パッドマン 5億人の女性を救った男のレビュー・感想・評価
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素晴らしく気持ちがいい‼️
人のためと謳いながらも結局はお金儲けのため、という事柄が多い世の中で本当に純粋な気持ちを貫いた男性の実話。 ただのサクセスストーリーだけでなくほろ苦い人間らしいドラマも含まれていて、とにかく感動🌀 137分があっという間だったー✨✨✨ Think Simple 大切なこと。
屈しない男
「生理」におけるタブー感は日本でも未だ根強い。大きな声で生理ですって言い難いし、あの痛みや出血を不浄なものとして扱う風習、まあインド程ではないにしてもあるはずだ。 だが本作の主人公、パッドマンは恐れない。彼は学はなくとも大変賢いので「このままでは危ない!」ということに気づき、愛する妻を守るため立ち上がる。 ...のだがもうこの後のパッドマンのやられっぷりたるや散々である。知識...大事である。変態だの地獄に落ちろだのクズだの散々言われて結局妻も実家に戻され...この展開は観ていられない。パッドマンは屈しないが、私だったらとっくの昔に屈しているレベルの偏見である。 私の頭ではどう考えてもおかしな展開なのだが、彼らの中ではそれが常識。常識から外れるということの怖さを感じる。「恥」の感覚の強さも含め。 後半は村を出たパッドマンが奇跡の僥倖を経て成功を遂げる典型的なサクセスストーリーとなるが、ここでもパッドマンの思考が光る。彼は常に誰かの為を思っている。妻の為から多くの女性の為に。広がっていく彼の思考とラストの英語スピーチ、あとものすごく深い愛、仲間、成功譚の全てがこの物語に詰まっていると言っていい。 異文化を理解する、ビジネスを学ぶという意味でも本作はとても優れていると思う。
パ(ッド)ワー オブ ラブ
2001年インドの田舎村から始まった実話ベース物語。 この地方では女性の日では家に入ることは許されず バルコニーで5日過ごし、食事も別に取る。 またナプキンは高級品のため、繰り返し何度も 使う不衛生な布を当て過ごす。 そんな妻や妹、母などの女性に対し 感染症を予防すべく安価なナプキン製造を 考え実行した男の話。 女性の日の事に触れるのはタブー中のタブーで 男性もその事に対して穢れと罵る文化の中、 ラクシュミはなんとか理解してもらおうと 何度も作っては使ってもらうのを繰り返す。 そこにはただ妻が感染症の末、死んでしまうかも しれないと恐怖したが故の真っ直ぐな愛だった。 この映画は女性蔑視な国やその分野の知識の浅い中学くらいの男子、 何より妻のいる男性が見るべき映画。 妻への愛のみならず、屈しない精神。 不便なものを改善しようとする前向きさ。 失敗の先のチャンス、いろんなところにあるヒント。 業界人の助け。カスタマーの声。 さまざまなものを改めて学ぶ事が出来ます。 インド映画だという事で敬遠し観たいのはあまりに勿体ない すごく完成度の高い作品。
再認識。お金が目標では成就しない
決して予算が高いとは思えないが、減点するポイントが見つからない作品。 男はインドの田舎の封建的とも感じるシステムのなかで、愛する女房を想うあまり、タブーにも真っ向から立ち向かい、排除されても不器用だけど決して信念はブレない。 でも成功には、やはり良き協力者が必要。 2人で事業を拡大していく毎日、キラキラした目が美しい。 協力者パリーは男に惹かれていたけど、恋愛は成就せずとも、満足しているようにみえた。 アメリカでのスピーチには、感動と共感をおぼえた。
インドで生理用ナプキンの普及に頑張った男性の実話がベースになってる...
