太陽は動かないのレビュー・感想・評価
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地球は回るよぐるぐると
劇場予告編と原作者でのチョイス。始まった途端に「WOWOW」のロゴが…。嫌な予感、そして的中(笑)。あるのねドラマ。
まぁ、映画単体でも楽しめる様にはなっていたので、その辺は余りモゴモゴしなかったのですが、なんだろなぁこの感じ。
エモりたいのもわからんのではナイのですが、私としてはスパルタンでソリッドなアクションを期待していたので、潔くない印象に映ってしまいました。韓流な二人はとても良かったと思います。
すんごく苦手な竹内涼真くんも今回はまぁまぁナイスです。序盤の「うわぁぁぁ!」以外は、ね(苦笑)。
1日を生きろ
原作は既読。吉田修一らしいサスペンス・アクションと期待していた。内容もスパイ合戦が、かなり複雑に入り組んでいたので、どのように羽住監督が演出するのか楽しみにしていた。
予告編でも、海外撮影をふんだんに取り入れ、かなりのハードアクション場面が紹介されていていたが、正直な鑑賞後の感想は、今ひとつ!
その原因は、『太陽は動かない』だけの作品ではなかったから。本作では、鷹野の生い立ちを巡る『森は知っている』も取り入れ、2本分を1本にまとめてしまった為、肝心なサスペンス的な要素が抜けてしまい、内容が飛ばし飛ばしとなっていた。多分、原作を読んでないと、展開についていけなかった人もいたのでは…。
エンディングロールで流れたWOWOWドラマの方が、きっと原作をちゃんと描いていたのだと思う。
それでも、今回の主演の藤原竜也は、いつもの『藤原竜也』をかなり抑え、ハードボイルドの役どころに、相応しい、渋い演技だった。また、竹内涼真も、あのゾンビ相手の、どこかのパクリドラマとは違った、ハード・アクションにも挑戦し、迫真の演技をみせていた。
まぁ、邦画のアクション映画としては、ブルガリアでの撮影も含めて、そこそこ頑張っていた。
展開も早いし2時間あっという間。ただ情報量多すぎ。最後のエンドロールはテレビ版では?【ネタバレですが、新品のiPad「ネタバレ」ボタン押せません。悪しからず】
この映画要するに次世代の太陽光エネルギーの①貯める技術=日本企業、②送る技術=ブルガリアのソフィア大学の日本人教授、③太陽光パネルの新原料=インドの少年 この3つをめぐり、中国のエネルギー企業が手段を選ばず暗躍、そこに韓国人?らしきエージェントと日本の藤原竜也、竹内涼真が絡み、実は中国企業の日本企業との提携は日本側に霞ヶ浦の建設用地買収させときながら、実はフェイクで、中国のタクラマカン砂漠にエネルギー基地兼アジトを設けており、最後には日本企業に日本のエージェントが情報提供、韓国人エージェントが中国企業の裏の大ボスを告発すると言うもの。
これってネタバレではなくて事前に入れておいた方がアクションも楽しめる。香港、ブルガリア、オーストリアのウイーン、中国の砂漠、インド、日本の軽井沢と舞台は展開するのだが、基本ブルガリアのカーアクションと鉄道内、黒海での船舶の沈没がアクションの見せ場。問題なのが、AN通信のシステムと、主人公の過去。
主人公藤原竜也の少年時代の親による虐待、そういう子供を世間的には病死したことにして、どこかの自然豊かな島で「虎の穴」にしてはちと甘い訓練受けて、18歳になると実際に情報機密の奪取という実技試験に合格すると、胸に24時間で連絡なければ起動する爆破装置を埋め込まれ晴れて諜報員に。
