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映画「SOUNDS LIKE SHIT the story of Hi-STANDARD」 SOUNDS LIKE SHIT the story of Hi-STANDARD 劇場公開日:2018年11月10日
解説 日本を代表する人気パンクバンド「Hi-STANDARD」の栄光と挫折、再始動の裏側に迫ったドキュメンタリー。1999年発表のアルバムが全世界で100万枚以上の売上を記録するなど、若者たちを中心に絶大な人気を誇ったHi-STANDARD。2000年に理由を一切公表することなく突如として活動停止し、様々な噂や憶測が飛び交ったが、11年に再始動を遂げ、17年には初のアリーナツアーを成功させた。かつて伝説と呼ばれた3人のメンバーたちが、自身の絶頂とドン底、活動停止の真相やそれぞれの思いについて赤裸々に語る。圧倒的な演奏シーンや、これが初出となる貴重な映像の数々も満載。
2018年製作/117分/G/日本 配給:NexTone
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2020年1月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
映画館で鑑賞。周りに同年代の人がたくさん。 懐かしさがハンパない。 当時大学1年生で MAKING THE ROADを友達の家で聞き、 なんだ!?このクソかっこいいバンドは!! とスッゴイ衝撃を受けたことを覚えている。 知って間も無くAIR JAM2000を最後に活動休止してしまい、残念だったが、その理由がわかりスッキリした。 今でも、3人は自分の永遠のヒーローだ。
バンドやチームで何かしらビルドするスタートアップのチームはバイブルになりうる作品 互いの自我がぶつかり合う様が共感を呼ぶストーリーになる
2018年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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カッコ良すぎるじゃん…。 今、ホコリを被った2011年のAIR JAMのDVD見てる。
2018年11月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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いやー、これは傑作ドキュメンタリーでした。 内容もさることながら、外部の視点が一切なく、メンバー3人のインタビューのみを使用した構成は、生々しくリアルでした。 特に、ハイスタの活動休止から『荒野の10年』といえるゼロ年代をメンバーが振り返る姿にはグッと来ました。 Pizza of Deathを立ち上げてから、社長となって実務をすべて引き受けざるを得なかったケンが、他のメンバーたちに対して溝を感じるようになる場面は自分の体験と少し重なるところがあり、めちゃめちゃ共感しました。 バンド内の運営役ってできる人が限られているんですよね。運営役は1人で苦労を背負ってしまい、そして他のメンバーはその苦労を理解できないことは多いと思います。運営に携わらないメンバーがケロっとしているのも、また腹が立つんですよ。フラカンのグレートマエカワのようなマネージャー気質のメンバーに恵まれるバンドは数少ないと思います。 活動休止後のナンバの苦悩もよく理解できます。ケンは社長として現実面に向かい合えたのですが、ナンバにとってはハイスタが人生のすべてだったのでしょう。ケンが立ち直って自分のバンドを率いる姿を見ると、なんとも言えないモヤモヤを感じてしまうのも無理もないと思います。 メンバーの関係はこじれていましたが、友情があるがゆえに、ハイスタを愛するがゆえにこじれていたように感じました。 ケンは結構「大義」という言葉を使っていた印象があります。だからこそ、エゴによる再結成は意味がない。自分たちを超えたもののためでなければ再結成は不可能だったのでしょう。そう考えると、震災での再結成はある意味必然だったのかもしれません。 ハイスタは友情ベースのバンドだったように思います。不器用だったり、若さゆえの視野狭窄だったりと、すれ違ってはいるものの、基本は互いを思いやろうとしていました。だからこそ再結成も一時的ではなく、現在まで続けることができているのだと思います。 山を乗り越えた者たちだけが語れる「今が最高!」との言葉は、単なる掛け声ではない、強靭な説得力を感じています。同世代でもミッシェルのように再結成が叶わないバンドもいます。試練をクリアして生き残ったハイスタには頑張ってほしいと切に願います。