インドで生理用ナプキンの普及に頑張った男性の実話がベースになってるんやけど、最初に愛する奥さんのために(超愛妻家)生理用ナプキンを自分で作っちゃうというある意味衝撃的な(笑) 笑っちゃったけど、笑えない。だって、2002年の話なんだでー💦 インドでの2002年のナプキンの普及率が13%って…😱物凄く高価な物扱いだったみたいで(輸入品?)結果、国産品を作ろうと奔走したりするんやけどね。 布を使う(昔は日本もそうだったけど)洗ってもサリーの陰に干したりして不衛生。結果、何%かの女性が病気になったり、その内の何%かの女性は亡くなったりしちゃうとか💦 何にせよ色々と衝撃的でした。 生理になったら家の中には入れないとか、もーーーーーっ理解不能ーーーー😱 女を何だと思っとるんだーっっって思う処もあるんやけど、女性ですらそれを当たり前だと受け入れてるから…日本で暮らしてる私には何とも言えませんがねぇ💦 映画事態はとってもとっても面白かったです。主人公の愛妻家っぷりっがホントに微笑ましいし羨ましい(笑) インドってほぼ親が相手を決めるから、良い相手に巡り会うのは運が良かったとしか思えないよねぇ。 最後のスピーチにはジーンときました👍 見終わったらハッピーな気持ちになれます😊見て良かったなー💕
女性のため
以前映画を観に行った時、予告編で唯一気になった作品だったので観てきました! 予想通り、面白かった!!! 実はインド映画初で…上映時間の長い映画が苦手だから観ないでいたんだけど こういう感じなんだなーー これなら飽きずに観れる!うん 冒頭のシーンから私は感動したけど 本編はコメディだからか 劇場内でもちょこちょこ笑い起きてました この主人公、ラクシュミが奥さんの事が好きすぎて一時も離れたくないのね もちろん、生理の時も でも風習として生理の時は一緒に居れないから我慢するしかないんだけど この「風習」というのがかなり根深い 「穢れ」といって 5日間は日本のベランダのような所に隔離され何もさせてもらえない その間に奥さんが汚い布を干して洗っているのを見かけて こんなものを付けているのか!!って衝撃を受けてラクシュミは奥さんの為に生理用ナプキンを買いに行きます でも結局高すぎて返されるんだけど そのお店に書いてある言葉が結構ツボだった 「返品は恥」だったかな?うろ覚えだけど ラクシュミが手作りナプキンを作って付けるよう説得しようとしても周りの顔があったり恥ずかしいとの理由でなかなか奥さんは付けてくれない… だんだん村八分にされていくんだけど… それでもラクシュミはブレないんですよね ただ「奥さんに安価なナプキンを付けてほしい」って思いだけ ラクシュミは誠実とも言えるけど、真っ直ぐが過ぎるとただの変人にもなってしまう これは「ヲタク」と言われる人達にも通じるところがある気がする 純粋がゆえになんだよね 純粋さというのは時として誰かを傷つける事もある ここで言う奥さんのこと 「奥さんが理解なさすぎる」という人も多いと思うけど、私は田舎出身者なのでこの奥さんの気持ちは少し分かるかもしれない 閉鎖的なところで生きるという事は新しいものをなかなか受け入れられない 受け入れる土壌がないと言うことなんです 本人の気持ちとはうらはらに、ということです まぁ、田舎にも色々な人はいますが 前半はナプキンの事に没頭するラクシュミに対して村の人々が呆れ村から追い出すシーンで終わります 後半はうってかわって都会へ ここからが「パッドマン」本領発揮 準ヒロインのパリーと出会う事で色々変わっていきますね 本当にこのパリー、綺麗♡ めちゃくちゃ綺麗♡ ラクシュミ社 笑 お手製のナプキンの試験第一号になるんですけど その感想を聞く時のラクシュミがなかなかやばいニヤニヤ加減で面白い 都会っ子のパリーだから引かなかったけどやっぱり普通は引くよね ナプキンを作る事自体がとても素敵な事だけれど、もっと素敵だなと思ったのは 働き口のない女性達にナプキンを作らせて お金を稼がせる場所を与えたこと もはや奥さんだけの為じゃなく、世の女性の為にもなっている これが彼の功績ではないかな 色々面白いシーンがあったので書きたいけどあまり書きすぎるとネタバレになってしまうからほどほどにしときます 終盤の演説のシーンは、じんわり感動が押し寄せてきてカタコト英語だからこそ良かったんだろうなぁ 覚えているセリフ(うろ覚え必須) 「T&E」トライ&エラー 「ピンチはチャンス」 「男性は12ヶ月なのに女性は(働けるのが)10ヶ月しかない。ナプキンがあるお陰で2ヶ月延びた」 「女性が世を良くする」 あんなに感動したのに覚えてるセリフこれしかない… 世の中には色々な企業があり、発明もたくさんあるけれど 「誰かのため」「世のため」と人のお役に立ちたい!などと 動機が(愛)のあるものなら発展し広がっていくのだなと感じる事があります。 まさにこのパッドマンもそうでしょう。 特許を取ってもバチはあたらないのにそうしなかった。 「マネーマン」にはなりたくない。 最後までブレなかったなーー!! 私、多分また2回目観に行きます 迷ってる人、絶対観た方が良いよーー 後悔させないよーーー
何度もおきあがる不屈の心に感動の嵐!!