映画冒頭、実際に市原隼人が敵側に拷問された上連絡に失敗して、公衆電話で爆死。ここなんだよなぁ問題は。コレ吉田修一の二つの小説つなぎ合わせた作品なんだけど、なんか、訓練のはずなのに普通に島の高校通ってるし、同じ立場の加藤清史郎(すっかり変わって子役の時の面影はない・・)は簡単に実技試験の前に障害のある弟と簡単に島から逃亡。最終的に敵でもある韓国人エージェントに命令して、主人公二人を救ったのはこの「柳」こと加藤清史郎であったというのと、島で出会った高校の転校生の美少女が、なんかソフィア大学の教授の娘と紛らわしいのだが、最後の日本企業パーティーにやっと現れて、藤原竜也の後ろ姿を見送って大団円。この娘本当にカワユイのだが、島では初恋めいたエピソードも、その後登場せず、ヤキモキしたよ。前述の実は昔逃亡した「柳」が最後主人公を救うというのと合わせて、①島のエピソードと②過酷な24時間絶体絶命の諜報員活動はチト結びつけに困難あり、鑑賞中??でストレスになった。ちょっとツギハギ感が拭えない。あと、なんのために起爆自爆装置?韓国のエージェントも中国の手下も、別にそんなことしなくてもキチンと暗躍してるじゃん。理不尽な脅しで心理的に追い詰めるだけで、逆効果だよ。連絡もスマホでの暗証番号通知って・・別に他の仲間に伝えておけばいいじゃん。もっとリアルな認証確認手段あるよなぁ。と、ここまでストーリー書いたんだけど、パンフ買って精読して分かったのよ。事情が。
この映画は展開テンポも良く、アクションも俳優自身がやっていて見応えがあり、飽きさせない。ぜひオススメなのですが、少し話がわかりにくいのが難点。アクションを基本楽しむ映画なのでネタバレではなく、ある程度情報入れておくと楽ちん快適。ダニエル・グレイグの007の日本バージョンと言っても褒めすぎでは無いよ。ちょっとこじんまりしてるけどね。あと今の技術を駆使しても韓国人俳優のセリフ、吹き替えが明白なのはちと残念。でも、オススメします。ある程度前提知識ありでね。
なんでまたこんなことしてんだ、オレ!
アクション素晴らしい!が、話がマジでややこしい。企業やら人が出すぎてちょっとわからなくなった。多少アラが目立つ!ケツを見ただの見てないだののくだりがマジでいるか?何回もくどいかな中国人は日本語ヘたいなー!マジで緊張感のあるシーンで急に棒読みされるから雰囲気ぶち壊しやな〜腹が立ったのは電車内での戦闘シーン!田岡は敵とタイマンしててニワトリがたくさんいる場所で戦い始めて、はぁ?何やってるん??ニワトリストレスなるやんって思った。あのシーンはニワトリマジでかわいそうでしたね。邦画としては結構良い!そしてさぁ、約束の時だ。シンヱヴァ超楽しみじゃ。
近年稀に見る駄作!邦画の悪いところが出ている
辛うじて良かったのは冒頭5分の脱出劇くらいで、それ以外はツッコミどころしかない映画。
政府の事業(何の事業かすら思い出せない。冒頭の字幕以外一度も出てこないから)が失敗して巨額の政府予算が行方不明になったが、実はその消えた予算で産業スパイをして儲けている組織AN通信の物語。この設定自体、全く納得がいかないのだが・・・。
映画を観ている最中ほとんどずっと、「お前誰だよ」「今何やってるんだよ」のオンパレード。これは決してストーリーが難解だからではない。脚本がめちゃくちゃだからだ。
この映画にはほとんどまともなストーリーが存在しない。ただスパイ映画っぽい雰囲気をやりたいというだけで、美女との格闘だのビル屋上での格闘だのどこかで観たような絵面が繰り返されるだけ。舞台も香港だのブルガリアなどあっちに行ったりこっちに行ったりで、撮影と称して旅行したいだけじゃないのか?と疑いたくなる。
テーマについても盛り込みすぎ。話がとっちらかっていてまったく没入できない。幼少期の話なんかどうでもよく、さっさと飛ばしてくれ!と言いたくなる。
カメラワークも水槽越しや透明のディスプレイ越しなどのかっこつけたものが非常に多く、一度や二度ならまだしも頻繁に出過ぎてくどい。ただの会話シーンでクレーンがグーンと動いたときは笑ってしまった。
ビルでの潜入シーンの編集もひどい!安物TVドラマを大予算でやってしまっている感じで、古臭いし安っぽい。
邦画の悪いところが強く出てしまっている作品。冒頭5分以外、見る価値ないです。
ここまでひどい映画は久しぶりに観ました。
きっとあるよこれよりいい映画。
序盤からつまらない、中盤から面白くなるかな? 中盤もつまらない。クライマックスは凄いバトルがあるかも。
期待しよう・・・。駄目だった。列車と船のシーン今時この程度で満足する人は・・・ゼロではないな。
久しぶりにオムライス食べたくなった。
タイトルから漢字を抜くと「はかない」か。
スケールの大きさにスカッとしました!
