「じんわりと心が温かくなる映画」ラストレター えもんさんの映画レビュー(感想・評価)
じんわりと心が温かくなる映画
エンディングの森七奈の「カエルノウタ」が流れ出した時、まだ終わって欲しくなくて、席を立つことができませんでした。
何か大きな出来事が起こるわけではなく、1人の女性の死をきっかけに手紙という手段を通じて様々な登場人物の物語が始まります。
特に広瀬すずと森七奈の演技が上手く、無垢で真っ直ぐな汚れのない子供を見事に演じ切っていました。
観ていて学生時代の甘酸っぱい思い出(ほとんど失敗談、、)が思い出されました。
後悔のしないように生きていこうと思える作品でした。
なお、作中阿藤には嫌悪感しか感じませんでしたが、小説版の独白箇所を読むと、阿藤の気持ちが見事に書かれており、自分の中で少し消化することができました。
もやもやしてる方は是非小説版も読んでみてください。
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