記憶にございません!のレビュー・感想・評価
全624件中、121~140件目を表示
期待どおりに楽しめる映画
とんでもなく自分勝手な総理が、記憶喪失になって、急にいい人になるというストーリー。
中井貴一さん、佐藤浩市さんなど三谷さんらしい演出で、期待通りに楽しめる映画。
まっ、現実は、こんな風に総理が改心してくれることはないけどね。
石を当ててくれて、どうもありがとう
映画「記憶にございません!」(三谷幸喜監督)から。
作品が始まる前の注釈、
「実在するものに似通っていたとしてもそれはたまたまである」で
ひと笑いさせてもらい、政界コメディならではの皮肉たっぷり。
序盤から「三谷ワールド」全開で、期待どおりの面白さだった。
ただ、面白いだけでなく、今の政治腐敗の解決策が、
なんと、石をぶつけられての「記憶喪失」。
今までの自分から変わるきっかけが欲しかった人にとって、
これほどのチャンスはない。
治っているのか、治っていないのか、それても演技なのか、
全ては、本人のみぞ知る。(汗)
「記憶をなくした総理大臣にしかできないことだって、
あると思うんです。人ってなかなか変われない。
背負ってきたものをそう簡単にはおろせない。
でもあなたには、それができる。(記憶喪失を理由に・・)
世間体もプライドもあなたには関係ない。
チャンスじゃないですか」と、秘書に言われた頃から、
もしかしたら、治っているんじゃないか、って思ってた。
さらに、演説中に石をぶつけた相手に向かって
「石を当ててくれて、どうもありがとう」と言った時点で、
「偽記憶喪失」疑惑が、確信に変わった。(笑)
(記憶喪失の)「今の僕にしかできないことがあるはずだ」
全国の議員たちは、しがらみに縛られず政治を動かして欲しい、
と願う、三谷監督からのメッセージだった気がする。
これって、政治の話ばかりじゃないけどね。
残念、つまらなかった。 おじさんの寒いギャグを延々と聞かされ、登場...
残念、つまらなかった。
おじさんの寒いギャグを延々と聞かされ、登場人物の行動にツッコむ気にもなれず…。
つまらないというのは罪だなあ。
これぞ娯楽映画!
文句なく面白い。木村佳乃の米大統領、斎藤由貴の家政婦、小池栄子の秘書、吉田洋の国会議員と女性陣が特に面白かった。石田ゆり子は文句なくキレイ。化粧のハデな女性アナウンサーが誰かと思えば有働アナ、、、女優デビュー作?
田中圭も面白かった。
中井貴一はもちろん面白い。省エネスーツも笑えた。面白いところを挙げればキリはないな🤣
でも笑いの中にも少し嫌味も入っていて、三谷監督はこういう映画、ホントにうまいですね。
面白かった♪
三谷幸喜作品はすれ違いで、イライラもどかしい展開が多く、自分はキライじゃないので平気ですが、ダメな人は全く受け付けられないでしょう。
今回は全くイライラせず、どっちかと言えば心配しちゃう感じ。
中井貴一さんの記憶というドラマが好きなんですが、同じ記憶でも大違い(笑)
楽しめました。
有働由美子さん、あのままでやって欲しい~👍
個人的には田中圭さんのくだりが最高(*^^*)
草刈正雄さんの贅沢な使い方(>_<)
次回作も期待します✨
配役は逆転版もアリでしょう!
投石が頭に当たり記憶をなくした総理大臣が、生まれ変わったようなキャラクターとして総理大臣に復帰して、執務をする話し。
三谷幸喜作品がどんなものかを観たかった。ちょいちょい笑いがあり、面白かった。
配役については、悪い雰囲気を内包する佐藤浩市を首相に、正義感のある新聞記者は中井貴一にと逆転させても面白かったのでは?という意見を聞いて、なるほど、と思いました。
中井さんの魅力にあてられました。
「憲政史上最悪」と言われる総理が、石をぶつけられ記憶喪失になったことから起きるドタバタを描く物語。
三谷さんらしいコメディ映画です。大笑いする程ではありませんが、「クスッ」や「ニヤッ」と言った笑いが繋がっていく作品です。
コメディタッチの中、終盤にある小学校時代の作文の設定が秀逸です。少し驚き、少し心が温かくなる、そんな設定です。
ただ、「ラジオの時間」や「ゴールデンアワー」にあるような、予想外の展開が連なる「驚き」は感じられませんでした。総理が主人公ですから、あまり無茶無理をさせ難かったというのもあるのでしょうが、少々物足りなく感じます。
また、総理が改心した理由・・・逆に言えば、志を違えた理由が明示されていれば、もっとドラマとしての奥行が出たように思えます。
満足には少し足りない、小満足っという感想の映画でした。
それにしても中井貴一は良い俳優さんですね。正直、あまり好きな俳優ではなかったのですが、この映画では素晴らしい演技でした。
宣伝倒れ。
大金を掛けて宣伝をブチ込み続けた作品です。
その宣伝よりもなお面白ければ……と思って観に行ったわけですが、たとえば本物の米国大統領の訪日シーンを、日本人はみんな知っているだけに、まぁなんというか、映画の中の「チープ感&ニセモノ感」が半端ではなく、結局のところ、宣伝だけ見てれば充分な映画と思いました。
