ターミネーター ニュー・フェイトのレビュー・感想・評価
全649件中、601~620件目を表示
『ターミネーター』の為に
『ターミネーター』は試行錯誤の連続。
審判の日は避けられなかったという『2』の感動を返せ!レベルの展開で『3』を第1弾として3部作を企画するも、中止に。
舞台を変え、未来のスカイネットと人類の戦争というやりようによっては新展開を期待出来た『4』を第1弾として3部作を企画するも、また中止に。
シリーズの顔をI'll be backさせ、リブート的にした結果完全パラレルワールド化してしまった『新起動』を第1弾として3部作を企画するも、またまた中止に。
そして遂に、禁じ手を出してきてしまったのである。即ち、
『3』~『新起動』の事は無かった事にして、『2』の正当なる続編。
こういうの、シリーズ物では出来ればやってはいけない。何故なら、シリーズ物のお楽しみはその一貫性にあるからだ。MCUが人気なのもそれ。私が好きなゴジラシリーズも幾度かリセットし、その度に試行錯誤の連続…。
かと言って、安易なリセットではない。シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロンとシリーズの真の主役リンダ・ハミルトンがいよいよI'll be back!
シリーズの今後が懸かってると言って過言ではない、並々ならぬ意欲の“続編”の感想は…
始まり方はお馴染み。服を頂戴するお約束も。
突然未来からやって来た2体のターミネーター。
ターゲットのヒロイン。
話的には『2』を踏襲。『2』を彷彿させるハイウェイ・チェイスも。
新たな設定は…
敵のターミネーターはT-1000の進化版、REV-9。まさかの2体に分離!
味方のターミネーター…ではなく、身体を一部機械化された強化女戦士、グレース。
標的である若い女性ダニーが狙われる理由は…?
追われ、追う、逃避行。
追い詰められ絶体絶命!…の所へ現れたは、サラ・コナー!
そして彼女たちが目指す先に居たのは、あの旧型ターミネーター…!
今回のニュー・ヒロイン二人。
グレース役のマッケンジー・デイヴィスのタフな女戦士っぷりに惚れ惚れ。
鍵を握るダニー役のナタリア・レイエスも『1』のサラの如く逞しくなっていく。
強いヒロイン像は『ターミネーター』やキャメロンの定番。
だけどやっぱり、リンダ・ハミルトンとシュワちゃん!
ある悲劇から“ターミネーター・ハンター”としておばあちゃんになっても闘い続けるサラの勇ましい姿もさることながら、ハミルトンとシュワちゃんが並んで銃をブッ放すシーンは、ファンなら感涙&興奮モノ!
ファンサービスもたっぷり。シリーズを彷彿やオマージュは多々あるし、何よりOPシーンは鳥肌モノ! だって、あの二人があの時の姿のままで…! 衝撃の展開にはなるが。
お馴染みのテーマ曲も要所要所で。
『デッドプール』では過激でノリのいいアクションを魅せてくれたティム・ミラー監督が、一転して重量級アクションをふんだんに。
グレースとダニー、サラとT-800、各々の機械と人間のドラマ。
一SFアクションとしては無難に楽しめ、『新起動』なんかより遥かに再起動した。
…が、しかし…
今回の新たな設定、展開、鍵を握るヒロインの存在、これから未来で起こる惨劇…。
巧く捻ったように見えて、焼き直し感半端ない。…いや、それどころか、
無かった事にした『3』~『新起動』と結局やってる事は同じ。
一体、これの何処が『2』の正当なる続編なのだろう?
やりようによってはサラもT-800も絶対に必要不可欠なキャラではない。グレースとダニーだけでも成り立つ話である。
キャメロンに権利が戻ってきた事をいい事に、製作側が強引に押し進めた、酷な言い方だが作る必要の無かった続編。
確かにそうつまらなくはなかったが…、非常にがっかりでもあった。
これが、皆が期待したあの『2』の正当なる続編なのか…。
本当に製作側には“ターミネーター愛”はあるのだろうか…?
もしあるのなら、あの『2』の感動のラストを受けて、これ以上凡作となるような続編は作ろうとしない筈である。
結果は端から分かっていたかもしれない。キャメロンがカムバックと言っても、監督ではなくプロデュースのみ。もうこれ以上、このシリーズに語るべき事は無いという事を…。
全米では期待外れの大コケで、またまたまたシリーズ化の企画があるそうだが、またまたまた中止になるだろう。
『ターミネーター』は製作側の都合や勝手で金を生む商品やおもちゃではない。我々映画ファンの至宝である。
だから『ターミネーター』の為に、本当に本当にもうこれ以上、I'll be backしないで欲しい。
晩飯食わずに行ったのに…エイリアンといい…
仕事が遅くなり晩飯も食わずに行ったのに…
会員デーで割引料金だったことが唯一の救い。
アクションは迫力ありました、IMAX効果もありましたが。
ネタバレです。
タイムパラドックスというか3以降に繋がらない流れ…
確かにジョンは出てくるとのアナウンスがあったけどああいう展開か…そりゃ今の姿を誰も見たくないしある意味正解。
ストーリーが予測の範囲を超えない…というかキャメロンもこの程度のストーリーテラーなのか?
