マイノリティー問題、イジメ問題も。
だが知ることは出来る。知ろうとすれば良いだけ。
そして自分の価値観の矛盾に気付け。
ドクのツンデレっぷりがかわいすぎます
良い映画を見たって気持ちに満たされました。
素敵なロードムービーであり、バディムービーであり、音楽映画であり、成長物語。
中盤くらいまで地味だったけど、手紙のシーンあたりから一気に魅力的になりました。
ふたりの関係が面白い。
最初から意外とギクシャクしてない。
シンプルに“旅を経て仲が良くなってく”ってだけじゃない変化がありました。ふたりの関係性も個人も変わっていく。
重いテーマだけど映画全体の空気はどんよりしてないのもよいです。
後半には笑いどころも多数。
そして泣き所も多数。3回ぐらい涙腺ヤバくなった。
トニーの無敵感は気持ちいいっすなぁ。腕の太さにうっとり。
ドクはツンデレっぷりがとにかくかわいすぎます。
俺のハートがキュン!!ってなる瞬間が幾度も。
あとトニーの奥さんめっさ美人。
終わり方が素晴らしかったなぁ。
客席からあたたかい笑い声が響いてfin.
品位のある人間、良い人間でありたい。
そんな気持ちに色んな側面から思わせてくれました。
素晴らしい映画!
久々にカタルシス
主演二人の演技に酔いしれました。
バイスのクリスチャンベールにも驚きましたが(マシニスト観たから尚更)、ヴィゴモーテンセンのあのビール腹は見事ですね!
得てして中だるみしがちなロードムービーにも関わらず、テンポ良く進むし、二人の掛け合いと表情が最高でした。
久しぶりにカティサークも飲みたくなりました(笑)
終盤も個人的には好きです。
本作は社会派ドラマ的側面もありますが、バディムービーとして私は面白いと思います。
胸の奥がじんわり暖かい。そういう感想でもいいじゃない。
傑作と言える価値のある映画
ほとんど時間の経つのも忘れて見れた映画だった。 1960年代の人種的に複雑なアメリカ社会の黒人差別をそれも移民系のイタリア系家族を中心に見据えたヒューマン映画。夫々が単純ではない過去の人生を背負った、黒人のエリートピアニストと彼に雇われるイタリア系白人が徐々に人種を超えて人間として相互理解を深めてゆく過程が秀逸。 悪い警官には意地悪されたが、その後、良い警官に巡り会うエピソードはいま一つの改善の必要性を感じた。
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