劇場公開日 2019年12月27日

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男はつらいよ お帰り 寅さんのレビュー・感想・評価

全339件中、61~80件目を表示

4.0みんな、こころの難民

2020年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

わたしは今まで『男はつらいよ』を
ちゃんと 観ていません。
所々しか観ていません。
それなのに、この映画を観て驚きました。
わたしの中に「寅さんイズム」が
ちゃんと宿っていたのだから…
それを言葉にすると “ 浪花節の義理・人情 ” といった
現代ではすっかり影を潜めた精神論の類なのかも知れない…

昔は、家族とは別の 、時々顔を出すヒトが…
近所のおじちゃん、おばちゃんだったり
遠縁のおじちゃん、おばちゃんといった
調子のいい、おしゃべりで、お節介なヒトが…
愚痴を聞いてくれたり聞かされたり
こっちが励ましたらこっちが説教されたり…
そんなヒトが必ずまわりにはいてくれた。
そんな時代が確かにあったと思います。

今は、ヒトとヒトとの関係が希薄に感じられる風潮の中
その実、つながりを求める…
ネットでのつながりを拠り所にしている傾向が
強まっていると感じられるのがその証拠だと、
わたし自身も思うのです。

〈今、世界は、難民であふれっている〉
戦争や情勢の憂き目に合い故郷を追われ彷徨うヒトたち…

〈今、日本は、どうなのだろう〉
自分が何処へ行って何をしたらいいのか?
何者になりたいのか? 分からないヒトたち…

《みんな、寄る辺なき漂流者だ》
そんな暗夜行路を照らす光は、
寅さんのような存在と、そのヒトが発する言葉かも知れない。
人生の旅路を導いてくれる存在…
それが、寅さん! 日本には、寅さんがいる!

若いヒトたちの多くに、ぜひ観てもらって
「寅さんイズム」をこころの片隅にでも
宿して頂ければと思います。
だから学生さんは【100円】で観れるようにしたんだろうと思いました。

おじさんの面影を探す旅は
見失った自分を探す旅

帰る家に戻ったら「ただいま」を言おう
旅路から戻ったら「おかえり」を言おう
家族に、自分に、
それがしあわせの風景
拠り所の象徴として、こころに寅さんがいてくれる限り、
この日本はまだ、捨てたもんじゃない!

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野々原 ポコタ

1.0主役が不在、こんなもんでしょう?

2020年2月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

感動重視の思い出話し、文句無し流石山田監督超一流と思う。
ただ山田監督焼きが回ったか?パクり男の桑田佳祐登場で、本当の寅さんファンは、かなりがっかり😖⤵️来ただろう⁉️

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辛口慢

0.5観る価値なし

2020年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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ken

4.0渥美清の存在感

2020年2月4日
Androidアプリから投稿

やはり、美空ひばり・石原裕次郎と並ぶ昭和の大スター。
スクリーンにあの四角い顔が大写しになるだけで全ての雑念を打ち消してくれる。
ただ、いかんせん過去の作品の切り貼りやVFXを駆使しての登場であり、そういう事実が寂しさも惹起させる。

物語は満男を語り部として寅さんの思い出を辿っていくというものだが、妻の法事をきっかけに展開し始めるという割に妻の写真はおろか、なり初めすらも語られないのは違和感がある。
イズミとの再会を中心ストーリーに据えるならば、いっそのことイズミと結婚→離縁という設定にしたほうが馴染みやすかったかな。

ただ、正真正銘のシリーズ最終作になりそうだし、松竹にとっては宝とも言えるコンテンツだから、
せめて自社系劇場では一日でも長く上映を続けてほしい。

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藤崎修次

1.5過去作品との決別を。

2020年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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もぐら

5.0久しぶりに泣いたな!3回も

2020年2月1日
スマートフォンから投稿

冒頭の桑田佳祐の歌はラストを引き立てる為でしょう。寅さん世代の桑田佳祐で私は良かったと思う。
素晴らしい構成とこのスピード感は流石です。
心の目で見る映画です。
ありがとう。
寅さん
そして
山田監督

