「手紙が織りなすこれまでの人生とこれからの道標。」ラストレター 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
手紙が織りなすこれまでの人生とこれからの道標。
姉の死をキッカケに同窓会に妹が代理で出席する事で広がりを見せた人生ストーリー。予備知識としては予告編のみ観て本編鑑賞。
過去編の姉妹と現代編のそれぞれの娘を同じ俳優が演じる(広瀬すず&森七奈が演じる)事で、現代と過去の行き来に面白さを加えていました。
物語としては前半は松たか子(青年期:森七奈)扮する裕里のパート、後半は福山雅治(青年期:神木隆之介)扮する乙坂鏡史郎のパート。
中心にいる美咲の面影を舞台にバトンタッチが上手く出来ていた。
個人的には同じ岩井監督別作品「四月物語」が好きなだけに、子供を持ち大人になった母親役の松たか子には時の流れと言う考え深いものがあったし、大人による人生振り返りのラブストーリーにも監督作品特有の「人を愛する切なさ」が感じられて、心がウルっとしてしまいました。
気になった俳優は青年期を演じた広瀬すずと神木隆之介。役柄的に素人学生の様に台詞を淡々と話す。上手く演じるのでは無く下手を演じている様に思えた。
手紙交換特有の面白味も活かしつつ、現代の携帯メールあるある話も有り、絶賛はしないが中々楽しめた。
各豪華キャストが織りなす物語。(私は好きな俳優出ているとかで点数上乗せしませんのでこの評価)
切ない御話が好きな方、宜しければ堪能くださいませ。
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コンブさんのコメント
2020年1月26日
コメントありがとうございます。
疲れてる時は早よ寝れば良いのにねぇー
(体調万全で観るとまた違うよね)
、、観たい映画いっぱいあるし、、、
行ってしまうのよねー
(嫁にも呆れられております)
トホホ、、