記憶にございません!のレビュー・感想・評価
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中井さんの魅力にあてられました。
「憲政史上最悪」と言われる総理が、石をぶつけられ記憶喪失になったことから起きるドタバタを描く物語。
三谷さんらしいコメディ映画です。大笑いする程ではありませんが、「クスッ」や「ニヤッ」と言った笑いが繋がっていく作品です。
コメディタッチの中、終盤にある小学校時代の作文の設定が秀逸です。少し驚き、少し心が温かくなる、そんな設定です。
ただ、「ラジオの時間」や「ゴールデンアワー」にあるような、予想外の展開が連なる「驚き」は感じられませんでした。総理が主人公ですから、あまり無茶無理をさせ難かったというのもあるのでしょうが、少々物足りなく感じます。
また、総理が改心した理由・・・逆に言えば、志を違えた理由が明示されていれば、もっとドラマとしての奥行が出たように思えます。
満足には少し足りない、小満足っという感想の映画でした。
それにしても中井貴一は良い俳優さんですね。正直、あまり好きな俳優ではなかったのですが、この映画では素晴らしい演技でした。
宣伝倒れ。
大金を掛けて宣伝をブチ込み続けた作品です。
その宣伝よりもなお面白ければ……と思って観に行ったわけですが、たとえば本物の米国大統領の訪日シーンを、日本人はみんな知っているだけに、まぁなんというか、映画の中の「チープ感&ニセモノ感」が半端ではなく、結局のところ、宣伝だけ見てれば充分な映画と思いました。
そんななか、中井サンも小池サンも安定した演技を楽しませてくれましたが、残念なことにダイコン役者ぶりが目についたのがディーン・フジオカ。
彼はすごい美男子で、ファンもさぞかし多いのだろうと思いましたが、セリフの多くが「セリフセリフ」していて、必死で「噛まないように頑張っている印象」ばかりが残りました。
一度、完全にセリフを消化して、自分の言葉としてセリフを発することができないものかと、もどかしく思え、この人がなにかを言うたびにシラケてしまうのです。
もはや演技以前の問題で、残念でなりませんでした。
もう一人、映像映りは抜群でもセリフがダイコンだったのが寺島某。
外観は存在感抜群の役者ですが、この年齢でこのキャリアで、こんなに下手で良いのかと残念でなりませんでした。
三谷監督って、人間関係において、馴れ合い感覚がすごく強い人なのではないのかな、という感触が強く印象つけられました。
もしも実際は違うなら、ごめんなさいなのですが。
そこまで政治批判じゃない。
日本の政治に風刺を効かせてはいるものの、根元からはえぐってこない感じ。もっと痛烈に痛快に行ってほしかったけれど難しいんだろうな…ビックネームでもやれる範囲のギリギリがここなんだと思う。
今の総理や議員が二世議員が多い事に反感を持ってしまう事もあって親子の交流には総理大臣は世襲じゃねえだろ!とちょっと思ってしまいましたが若者のなりたい職業に総理大臣がランクインしていた過去があった事も考えると息子を若者代表として考えれば納得もできるかな…
政治物は世間に政治についてアレコレ言っていい環境地盤がないから真面目に考えるとモヤモヤが付き纏いますね。
とはいえ三谷作品の面白さは流石で安心して笑えた事と豪華出演陣のフルコースはこのモヤッとしがちなテーマであっても見てる間ずっと楽しめました。笑って暖かい気持ちになれるところはブレてない。
結局三谷さんの灰汁の強い人や面倒な人、間違いをおかしてしまった人もどれもその人の一面で人ってそういう事もあるよねその方が面白いよって感じさせてくれる話のスタイルが好きだな〜と再確認。
総理大臣が記憶を失ったまま政治を継続するというのはおもしろい。 た...
