劇場公開日 2019年3月1日

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「ヴィゴモーテンセンの魅力により最後まで観れた!」グリーンブック 歩く龍さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ヴィゴモーテンセンの魅力により最後まで観れた!

2021年6月10日
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鑑賞方法:VOD

単純

評価が高い映画だと認識があったので、たまには良い映画でも見ようかと思い、Huluで鑑賞しました。

これはわたしの性ですが、、。
観賞後に違和感と不完全燃焼感がじわじわときて、この感覚を誰かと共有したいと思ってレビューを見たものの、やはり結構な高評価が多くちょっと寂しさとやるせなさを感じたので、この性を満たしたいがためにわざわざアカウント登録してレビューを書くことにしました。汗

題材が題材だし実話だし高評価だから結構リアルに描かれてるのかなと想像してたのですが、普通の娯楽映画でした。多分そういう感じで見れば面白いと思います。

私は日本人でものすごく安心安全に育っていて、歴史も詳しくないし、黒人奴隷の知識もないけれど、それでも「んーーー、描かれ方が浅い。」と思ってしまいました。

いや、浅くても良いんです浅くても。そうゆう映画も好きです。わたし、ハッピーエンド大好きですし。
でもなぜだろう、、、なんでこんなにやるせない気持ちになるんだろう。。。そうじゃない雰囲気漂わせてるからなのかな。深いところまで突いてくれると思っていたのに突かれなかったからかな。

いやいや、曇ったところ見えないままやん!

みたいな。。

黒人差別問題って、もっと残酷で、説明できないほどにものすごく複雑に絡み合っているから、あの二人の間に起こる変化とか、そもそものキャラクターをもっと掘り下げて、それを細かく描いてほしかったなーー。。。と。

それでもなぜ最後まで見れたのかと言うと、ヴィゴモーテンセンがとてもとても良かったからです。彼はやっぱりすごいなあ、と思いました。彼の存在によって深みがある映画のように見えてしまうんです。イリュージョン的な。
ツッコミたいところはあるけど、許しちゃう。みたいな。。。

そんな感じです。

軽い感じで見ればよいかと思います。ポップコーン片手で見る映画としては良きかと。疲れてる時にみてもよいかも。サンドイッチとも相性が良さそう。

っていろいろ言いましたが、映画を一本つくるって、毎日ぐぅたらしてるこのわたしにはとても計り知れないほどの労力とスキルと忍耐と団結力と運とそれ以外にもたくさんのものが合わさってできているから、そこは本当にリスペクトしてます。🙏

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歩く龍