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NORINORI

4.0涙が出ました。

2020年2月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

映画館でこれだけ涙が出たのは久しぶりです。歳もとり、涙腺崩壊しているのもありますが、寅さんが映像に出てくるたびに 涙が出てきます。最初の桑田佳祐さんの横で「わたくし〜生まれも育ちも〜」と横に出た途端、その寅さんの存在感や渥美さんの言い回しのうまさに感動し、あらためてその偉大さを身にしみて感じると共に、涙も自然に流れ落ちました。
以降、寅さんが以前の映像で登場するたびに、もう涙がいっぱいです。
とにかく、渥美さんの演ずる寅さんのさまざまなシーンひとつひとつ取っても、ピッタリはまってると言いましょうか、そのうまさを改めて感じました。寅さんは渥美さんでないといけませんし、他は考えられません。
今までのマドンナ演ずる女優さんの美しさも、昔の俳優さんの凄さを感じました。今思えば、男はつらいよの時代はホントよい時代でしたし、こんな日本人の心がこもった映画は出て来ません。

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デミッチュ

4.0「男はつらいよ」を観なかった人生を後悔するほど面白い

2020年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今まで、「男はつらいよ」シリーズを一つも観たことはありません。
今作は前評判がめちゃくちゃ高かったというのもあり、今回はじめての鑑賞です。

結論から言うと、めちゃくちゃ面白かった。そして、今まで「男はつらいよ」シリーズを観てこなかった人生を後悔しました。

今作には、「男はつらいよ」シリーズに登場していたキャラクター達が、キャストをそのままに登場します。当時の面影を残しつつ、成長した彼らを観るだけで、シリーズのファンなら感涙ものでしょう。

主人公の寅さんを演じた俳優・渥美さんが亡くなって、過去の映像を使って渥美さんを出演させるということが話題になっていましたよね。「過去の映像を使って出演させるってどういうこと?」と思っていましたが、映画を観て納得。回想シーンなどで過去の映像を差し込んだり、合成で登場させるんですね。

寅さんの甥にあたる満夫が本作の主人公で、脱サラして作家として活躍し始めた時に高校時代のガールフレンドである泉と久々の再開を果たすところから始まる物語です。父子家庭である満夫と両親との確執がある泉を通じて、家族のありかたについて描いた内容になっています。登場人物たちは寅さんとの思い出を通じて仲良くなったり、何か窮地に立たされたときは「寅さんならどうしていただろう」と考えたりします。登場人物たちの心の中には「寅さん」という偉大な存在が今でも生きているんだということが感じ取れる構成になっていて、また随所に過去の映像が差し込まれるのでファンにとってはたまらない内容になっていたように思います。

間違いなく今作の中心人物は渥美清演じる「寅さん」であり、過去の映像でしか登場しないのに間違いなく主人公であると思い知らされます。なのでスタッフロールで一番最初に出てきたのが「渥美清」だったのも個人的には感動しました。

惜しむらくは、私が「男はつらいよ」を未鑑賞である点。随所に「ファン向けのシーンだな」と思われるシーンが散見されたので、「何で俺は今まで男はつらいよを観てこなかったんだ・・・」と後悔に苛まれることになりました。今までのシリーズを観ていたら10倍楽しめたと思いますし、今までのシリーズを観てきたならば映画館で号泣していたと思います。

しかし、今までシリーズに全く触れてこなかった私でもこれほどに面白く鑑賞できて感動できる素晴らしいクオリティで、多くの人にオススメしたい映画でした。

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といぼ:レビューが長い人

4.0ありがとう

2020年1月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

年配のお客様が多く、懐かしみ笑い声もあちらこちらで聞こえるとても和やかな雰囲気。

小学生の頃、母と一緒に何本か映画館で鑑賞しましたが、記憶はぼんやり。
結婚した旦那が寅さん好きとあって、大人になってからは好んで観るようになりました。

全編通して楽しい仕掛けが。
御供えのメロンが後から名シーンに繋がりました。

満男と泉ちゃんの3日間。
寅さんとヒロインの関係の様で後からじわじわと効いてきました。
1人娘が余りにも良い子過ぎて現実味が薄れたので残念でしたが。。

ラスト10分位は見応えありました。
自然と涙が溢れました。
令和に50作目が観られて良かった。
残念な気持ちが救われました。

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AKKITA

4.5おかえり、そしてさようなら

2020年1月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

良い話だった。
リアルタイムで全ての作品を観た訳でもないけど、そして、一作一作が全て心に突き刺さるぐらいの感動を受けた訳でもってないけど、昭和の一時代に生き、そして平成、令和と続く人々の営み(変わらないようで、大きく変わってしまったもの、そして、変わってしまって取り返しがつかなくなったもの、それらを全部受け止めながら生きていく)を感じることができた。
山田洋次は、やはり優れたストーリーテーラーだと思った。
おかえりだけど、さようならなんだろうね、きっと。
ちょっと感傷的になりました。