妻にもあきられ、まわりにも変人あつかいされ
それでも生理用ナプキンを作り続けるパッドマン
彼の思いに気持ちを熱くしない人間なんているのだろうか
まるでスポ根ものを観ているような気持ちにもなった
これでもか これでもかと
襲い掛かる試練
観ていて これでいける!
えーまたあ・・・と言う連続で
ここまでしたんだからもういいよと
言ってしまいたいくらいなのだけれど
それでも彼はひるまない
何度も何度も立ち上がる
それがパッドマンなのだ
でも一人では成功はありえない
パッドマンにも 人のつながりがあり
それが 成功へと結びつけていく
クライマックスのスピーチのシーンがとても好きでした
泣いて笑いました
それどインド映画にはかかせない音楽
これもとても良かったです
感動しかない!
インド映画 嫌がる嫁を説得して
連れて観に行って来ました。
面白く良かった!素晴らしい!
前半 苦労話長いけど…
長い上映時間でしたが集中力切れず
主人公に感情移入しっぱなし
とくに
アメリカでのスピーチの場面!
感動!涙だだ漏れ!
最後…嫁のところに帰るやなんて!
グッときた!
素直に尊敬します。
アンビリバボーで ありそうな偉人の話ですけどね。
帰り道 嫁さんに
「どやったぁ?」満面の笑顔で聞いたら…
『イマイチ かな』
「えぇー!?」驚いた!
いや〜泣かされました!
マダムインニューヨークとか、野球選手になるためにアメリカに招かれて苦労した話や、お弁当が間違って配達されて始まるラブストーリーとか、インド映画には泣かされることが多い!幸せになれる映画は、日本の映画には感じたことが無い…また見に行こうと〜っと!
ホンマの仕事とは!
良かった。
インドのチャラさと封建さと努力
自分の満足ではなくみんなが幸せになるよう
それが、ラクシュミの願いや!
奥さん攻めたらあかんで!
って言いながら観てたよ。
恋と仕事は、別やな!
言ってたな
しょーもない男になりなやって
2001年!?
173本目。 騙された感が強い。 5億人をとかね、世界で初めて作った人の話かと思ってたから。 良く調べてから行けば良かっただけの話だけど、敢えてそれをしてないからなぁ。 スピーチはスゴく良かったけど、あとは時間との戦いだった。
女性を健康で幸せにする
そのことで社会もより健康で幸せになる。 母や妹のためではなく、妻のためというのが良い。 初潮を迎えた女の子のためのお祭りのシーンがとてもステキでした。こんなに女性からは歓迎されるのに、隔離され穢れとされるのはなぜなんだろう?
☆☆☆☆ 簡単に。 《穢れたモノ》だから、家の中には入れない。 そ...
☆☆☆☆
簡単に。
《穢れたモノ》だから、家の中には入れない。
そんな、長年続いて来た習慣や文化を覆すのは難しい。
それゆえ、悪魔扱いにまでされてしまう。
ただ1つだけ、彼には決して挫けないとゆう強い意思が有った。
《習うより慣れろ!》…いや〜!ちょっと違うんですけどね(´-`)
ただ、それによって遂に!
