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シナリオ最高! 「?」をしっかり「!」にさせてくれる映画
面白かったーーーー!
久しぶりに映画館で前のめりになってしまった。全編PC画面という見慣れているけど新しい映像が売りかと思ったら、このシナリオのためにこの撮り方じゃなきゃダメだったんだな。
観てる側が、え?と思うタイミングで、主人公もえ?と指(カーソル)を止める。
そして長過ぎず短過ぎない絶妙なタイミングで推理モードに。
観てる側も「この写真、さっき見たぞ、なんだった?」と記憶を高速回転させられるような丁度いいヒントの数々。
本当に良作だった、観てよかったー
ドキドキとハラハラと感動と
本当におもしろかったです。
何転も何転も変化して辿り着くクライマックスには非常に興奮させられました。
私は日本語字幕で鑑賞しました。当然ですが画面上の英語全てが翻訳されているわけではなかったです。
字幕と英語全てを追う忙しさやスピーディな場面の移り変わりも娘を失ったパニックによる感情のブレに当てはまり、見難くなることは特にありませんでした。
PC画面の中だけで展開される物語は新鮮で、退屈な時間は1秒足りともなかったです!
少し気になる点は動画サイトやFaceTimeのフレームを使って会話やその場の状況を無理やり画面に収めているところ。
ただそれも想像力でクリアできる程度のものです。
今年一番薦めたい映画になりました!
父ちゃん恐いよ
行方不明になった高校生の娘を捜す父親の話。
SNS等ネットを駆使して娘の素行や交友関係を調べて足取りを追うストーリーで、全ての映像がPC画面で展開していく。
PC画面で展開するといっても、ズームして画面いっぱいに動画が流れたり、時には部屋の中の様子をわざわざPCのカメラで撮られた視点で映したりと無理矢理その設定に嵌めているだけ。
突っ込みどころはあるものの、ストーリーとしては面白いし、オヤジのブチ切れキャラとか弟のすっとぼけ感とか、娘の孤立感やミステリアスな感じとかキャラも悪くないけれど、淡々としていたり唐突だったりと盛り上がりや臨場感に欠ける。
別にこの作品が史上初という訳でもないのに、ストーリー的には関係ないPC画面という設定に縛られてしまっていて勿体なく感じた。
情報
私、英語力ほぼ0です。なので、字幕の日本語だけしか理解できない状態でした。
また、普段ラインやフェイスブック、インスタ等をやっていません。なので、あまり見慣れていない画面が多かったです。
ですが、そんな私でもかなり楽しめたので、そこらに慣れている人なら、もっと楽しめると思います。
映画はテンポ良く進んで行き、最後まで飽きませんでした。
と、同時に映画だけじゃなく、現代社会そのものがアナログ時代より、テンポが速くなっていると思わされました。
映画序盤から中盤にかけては、親子関係とネット社会の情報の怖さについて考えさせられました。
私、小学生の子供がおりますが、これから親の知らない子供の情報が増えていく事を、覚悟しておかないとと思いました。
また、SNSでここまで行動がわかってしまうのかと怖くなりました。
私もここが特定されると、『ぼく明日』好きがバレてしまいますね。
そして、終盤のストーリー展開は面白かったです。
観ていて記憶の片隅に残る位の情報が、伏線として回収されるので、爽快感のような物がありました。
でも、一番爽快感があったのは、お金の本当の使い道がわかった時でした。
親の知らない所でも、そんな風に行動できる子に育ってくれたら嬉しいだろうなと。
この映画、とても良く出来た映画だと思いました。
ちょっとしたパソコン講座にもなる映画
昨今増えてきたPOV視点とはまた違い、PC画面上の映像のみで構成というアイデアでまず勝利。
情報が一気に拡散されていき、真実や現実、事実が歪曲される現代ネット社会の怖さも十分。
劇中でも出てくる「子どもの心は親には分からない」というセリフが実に重たい。
ラストの展開も、そう来たか!と唸らせる。
それにしても、主人公を筆頭に、登場人物たちのPC&スマホの使いこなしぶりがスゴイ。
PCであんな事やこんな事もできるのかと、ついつい感心してしまった。
あれぐらい当たり前なのか、それとも単に自分が機械オンチなのか…
あと、ソニー映画だからVAIOやXPERIAだらけかと思ったけど、さすがにそれはなかったようで。
お父さんはパソコンが得意
凄く面白いサスペンス!
最初から最後までPCモニター上に映し出される映像でストーリーが進む、POVっぽい作品。
『アンフレンデッド』『ブラック・ハッカー』等でも導入されてきたこの撮影方法、今作では
Twitter、Facebook、インスタ等各種SNSだけでなく 基本のGoogle検索にFaceTime、電話帳やメールBox…とにかく視聴者がおなじみのツールを使用しまくっているので、先に挙げた同系列映画よりずっとリアリティがあります!(◎_◎;)
ストーリーの導入はシンプルで、ある日忽然と姿を消した高校生の娘を、父親が必死に捜索するというもの。
娘との関係は悪くないと思っていたのに、彼女の足取りを追えば追うほど 自分が全く娘の事を知らなかったと思い知らされるパパ…😢
友達だと思っていたのに…や、いいね稼ぎのネット弁慶野郎など SNSあるあるも時代に即してて感心。
子を持つ親なら感情移入してハラハラ&ウルウル必至!
