「フライドチキン食べたい」グリーンブック shinkatoさんの映画レビュー(感想・評価)
フライドチキン食べたい
トニーの成長、ドクのプライドの根本にあるのが黒人差別の時代背景なのだが「つらい、厳しいことがあるけどそれでも世界は捨てたもんじゃない」というテーマはビールストリートに通じるものがあり、それをよりわかりやすくした感じ。バディモノの傑作と言っていいだろう。
そして、耐えてきたトニー夫人のラストが素晴らしい。ラストの切れ味に定評があるデイミアンチャゼル監督より上、なぜなら切れ味だけでなくそこにに「粋」が加わっているから。今年ナンバーワンの気持ちいいエンディング!
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