此処から先は。例えば『ロレンッオのオイル』の様に、それでも一切めげない姿が描かれる。だが陽の目を見る事は無い。
ところが、或る偶然の出会いから一気に…。
もうクライマックスの演説場面はウルウル状態。
個人的には『バーフバリ』を軽〜く越えて行きました〜(#^.^#)
いや〜!泣かされちゃったよ〜(ノД`)
それもこれも「困って居る人を助けたい。お金じゃない!」って気持ちが第1に有るから。
そして、全てが大団円で終わる訳でも無い…って、ゆうところもその要因の1つでしょうね。
激しいダンスシーン等は無いですが、オープニングの歌を始めとして。殆どの曲が耳に馴染んで入って来る。
特に、【テストマッチ】の場面がお気に入りですね。
♫すっかりヒーロー、すっかりヒーロー、すっかりヒーロー、ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!♫(空耳っス)
2018年12月8日 TOHOシネマズ/シャンテシネ1
まさにSDGsゴールのモデル
国連が掲げる社会課題を解決したモデルの紹介でしたが、これすごいのがP&Gのような大企業による取り組みでないところ。 単純に愛する奥さんの課題を解決しようと立ち上がった男の人で、学歴もないインドの村の人が古い慣習に疑問をもったところから始まるのがこの話の特別なところ。 確かに既製品の55ルピー(87円)とパッドマン製品の2ルピー(3円)じゃ偉い違う。女性を2ヶ月延命するという演説も納得した。 ただ彼の成功はパートナーの支えなしにはありえなく、二人が分かち合った信条や多くの経験を思うと泣いてしまった。。。
「5億人の女性を救った」は伊達じゃない!
インド映画初鑑賞ですが、想像以上によかったです。冒頭から予想どおりのノリで、ちょっと苦手なタイプの作品かもと思いましたが、前半が終わるころにすっかりハマってしまい、後半はさらに引き込まれました。2時間超の長い映画でしたが、しっかりとした内容があり、テンポも悪くないので、まったく飽きることはありませんでした。 とにかく、主人公のラクシュミの人柄がすばらしすぎます。妻への一途な愛、技術者としての信念、他者への思いやり、誠実な態度等、どこを取っても真似できません。終盤でのスピーチシーンは、彼の思いがあふれて、こちらは涙があふれました。そんな彼だからこそ、このような偉大なことを成し得たのだと思います。 単にナプキンを安価に製造する方法を発明しただけでなく、そこから社会に変革をもたらしたことは、まさにイノベーション!女性の体だけでなく、心や尊厳までも守ったのだと感じました。「5億人の女性を救った」というフレーズが、自分の想像をはるかに超えていたことを知り、本作の奥深さを痛感しました。 ラストは予想どおりの展開でしたが、自分としては別の形を望んでいただけに、ちょっとだけ残念でした。とはいえ、それでこそのラクシュミであり、そうでなければいけないと改めて思い、すがすがしい気持ちで席を立ちました。 それにしても、インドの生理に対する認識には驚きました。2000年代初頭の話らしいですが、パソコンでネット検索したり、ケータイを使ったりしている一方で、生理を「穢れ」ととらえて、女性を家にも入れないことに、強い違和感を覚えました。まさにところ変われば…という感じですが、これがラクシュミのおかげで、今後少しずつでも改善されていくことを願います。
【感動】配偶者あり・カップルの方にお薦めの実話物語
生理用ナプキン作りに情熱をかけた男の実話物語です。
顧客1号のパリー(初期のローラ似)が登場してから展開が大きく動きます。
国連での演説スピーチもなかなか良かったです。
「インドにスーパーマンやスパイダーマンはいないが、パッドマンがいる」にはかなりウケました(笑)
インド国内で貧困に苦しむ女性を助けるために同性ならではの理解を得やすい販売スタイルも共感できたし、また手に障がいを持った方に対しても機械を操作しやすいように改良した点もすごく良かったです。
まさに世の中の困難を希望に変えるやり方で、何度もウルウルしました。
音楽も心地よく、主人公ラクシュミに何度も何度も同情しながらも最後は苦労が報われて良かったです。
個人的には今年一番の大当たりでした!
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