劇場公開日 2018年11月10日

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「許されざる駄作」マンディ 地獄のロード・ウォリアー 日高雄介さんの映画レビュー(感想・評価)

0.5許されざる駄作

2018年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

予告編で楽しそうに虐殺してるニコラス・ケイジに騙された!
モノトーン加工(しかも赤)+スロー再生されたタルくてクドい映像に、客に説明する気ゼロのアホ展開が
開始からケイジ覚醒まで延々と続くんですが、そんな序盤だけで「1時間」。何考えてんだ?

雑な撮影に独りよがり編集、流れをブチ切るアニメシーン、そして襲い来る睡魔。
ケイジ兄貴の虐殺タイムは少しだけ楽しかったけど、そこに至るまでの前戯がツラ過ぎる。

トマト様のレートは98%らしいですが、腐ってんのはトマトじゃなくて批評家と監督のアタマだろ。
監督の撮りたい絵を撮るためだけに作られた、不純度98%のオナニー映画。
ケイジとキング・クリムゾンの無駄遣い、そして鑑賞時間の無駄遣い。

映画が終わって、スタッフロール始まって、良識ある観客なら周囲の迷惑にならないよう静かに帰り支度するじゃん?
この映画はスタッフロール開始の瞬間、劇場内が「ガサガサッ」ってなったぞ。
いくら極東島国のミニシアターで映るインディ映画だからって、何作っても許されると思うなよ?

日高雄介