人気タイトルにあやかった新シリーズ、手っ取り早い。最近ではエイリアンも私にはそうだったなぁ。殻をこじ開けることが出来ない、すごく物足りなさが残るのは何故だろう。
改装されたユナイテッド札幌、IMAXは素晴らしい、席も隣り同士ゆとりがあるし。
私の点数は劇場の点数が4、あ、そうすると本当はマイナスか…
巨匠と言われた方々、もうドジョウはいませんよ
ジョンのために…。
最初の30分は正にターミネーター
最初の30分は、そうそうこれこれ、これこそがターミネーターという感じ。
まさにターミネーター2を見た時のワクワク感そのまま。
が、サラ・コナーが出てきた頃から少しトーンダウン。
そしてシュワちゃんが出てきてからは、よくある普通のハリウッド映画になってしまいました。
シュワちゃんはすっかり生気が抜けた感じだし、ペラペラ喋って全然ターミネーターらしくない。
新型ターミネーターもこれまたお喋りなのは違和感ありまくり。
そんな中オオッと思ったのは、ジョン・コナーがエドワード・ファーロングくんだったこと。
現実のファーロングくんは見る影も無くなっているためそっくりの役者さんかCGなんだけど、若かりし日の可愛かったファーロングくんを見れたのは良かった。
あと、ずっと疑問に思っていることなんだけど、なぜターミネーターは毎回一体しか送り込まれてこないのだろう。一気に100体くらい送り込めば楽勝なのに。
未来のAIは学習できないアホなのだろうか?
面白かったと思うけど。
そりゃT2には及ばないけど、充分楽しかったよ。
今作は今までのカイルとT800がタッグ組んでるイメージ。
低評価してあれこれと突っ込んでる人は、恐らくターミネーターは2までという固定観念にとらわれすぎて、いい所もそう見えなくなってる頭の堅い人だと思う。
新しいものを受け入れられないというか。
こういう映画は追いかけっこが当たり前だし、そこに二番煎じとか言うのも的外れ。
スカイネットやリージョンを倒しても次の組織が作られるから戦っても意味無いとか、未来の指揮官を倒しても新しいリーダーが出てくるから無意味とか、そういう意見の方が無駄。
戦争仕掛けられて黙ってホイホイと相手の言いなりになりますか?
現実世界で言うとテロ組織があるけど、新しいリーダーは必ず誕生するとしても倒すために戦わないといけないでしょ。
それと同じだよ。
本家がやらかしたよ!
ジェームス・キャメロンは、ターミネーター3が気に入らなかったらしいですが、同じような事を自分でやってしまったのでは?
開始いきなり、ジョン殺すとか!しかも出てきた3人全部CG。(それはびっくりしましたが。)
しかも2の焼き直しみたいな展開。ラストなんか、まんまT2のラスト。
スカイネットとジョンがリージョンとダニーに入れ替わっただけ。指導者入れ替わりOKの理屈で良いなら、わざわざ過去にターミネーターを送り込む必要が無くなるじゃないか!
ジョンが死んでもダニー、ダニーが死んでも別の誰か。人類最後の指導者ジョン・コナーの価値大暴落ですよ。(笑)
ジョン殺すストーリーは、まだ良いのですが今回のキャラに絡ませてくれないとなあ。
そもそもですが、機械側が人類に負けそうだから起死回生の策として過去にターミネーター送り込んでって展開なのに。(その意味では「ジェ二シス」は、冒頭でその辺ちゃんとやったな。)そんな雰囲気全く無い未来演出(苦笑)
後、なんとなく予想はしていたのです。
T2の時代に実はまだ、別のターミネーターが送り込まれていて、その内の一体が、今回のシュワちゃんだろうというのは。
確かに、目的を果たしたターミネーターは、その後どうなるのかって話ですが、家庭築いて人間になりきるとか・・・人間の感情学んだらサラの気持ち理解して贖罪の意味でメール送るとか、おいおい!
後、REV-9ですか?折角、分離出来るのにそれを生かした演出が無く、ただ分離・合体見せるだけ。T-1000の方が遥かに良い演出で、魅せてくれましたよ。
後半出てきた軍人何者?サラに関係ありそうな感じでしたが、よく分からずいつの間にか退場。??