安定の三谷幸喜節
面白かったしテンポも良かった。
いつもの安定の三谷幸喜節で安心して観れたのだけど、
安定過ぎてインパクトは薄かったように感じてしまった。
役者さんが相変わらず楽しそうだし、
キャラも良かったけど、
ホテル、裁判所、映画の撮影、戦国時代とやって来た
舞台が官邸に変わっただけで、
最初に記憶が無くなる以上に大きな大ピンチが起こらない
ので物足りなさは感じでしまった。
子ども達と一緒に政治を知るのには良いかもしれません。
政治を動かしてるのは実は総理大臣じゃなくて、
官房長官だったか!「新聞記者」に続いて
菅官房長官の見方が変わっちゃうな…
中井貴一さんが言うまでもなくとても良かった。
どこまでが台本でどこからがアドリブなのか分からないけど、行動や言動にいちいち笑わせてもらった。
中井貴一さん!
良くできたコメディ
総理の周りが佳い女揃い、総理うらやましい。
妻は石田ゆり子、お手伝いが斉藤由貴、直属の部下に小池栄子、野党党首に吉田羊。
投石に当たって記憶喪失(笑)
実在の色んな総理の悪いイメージ煮詰めたような黒田総理に笑う。
記憶喪失なもんだから、人に聞いても分からない事が多過ぎて大変なのも楽しい。
序盤からどうなるやらわからんところが楽しい。
嫁のベッドがすんごい離れてるのも笑う。
コメディ独特のズブズブの関係がひどい(笑)
嫁は部下と浮気。
自分は野党党首と身体の関係、部下にはセクハラ三昧、アメリカの通訳者にすらコナをかけ、議員会館にスーパー銭湯とかそりゃ支持率も下がるわ(笑)
政治に対して深く弄りすぎない程度に弄っておいて笑いを取りつつ、「ああ、やっぱり…」と思わせる作りは気楽に観ることが出来るコメディとして上質。
ラストもちょっとズルい(笑)まさに迷言「記憶にございません」に相応しい。
私は「元の濁りの田沼恋しき」の方が自然な政治みたいに思うけど、流れない溜まり水の腐り具合に呆れてきた頃に観るには丁度良い作品。
中々政治は変わらないよね…。
有働由美子のケバケバしいキャスターが誰か分からず、分かってからも似合わなさに驚いた(笑)
三谷作品で1番好きになりました✨
支持率2%程のダメ総理が頭に石をぶつけられ記憶喪失になってしまった後の物語。
三谷作品は好きな部類ではあるものの、好印象を持つ作品は少ない。理由はキャスト。
「何故この役にこの俳優さんなんだろうか?○○なら良かったのに💦」
何だか役者配置にクセがある。
三谷作品は連続で出演する俳優もいる。
あまり忖度はして貰いたくない。
少し敬遠気味だった自分。(だから劇場は観なかった。)
しかし、この作品はピタリ役者が役柄に見事ハマっている。
そんな作品だ。
総理大臣に中井貴一。夫人に石田ゆり子。側近にディーン・フジオカと小池栄子。官房長官に草刈正雄。
側近に近くても良いはずなのに、あえて離れてカメラマン役に佐藤浩市。バカバカしさ満載の女性大統領に木村佳乃。政党第二党代表の吉田羊。総理の同級生でハゲ建築社長に梶原善。ニュースキャスターが有働さん⁉️ROLLYどこ❓ww
などなど。
あまりクドくない😅あまりクセが無い😊
観やすい❗️分かりやすい‼️
政治の話として難しい話は置いておいて、民間人が気になる簡単な政治的テーマを扱い、記憶喪失と言うアクセント(一からやり直せる)がかなり感じが良い総理大臣映画にしていると思った。
ふと役割を見直し、考え直し、社会や政治を一から勉強しなおし、国を良くしようと考える総理大臣。
私みたいなアホな人間はこの映画を見た後、実際中井貴一が議員出馬したら票を入れちゃう所だろうw
前半1時間は満点。後半米大統領シーンは少しダレてしまったが、私的には満点に近い評価。
いやはや、公開当時ロングヒット。30億円超えした理由が分かりました。
都合の良い、面白くイイ話ばかりの内容ですが、それだけでも映画が成り立つ分かりやすい三谷脚本!