そんななか、中井サンも小池サンも安定した演技を楽しませてくれましたが、残念なことにダイコン役者ぶりが目についたのがディーン・フジオカ。
彼はすごい美男子で、ファンもさぞかし多いのだろうと思いましたが、セリフの多くが「セリフセリフ」していて、必死で「噛まないように頑張っている印象」ばかりが残りました。
一度、完全にセリフを消化して、自分の言葉としてセリフを発することができないものかと、もどかしく思え、この人がなにかを言うたびにシラケてしまうのです。
もはや演技以前の問題で、残念でなりませんでした。
もう一人、映像映りは抜群でもセリフがダイコンだったのが寺島某。
外観は存在感抜群の役者ですが、この年齢でこのキャリアで、こんなに下手で良いのかと残念でなりませんでした。
三谷監督って、人間関係において、馴れ合い感覚がすごく強い人なのではないのかな、という感触が強く印象つけられました。
もしも実際は違うなら、ごめんなさいなのですが。
そこまで政治批判じゃない。
日本の政治に風刺を効かせてはいるものの、根元からはえぐってこない感じ。もっと痛烈に痛快に行ってほしかったけれど難しいんだろうな…ビックネームでもやれる範囲のギリギリがここなんだと思う。
今の総理や議員が二世議員が多い事に反感を持ってしまう事もあって親子の交流には総理大臣は世襲じゃねえだろ!とちょっと思ってしまいましたが若者のなりたい職業に総理大臣がランクインしていた過去があった事も考えると息子を若者代表として考えれば納得もできるかな…
政治物は世間に政治についてアレコレ言っていい環境地盤がないから真面目に考えるとモヤモヤが付き纏いますね。
とはいえ三谷作品の面白さは流石で安心して笑えた事と豪華出演陣のフルコースはこのモヤッとしがちなテーマであっても見てる間ずっと楽しめました。笑って暖かい気持ちになれるところはブレてない。
結局三谷さんの灰汁の強い人や面倒な人、間違いをおかしてしまった人もどれもその人の一面で人ってそういう事もあるよねその方が面白いよって感じさせてくれる話のスタイルが好きだな〜と再確認。
総理大臣が記憶を失ったまま政治を継続するというのはおもしろい。 た...
総理大臣が記憶を失ったまま政治を継続するというのはおもしろい。
ただ、割と早い段階で記憶を取り戻していたというのは無理がある。
政治家としても人間としても最低だった男が突然生まれ変われるわけがない。
やはり記憶を失ったままという設定の方がよかった。
安定の三谷幸喜節
面白かったしテンポも良かった。
いつもの安定の三谷幸喜節で安心して観れたのだけど、
安定過ぎてインパクトは薄かったように感じてしまった。
役者さんが相変わらず楽しそうだし、
キャラも良かったけど、
ホテル、裁判所、映画の撮影、戦国時代とやって来た
舞台が官邸に変わっただけで、
最初に記憶が無くなる以上に大きな大ピンチが起こらない
ので物足りなさは感じでしまった。
子ども達と一緒に政治を知るのには良いかもしれません。
政治を動かしてるのは実は総理大臣じゃなくて、
官房長官だったか!「新聞記者」に続いて
菅官房長官の見方が変わっちゃうな…
中井貴一さんが言うまでもなくとても良かった。
どこまでが台本でどこからがアドリブなのか分からないけど、行動や言動にいちいち笑わせてもらった。
中井貴一さん!
中井貴一さんが出ている映画もドラマもですが、私的にはとてもおもしろいです。今回も例に漏れず、中井貴一さんらしさがでていておもしろかったです!
三谷幸喜監督、盛り盛りで役者さんたちを盛り上げる映像を創りあげるのはいつもすごいなぁと思います。
私的には、最後のシーンは、あの程度のやり取りなら、いらなかったなーと思いました。そこまではとてもよかったです!
良くできたコメディ
総理の周りが佳い女揃い、総理うらやましい。
妻は石田ゆり子、お手伝いが斉藤由貴、直属の部下に小池栄子、野党党首に吉田羊。
投石に当たって記憶喪失(笑)
実在の色んな総理の悪いイメージ煮詰めたような黒田総理に笑う。
記憶喪失なもんだから、人に聞いても分からない事が多過ぎて大変なのも楽しい。
序盤からどうなるやらわからんところが楽しい。
嫁のベッドがすんごい離れてるのも笑う。
コメディ独特のズブズブの関係がひどい(笑)
嫁は部下と浮気。
自分は野党党首と身体の関係、部下にはセクハラ三昧、アメリカの通訳者にすらコナをかけ、議員会館にスーパー銭湯とかそりゃ支持率も下がるわ(笑)
政治に対して深く弄りすぎない程度に弄っておいて笑いを取りつつ、「ああ、やっぱり…」と思わせる作りは気楽に観ることが出来るコメディとして上質。
ラストもちょっとズルい(笑)まさに迷言「記憶にございません」に相応しい。
私は「元の濁りの田沼恋しき」の方が自然な政治みたいに思うけど、流れない溜まり水の腐り具合に呆れてきた頃に観るには丁度良い作品。
中々政治は変わらないよね…。
有働由美子のケバケバしいキャスターが誰か分からず、分かってからも似合わなさに驚いた(笑)
全624件中、121~140件目を表示