アクションも後半、空中戦から水中戦と怒涛の展開ですが、夜間なので、何やってるかよくわからず。
作品の雰囲気は、T2に寄せてて、良いのですが、またシンプルに話を進めたい為か、
謎が、謎のまま終わっているので「ジェ二シス」同様、消化不良でモヤモヤしたまま。
また、アメリカのリアルタイムな社会情勢であるメキシコの移民とか、密入国絡みな話が盛り込まれてましたが、ターミネーターに必要ですか?
「ジェ二シス」同様、続編は期待出来ないかな?
定番の展開は楽しめた。ただ、 審判の日をマクガフィンにしないで
公開日に観ました。
過去作ファンとして、老いたサラ・コナーの格好良さに興奮もしましたが、大団円を予想できてしまう定番感も感じました。
正直、本作は長所も短所も、この定番感にある気がします。
要点を3にまとめます。
1. 長所: 不可能を跳ね返す痛快さ
第1作は、反乱軍のリーダーになるサラ・コナーが狙われる。
不死身のT-800から、ただひたすら逃げまくる展開。
逆転は絶対に不可能に思えるが、カイルの自己犠牲と、プレス機の圧力で、からくも勝利。
カイルの子ジョンを妊娠したサラが、強い決意のもとに、立ち込める暗雲に向かう姿が感動的。
第2作は、少年に成長したジョンが狙われる。
T-800より進化して、破壊しても再生する液体金属型のT-1000から、必死に逃げまくる展開。
1作以上の圧倒的不利に絶望しかけるが、T-800を溶鉱炉に落として勝利。
サイバーダイン社の研究や資料を破棄したため、コンピュータの反乱を防ぎ、そもそもの問題を解決した、完結編としての続編。
しかし、なんだかんだ理屈をつけて、キャメロンの手を離れ、シュワちゃん以外のキャストを変え、派生作が誕生。
個人的には楽しめた作品もありましたが、正直第2作で味わった興奮に及びませんでした。
そこで、遂に登場したキャメロン製作総指揮の正式な続編。
シュワちゃんは重要なキャストだけど、やはり主役はサラ・コナーと実感できる出来栄え。
カイルの子を身ごもってから、彼女に芽生えた決意が、本作でも見事に爆発してました。
登場のシーンが圧倒的にカッコいい。
比較的序盤に"I'll be Back."をサラに言わせるオシャレさ。
対象者がジョンに代わる革命家。
反乱軍が送り込むのが、ロボットではなく、強化した女戦士。
と、新たな設定もあるが、大筋では第1・2作をなぞる展開。
ただ、絶望的な追っかけっこの演出は実に上手い。
T-1000同様液体金属製だが、分身もできるREV-9。
女戦士が戦える時間に限度があるため、とにかく窮地に落ちまくる。
しかし、ジョンを殺したT-800との合流もあり、遂に反撃を決断。
かなり苦戦するも、女戦士の自己犠牲で勝利。
少女時代の女戦士を見まりながら、今度は殺さないと決意する。
やはり、アクションの演出などが素晴らしく、個人的にはかなり楽しめました。
2. 短所: 残念ながらパターンが見える
ただし、悲しいことに、終盤になるにつれ、どうせ助かるんだよな。
1作ではカイルの自己犠牲に悲しみ、2作でも終盤まで予想のつかない展開にハラハラしました。
でもさすがにこれだけシリーズを観続けてくると、女戦士とT-800の自己犠牲も予想内の範囲だし、大団円になることも分かってしまう。
なので、中盤まではかなり興奮してましたが、終盤になるほど定番感あり、ハラハラ感が萎えてきました。
演出のうまさにキャメロン効果がみられましたが、予想できすぎてしまう終盤はちょびっと残念でした。
3. 審判の日って結局"マクガフィン"
第2作で解決できた筈の審判の日。
ところが、派生作品や続編を作るために、なんだかんだ生じることに。
本作でも、スカイネットはなくなったけど、レギオン(リージョン)は誕生。
コンピュータ(AI)の反乱は、ある意味必然なので、皆危機感を持てとのメッセージかもしれませんが、何だか続編を作るためなら、前作で描いた苦労を帳消しにして、人類の危機を気軽に復活させているようにも思えました。
登場人物が行動の動機づけとなる対象は、マクガフィンと呼ばれます。
大金だったり、美術品だったりしますが、登場人物が頑張って行動する目的になりさえすれば何でもよく、本質的な価値はどうでもよかったりします。
なので、第1・2作で感じた「審判の日」を防ごうとして熱い思いも、同じ展開の作品を繰り返し見せられると、こちらの思い入れも低下してきます。
結局はAIの反乱て防げないし、続編を作るために道具になってる気がします。
もう少しT2から独立したストーリーにしてほしかった…
さすが正統派だ!