脱帽です‼️
恐れ入りました🙇♂️
風刺コメディ映画としては最高です✨
余談:私も若い頃の記憶が無いらしく、良く友人に「都合の悪い事は忘れているな」とよく言われます。
自分的に「記憶にございません‼️(自覚無し💦)」
テンポがよくない
見る時期を間違えてしまった
今まさに 政治が国民から注目を浴びている真っ最中。
ワイドショーで、こんなに政治家の一言一句に聞き入ったのは東日本大震災以来ではないだろうか。
そんな時に ある意味 彼らをおちょくっておるストーリーって なんだか手放しで笑えなかった。
もちろん掃除用具入れから三人がモップを手に記者団の間を縫う場面では声を出して笑ったけれども。
総理と言うのは、そんなにお気軽な職種ではない。
権力欲だけで手にしてよいものではない。当たり前だけれど。
役職というものは
それが抱える者の数が大きければ大きい程、責任は重くなる。
いい人間であるというだけではダメであり、無能は罪である。
総理に必要なのは、周りに如何なる人材を置き如何に正確で迅速な指令を出せるか。
今回のこのウィルス対策に於いて、この「迅速」が問われ続けた。
現政権に対する批判 それを上回る野党第一党への不信感。
ここぞとばかりに安倍政権を引きずり下ろす事に執着しコロナ対策の審議を遅らせ、どう見ても一致団結には見えなかった野党。
社民党の福島瑞穂さんてあんなに変な事ばっかり言う人だったろうか?共産党もそろって中国人観光客入国拒否の案に対して差別と言い断固拒否。
サクラもりとも で弱味を見せていた安倍政権は 弱腰。
現状を招いてしまい 台湾のような断固とした政策を取れず
また MARSでウィルス対策を一度学んでいた韓国を引き合いに出され、マスコミに総叩きにされている。
果ては、大阪府知事や北海道知事 東京都知事のパフォーマンスにも振り回される。
日本には大統領はいない。
アメリカや韓国とは違う。
首相は大統領程の権力はなく、どちらかと言うと範囲は狭かろうが知事たちのほうが権限を持っている。パフォーマンスにはぴったりなのだ。語れる言葉を持つ者ならば、だけど。
まして東京都の予算はインドの国家予算程ある。
そんなこんな現実の中
子どもの遊びのような 政治ごっこ的な話を見ても
笑えるわけがない。
この国を良くする。
そのためには 官房長官を引き摺り下ろす。
まあ 確かにそういう時代あった気はする。
菅さんの力も 今は相当だと漏れ聞く。
私は 政治家に於いては 成り上がりを信用しない。
田中角栄にしても 秀吉にしても
平民から苦労して成り上がった者が権力を持つとその力に陶酔してしまい暴走する。
我が区に 娘の同級生だった議員がいるが
彼は勉強はそこそこ出来たが 全く人望はなかった。
ちびまる子のまるお君程のユーモアさえ持ち合わせてもない。
今 出馬する若手には そういう匂いを纏うタイプも多い。
政治家をどうやって評価すればよいか。
マスコミはまた更に信用出来ない。
テレビだけでもダメ ネットだけもダメ。
広く広く情報を得つつ 公正な目で判断しながら
右にも左にも寄らない思想を持ち 宗教的な刷り込みを避けて、考えながら投票出来る国民が 若者の中に一人でも多く増えて行く事を切に願う。
なんて思いながら見ると お遊び過ぎて
しかも今この時期に 頭空っぽにしてただ笑うにはあまりに題材が不適切だった。
すごく楽しみにしていたのに残念。
実に面白い!
予告から楽しみだった
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