『ザ・エンターテイメント!』
ハリウッドの新作が観れない今、久々にスケールの大きい映画を観てスカッとしました!
ブルガリアのロケーションで市街地でドンパチしたり車ひっくり返したりロケットランチャーぶっ放したり、頭10分からやりたい放題!
初っ端から「山下ー!!」ってなるし(泣)
アクションも華麗に魅せるというよりは本当に戦ってる?って感じで重く痛いアクション。本人たち自らやってるので荒さがよりリアルにみえる。
キャストもみんな良かった!さすがの藤原竜也!でめちゃくちゃカッコよかったし、竹内涼真くんの田岡も良かった!繊細でエージェントにしては豆腐メンタルなんだけど、一番人間臭くリアリティをもたせる大事なポジションだったかと。ぜひ続編作って成長した田岡が見たい!韓国キャストの2人もステキだったー。原作読んだ時に「これ日本人キャストでいるか?」と思ったけど、ハンヒョジュさんで大正解だったな。ピョンヨハンのデイビットキムもキザでカッコいいんだけど、AYAKOに弱かったりおちゃめな部分もあって愛らしいキャラクターでした。佐藤浩市さんの風間さんは文句なし!
少年時代のキャストもみんなステキでした。
ストーリーはたしかに荒削りで端折りすぎな点は否めないが、ぜひ続編でがっつり全編このバディの活躍ストーリーが見たい!!
ドラマがあったのね、迫力とテンポのみ
ドラマかまあることは知りませんでした。
エンドロールに出てきていない俳優さんたちがいるので、初めて気が付きました。
ドラマの方が豪華じゃない?
見る順番間違えた。残念。
(邦画にしては)アクションは迫力があるし、世界ロケで豪華な印象です。オープニングなども見応えがあります。
ただ、、、そんなスパイいる?
と思ってしまうところが沢山あって、リアリティは無い。子供が見るアニメならまだしも、大人が見る内容でこれでは厳しい。
スパイに名前聞いたり雇い主聞くって。バカなのか?
エージェントの個人情報喋るなよ。
電話切ったらちょうど電車来る。
とか、失笑が多すぎる。
ドラマ観てれば分かるのかもしれませんが、各キャラの背景が分からないので、キャラが薄っぺらかった。最後の30分になってようやく見応えが出てきたけど、それまではイマイチ。
あと、せっかく海外のキャスト使うなら、母国語で喋るか、英語て喋って欲しい。たどたどしい日本語喋らせるなと言いたい。
監督と演出が酷いな、、と思ったら、MOZUシリーズの人なんですね。もっとリアリティのある物を期待してしまった。
面白かった!
全く期待しないで鑑賞。え~。面白いじゃないの。藤原竜也に竹内涼真、イッチーに清四郎君とイケメン揃い。アクションシーンも良かった。ドキドキハラハラの映画かと思いきや、昨今の世相も少し反映。少年時代の清四郎君が無垢な感情をぶつけるシーン、おばさんはキュンとしました。
色々詰め込みすぎで話が纏まらず。監督の意欲は買うけど・・・
色々詰め込みすぎて話纏まっていない印象です。
本部に24時間ごとに連絡しないと心臓に埋め込まれた爆弾が破裂する設定は、
①連絡行為により潜入者の身分がバレる元
②通信できる範囲に行動が限定される。or 大きな衛星電話を持ち歩く?
③手間と時間をかけた人材をあっさり捨てるのはもったいない
④爆弾解除できる原理もわからない(解除コードを公衆電話で聞いてどうする?)
極めてアホな設定と思いました。
が、主人公の悲惨な幼少期の体験(親に捨てられ弟は△△)からもたらされた1日1日生き延びることが大切という主人公の信念とリンクすると、まあ、それもあるのかもしれないと無理に納得することにしました。
ただ、韓国人俳優・女優を使う意味は分かりません(韓国で上映するのかな?)