キャメロンは、製作でカムバック!
サラコナーが凄い!鍛えてるね。
シュワちゃんも頑張ってます。
マッケンジーディビスがガッコいいね。
ブレードランナー2049にでてました。
ラストは、キャメロンらしく切なかったなあ!
ターミネーターしかし超駄作
皆さんはこの駄作のなに引かれたのか?僕ただどんくさくワンパターンの化け物が綺麗なお嬢さんを追いかけ回す、グロテスクチーブasshole.映画だと言える、例えはサラコーナーを現代の技術で若くもできた、よぼよぼですよ、次にシュワさん何であんなにダサイ?一番許せないのは何故ショートヘアの彼女をあそこまで痛め付ける必要がある、キャメロンのグロテイストだ、fucKingasshole.な監督、ターミネーターは終わった
シュワちゃんは変わっちゃダメ!
あの映画史に残る名作「T2」正当な続編、期待して久々に初日に観に行ったが、これもやはり比較するまでもなかった・・・。
ストーリーの「言い訳感」がアリアリ。
どれだけ荒唐無稽でも、納得させてくれたらいいんだけど、T800のシュワちゃんが暗殺者から「学習」して家族想いの「いい人」になったってのが、一番台無し。
シュワちゃんのような「生きる超人」がそんなチンケな理由で変わっていったらダメなんだよ!
この致命的ミス、同じシュワちゃん主演の「トータルリコール」でも見たなあ。最初に「使命」を得たなら、どんな困難や強い敵や誘惑が現れても、それぶっ飛ばして「完遂」すべし!
悪ならとことん悪、守るならどんなことがあっても守る!シュワちゃんにチンケな倫理や変節はいらないんだよ!
そこが脚本の致命的ミスで、結果T2の中途半端なコピーになっちゃった。
脚本にハリウッドライターいろいろ入れたのが敗因なんだろうね。ハリウッドライターのパターン思考の悪い例。こういう時は、日本人漫画家入れるべき。メチャマニアックに改変してくれるはず。
もしそうなってたら、新たな敵が襲ってきたとき、T2で自爆した博士の息子が、以前倒してた他のT800を発掘して”コマンドを書き換えて”味方にし、米軍の極秘兵器とかと「合体」させ、「グレートT2」に改造して戦わせる・・・。
とか、いろいろオマージュからめてワクワクするストーリーにしてくれそう。
今回のは、途中まで飽きずになんとか見れてたんだけど、最後の発電所?のシーンになってふと急に「俳優の皆さん、頑張ってるなあ・・・」と、作品世界から注意がそれてちょっとシラけてしまった。
まあでも、リンダハミルトンとシュワちゃんの「いま」頑張ってる姿が見れたのは良かったけど。
新鮮味に欠ける壮大な二番煎じ!
正統なT2の続篇という期待は見事に裏切られました。初っ端でジョン・コナーが・・では、あとの話は何でもありになってしまいます。サラ・コナーやT-800の存在さえ無意味になります。従って、本作は続篇ではなく全て二番煎じの内容でまるで新鮮味に欠けるものになってしまったように思います。僕は傑作ターミネーターはT2で完結したと考えることにしました。
11/16追記: 今日、TVでT2を放送していたので見ました。やっぱり若っていいなとつくづく思いました。公開当時ジョンの人気が爆発したのもうなづけました。これ以上映画の続篇は要らないので、将来、誰か天才がこれを原案にオペラかミュージカルにしてくれたら嬉しいと思いました。
分身型ターミネーターは厄介だ
今回のターミネーターは分身タイプで、2体のターミネーターと戦ってるようなもので、厄介な化け物となって帰ってきた。
冒頭でシュワちゃん扮する若きターミネーターにジョン・コナーが殺られてしまったが、
中盤にダニーを守る善良なおっさんターミネーターになっていた。
息子を目の前で殺されてしまった母サラ・コナーは心中複雑だっただろう。
冒頭の登場シーンではランボーのシルベス ター・スタローンみたいな雰囲気を出していた(笑)
最後はダム?の中で未来から来たとされるグレースの動力源を使ってとどめをさす。
ラストは案の定シュワちゃんが道連れにしてジ・エンド!
サムズアップしながら終わってほしかった(笑)
結局キャラ替えて、
おんなじことやってるだけ。
コレがアリならナンボでもできるやん。
やはり、あのフォーマットを超えるものはつくれないのかな。
T2であんなに必死になって守ったジョンが、あっさり殺られちゃってる設定とか色々残念。
動力源てなんだよ。
全649件中、601~620件目を表示