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kawauso

4.0ほっこり

2020年1月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ほとんど作品は観ていないが、逆にこんな人もマドンナだったんだと新鮮な驚き。借りて観てみたいなという思いが。
ホントに誰一人悪い人がいないほっこりとする作品になってる。

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あきら

3.5満男、もっと子供であれ!

2020年1月25日
Androidアプリから投稿

寅さんが最も気にかけて最も愛した男、満男。
その満男が若かりし頃のように迷い、苦しみます。
なかばサディスティックに満男の苦悩に感情移入してしまうのは歪んだ見方か?
渥美清さん亡き後「男はつらいよ」の続編を撮るなら満男を主役に!って思ってた者としては、今回の話がとてもお気に入りです。
ただ。
ただ、やっぱり寅さんありきのこの映画なので。寅さんが、アメリカのB級映画や「トゥルーロマンス」に出てきたエルヴィスの偶像みたいで……

淋しかった……。

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昼行灯

3.5マスターtarasan

2020年1月25日
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鑑賞方法:映画館

Torasan be with you…
年末に観たSWを思い起こした^_^

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shige12

3.5懐古のなんだろうけど?

2020年1月24日
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鑑賞方法:映画館

期待しすぎだったか?の 懐かしい映像がスクリーン通して復刻は良いが、映画としては、松竹の戦略なネームバリュー活かすかの作り方。あえてイイ点は、満男が親父としての娘からの慕われてる父性感は、にじみ出てた。山田監督らしいのはこういう事なのか、物語の活かす演技力がある配役にあれば?と疑問視が残る。

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たかなな

5.0昭和ノスタルジーの結晶のような作品です。心が暖かくなります。

2020年1月23日
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もりのいぶき

4.5最初の桑田佳祐は要らない!と思う人は一杯居たようだが…

2020年1月23日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

勝手な事を言わして貰っちゃう〜
「寅さん」という作品は,基本的に渥美清の作品である訳であって、一寸言い方分からんが,どんなに唄が巧かろうが誰が唄っても文句は出るだろう!とも想われたが…確かに唄うシーン自体は蛇足だったかもしれないが、桑田佳祐だから許されてる処もあり!だとも思えた。
過去の「寅さん」好きにとっては堪らん懐かしのシーンを取り入れた事に寄って、日本の名作の“善さ”として改めて思い知らされたし…&一寸狡くない?過去の色々且つ様々な名シーンを振り返り過ぎ⁉️は一寸煩く感じたのも正直な所ではあるがしかし、実際にそれだけ振り替えざるを得ない程,歴史のある作品である事も否めないんだよねぇ〜
※改めて初期の頃のサクラ事賠償千恵子は綺麗な人だったんだなぁ〜&台詞は棒読みだったが後藤久美子も…

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サクちゃん

1.0寅さんがいる現在を感じたかったが…

2020年1月23日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

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40

0.5気の抜けたサイダー

2020年1月23日
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鑑賞方法:映画館

寅さん映画に関わった方たち(役者・撮影技術者含め)の同窓会と化した作品。見どころやストーリーの主点が全くはっきりせず、寅さん不在のまま始まり、不在のまま終わってしまった印象を受けました。満男とイズミのヤケボックリなどどうでもよかったです。久しぶりに寅さんに会えると楽しみにしていましたが、この作品のどこが「おかえり」なのでしょうか。

さくらや博にこそ、作中で寅さんを語り、回想し、偲んでほしかったです。

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P-emilion

5.030代前半です。寅さんファンですが、小さい子供がいて、なかなか観に...

2020年1月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

30代前半です。寅さんファンですが、小さい子供がいて、なかなか観に行けませんでした。お客さんも少なかったのですが、何が良かったって、最後に拍手が起こった事です。

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mimi

2.0寅さん、戻って来て〜♪

2020年1月22日
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コウズィ