技術的な話では、太陽電池の効率を現在から10倍にする余地はないし、設置場所の制約のない据え置き型蓄電池は現在でも実用化されているので、映画の描写はおかしいですね。
竹内涼真を亡き弟に重ねる設定はアリかと思いますが、肝心の2人の関係の描写は薄いですね。
少年期と現代を行ったり来たり、ある時は一緒に描写していますが、うーん、つながりが悪いと感じました。
色々な要素を詰め込もうとした監督の意欲は分かるのですが、纏めきれなかった印象です。
出来は今一つと思いますが、お金かけているのは分かるので評価は少し甘目です。
なんだかな
話と人の時系列が、わかりにくいなと思いながら観てきました。人種や髪色などで区別できないので若い役と現在役は同じ人にやってほしかった。
他の人のレビュー見てドラマがあること知りました。ドラマ観てから観るべきだったかも。
そもそもスパイなのに24時間以内にスマホで連絡って?会社員じゃあるまいし。
スパイ映画にしては地味だなと思いました。
全く期待していなかったのに思いがけず楽しめて点が甘くなっているかも知れないが、巧みな脚本、堅実な演出、魅力的なキャストで日本製娯楽映画の佳作と言って良いだろう。
(原作既読)①原作のエージェント鷹野シリーズは吉田修一の小説のなかでは凡作に近いし(「森は知っている」が一番出来が良いくらい)、原作の鷹野のイメージがどうしてもカルメ焼き顔の藤原竜也と合わないので、失敗作になるだろうと予想して観に行ったところ…②先ずは冒頭からぶれずだれない安定した演出に驚いた(途中ちょっとだれるけど)。それから、「太陽は動かない」と「森は知っている」とをうまくミックスし且つシンクロさせている脚本にも感心(後半「ウォーターゲーム」もちょっと入ってます)。原作に忠実ではない脚色も多いが却ってそれが良かったのかも知れない。ただ、小田部教授とその娘に関するエピソードが描写不足で食い足りない。盛り込み過ぎてそこまで手が回らなかったか。③原作のイメージに合わないと思っていた藤原竜也も観ているうちに違和感が無くなってしまった。やはり力のある役者だと思う(好きか嫌いかは別にして)。竹内涼真は、初見だが、私生活では色々言われているようだが(最近の俳優は昔の俳優と違って、私生活のことですぐあれこれ言われるので可哀想)、甘いマスクといい、恵まれた体躯といい、切れの良いアクションといい、演技も下手ではないようだし有望な若手俳優だと思うけど。④AYAKO役を日本人女優ではなくハン・ヒョジュにしたのは良いキャスティングだと思う。お陰で映画に幅が出た。凄腕の産業スパイとしては少し可愛すぎるけど。⑤私と同世代の俳優達(佐藤浩市、鶴見辰吾、宮崎美子)は揃って好演。特に宮崎美子は、短い出番ながら、幼い息子が誘拐され行方不明になってしまって以来心の傷を抱え続ける母親をオムライスを通じて造形して哀切。すっかり安定した演技力のある女優となった。
圧巻の映像と藤原竜也の存在感!
正直邦画のアクションにそこまで期待してませんでしたし、日本人がスパイなんて…と思ってましたが覆されました!
アクションが壮大で、スケールが大きくめちゃくちゃカッコいいです。心臓に爆弾とか、スパイとか現実感がないところを藤原竜也の演技力と存在感で映画に説得力を与えています。
集中力を切れさせない展開ですし、主人公の過去も描くことでストーリーに深みも出ています。もちろん原作を描ききれていない部分もあるのでしょうが、映画としてまとまっていていい映画です。日本でもこんなアクション映画ができるんだと感動。
是非映画館で多くの人に見て欲しいです!
原作を読んでみたくなった
原作は未読。産業スパイ組織「AN通信」のエージェントの活躍を描いたスパイアクション。
AN通信のエージェントは、24時間に一度本部へ連絡しないと胸に仕込まれた爆弾が爆発するという設定。その連絡で敵側に寝返ったかどうかを確認するってことなのだが、それで確認できるか?って疑問は感じる。それで緊迫感を演出するのだから仕方ないけど。
本作に関しては、エージェント鷹野の過去と現在がクロスしながら物語が進んでいく。それ自体は悪くないのだが、なぜだか少しだけ分かりづらかった。それなりに面白かったし、緊張感もあったし、ドンデン返し的な部分もあったり、伏線の回収もあった。それなりにキャラも立ってるし。でも、全部それなりって感じだ。原作を読んだらもしかしたらもっと面白いかもしれない。
気になったのは舞台の多くがブルガリアなのだが、そこでここまでのアクションを撮影したのか!ってこと。なかなかすごい(実際はCGかもしれないけど)。
WOWOWのドラマもある(エンドロールはほぼその宣伝)ようなのでそっちも観てみるか。続編(制作される雰囲気)ができたら一応は観てみるつもり。
話がぶつ切りで意味が分からない
最初から最後まで大した説明がないまま話が転々と移っていき、理解が追いつかない。イメージ的にはテネットに近い感じで話が進んでいく。ただテネットとは違い、各シーンに重みがなく伏線なども殆どない。2時間無駄にした気分です。
藤原竜也は頑張っているが…
『ファーストラブ』とどちらを見に行くか迷ったが北川K子が嫌いなので、こちらを見た。私は藤原竜也と同じイカリ肩なので、この人に親しみが湧く。
まず俳優について言うと、近頃の市原隼人は硬質な感じが出ていて良い。
相棒の竹内涼真はいつもの中地半端な熱血青年役である。振り切った芝居をさせたほうがいい。
設定について。
心臓付近に爆弾が埋め込まれているというのは安っぽくて、この映画を見に行くのを躊躇させた。その爆弾を解除するために、24時間ごとに本部に連絡しなきゃいけないなんて枷(かせ)をはめられていたら、産業スパイのような冷静な仕事はできないだろう。
また、24時間というのはどこが起点になるのか。一旦解除したあとからなのか。それなら時間があるとき頻繁にリセットしたくなるだろう。「パスワードを」というアナウンスも通販かなにかみたいで脱力する。
なんにせよ24時間ごとに成果を要求するほど時間厳守の仕事ではあるまい。
報告がないと裏切りとみなすというのもアバウトだろう。
全く無意味な設定である。
緊張感をもたらすものというより滑稽である。ウルトラマンのカラータイマーみたいに相手に弱点を教えている。敵はタイムリミットがあることをご存知なのだ。
それと、明日のことはわからないから「1日1日を生きろ」というセリフを3-4回言っていたが、くどいし、聞いているこちらが恥ずかしくなる。そういうことは設定を聞かされた時点でわかるから、セリフで説明する必要はない。
子ども時代の話について
主人公が高校生の頃のエピソードがなんの断りもなく随時挟まれる。転換がややわかりにくいが、これがあることによって物語に厚みが出ている。
ただ、暗闇でいきなり襲ってきた相手と格闘になり、その、どこの誰かもわからない相手と名前を名乗りあうのはやめようよ。ライバルとの宿命の出会いを演出したい意図はわかるが、スパイ養成中の出来事なのだから、「名前くらい言え」と言われて、本名をペラッと口にしてしまうのはアホかと思う。
女子の着替えを覗いて、ケツが見えたとか見えないとか繰り返されるのもしつこい。これは最後の伏線にもなっているのだけど。そもそも、高校生なら興味が向くのはケツじゃなくてチチだろう。
この映画でケツを出すのは女子ではなく竹内涼真である。物語上で意味のないシャワーシーンがあり、そこで生尻を見せる。これはヤオイ観客へのサービスであろう。他にも男のハダカや責めがある。
フリーのスパイが二人出てくるが、嘘くささが倍増する。70年代から進歩してない。ルパン三世か!
海外ロケの場面が多いので画面に緊張感があり、それでまだ見ていられる。
タイトルの意味はよくわからない。
キングヌーの歌は期待していたのに、よくこれが採用されたな、というシロモノでガッカリ。
アクションだけではない、児童虐待問題と繋がり泣けた。
あまりアクション物は見ない、私には充分驚きのシーンの連続にハラハラドキドキ、俳優さんたちの体を張った演技、そして制作陣の頑張りに感動しました。
いくつかの外国の景色がとてもきれいで、特にブルガリアは列車と共に珍しいので堪能しました。
ブルガリア市街地で大勢のエキストラさんも必要な場での撮影もすごい事で、迫力満点。
そして、その激しいシーンの合間の、鷹野の子供から少年時代の描写に泣かされました。
ハラハラドキドキに泣けるシーンも加わり、最高の映画でした。
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