後半の息を飲む展開もお見事で、あっ!となりました。
有名な俳優さんが出ていないからこそエンタメとして昇華されてるパターンですね✌️
パソコンやインターネットに馴染みがない人にはちょっと理解難しいところがあるかも…💦
ルックスって大事
どうも役者のルックス、父、娘ともに魅力なく感情移入しずらかったのは、私に差別意識があるせいか?プロット的には悪くない出来だと思う。だが、今作の売りである全画面オンラインは、所々、無理矢理感があった。今風で退屈はしなかった。
前編PC画面でCP高い...
ソニーピクチャーズ試写室にて鑑賞。
失踪した娘をパソコンを駆使して探す父。
全編PC画面という画期的な制約を課しながら、観る者を引き込み、大どんでん返しのラストまで息をもつかせない演出・脚本・編集が素晴らしい。
人の本音はSNSの中に隠されているようで、逆説的に真実はウェブ上にはないってことをサーチした。
デジタル・ネイティヴなサスペンス好きにチョーお勧め!
SNSの闇に潜む恐ろしさ
面白かったー!!
正直、途中までは「なんだ、大したことないじゃん」とか思ってたけど、後半、そこから先がすごく面白い映画だった
お父さんと高校生の娘 マーゴットの二人暮らしの家庭
ある日、マーゴットが予定通り帰って来ないので、ネットで友達を探してみるけれど、マーゴットの友達が見つからず…
SNSの世界って、リア友にはなかなか理解してもらえないような趣味の世界のディープな話をシェアできるという楽しさがある
その反面、その思いをシェアしている相手が、どんな人がなのかわからないという怖さもある
もしかしたら、凶悪犯かもしれないし、逆に超有名人のプライベートアカウントかもしれない
この映画は、そんなSNSの裏側にある闇を描いている
私は、かつて、IT会社で働いていたことがあって、掲示板の監視をしていたことがある
その時、ひとりの人が10種類のアカウントを使って、様々なアカウントでいろんな人の悪口を言いまくり、メインで使っているアカウントは、とても良い人を演じているという事実を知ってしまったことがある
まさに多重人格
その事実を知った時は、背筋が凍る思いをしたけれど、この映画を観ながら、その時のことを思い出した
ここで描かれるのは、そういう人間の闇をサスペンスにした恐ろしさなので、ホラーが苦手な人でも、十分楽しめると思う
私も、最後のオチを知った時点でもう一度最初から観たくなった
いやしかし、私がこの一週間をどう過ごしていたかについて、ネットで検索すれば、簡単にたどれちゃうんだなぁと思った
そう思うと、この映画の中で起きていることは、既に、世界のどこかで起きていることかもしれない
そこが、この映画の怖さだと思う
「カメラを止めるな!」を見た時のような新鮮な驚き
あまり期待せず見たのですが、演出が斬新で、内容もクールで、びっくりしました。「カメラを止めるな!」を初めて見たときのような新鮮な驚きがあり、新しいジャンルの映画が誕生したように感じました。監督さんは20歳台後半の若い方のようですが、すごい才能です。伏線の張り方や鮮やかな場面展開に、周囲の人も鑑賞中、感嘆のため息をもらしていました。
この映画もカメ止めのようにネタバレ厳禁と思います。周囲で誰かが話題にする前に、早めに見たほうがいいかも。事前知識なしにまっさらで鑑賞することをおすすめします。
Google・YouTube・Facebook・TwitterなどインターネットやSNSを日常的に使いこなしている、都心部のミレニアル世代から40歳台後半くらいまでに、刺さる映画と思いました。逆に普段ネットをあまり使っていない世代の方だと内容についていけないかも。
目と脳が忙しい
面白かった!全編PC画面って退屈じゃない?と思ったけど、スクリーンに表示される情報が多くて退屈してる暇なんてなかった。最初から伏線だらけでずっと脳が忙しい。絶対、伏線の見逃しあるなあ。25歳の若い監督が撮ったと聞いて納得。
ジョン・チョーが格好よくて満足です。
見慣れた映像だけで出来ている観たことない映画
16歳の女の子マーゴがある日突然姿を消した。父親のデイヴィッドはマーゴの友人に連絡を取ろうと彼女のMacBookを開くとインスタ、FB、ツイッター他にはデイヴィッドの知らないマーゴのまるで別人のような様々な素顔が残されていた。警察が失踪事件として捜査を開始、デイヴィッドも独自にマーゴの知人に連絡を取るが知れば知るほどデイヴィッドはマーゴが自分に見せなかった心情を知り愕然とする。
全編ラップトップとスマホの画面だけしか映らない斬新なスタイルのスリラー。デスクトップの隅に現れるポップアップウィンドウやサムネイルとコメント、チラッと写った写真等が巧妙に伏線としてばら撒かれ、何気ない情報がポンと画面に出た瞬間に観客全員がハッと息を飲み、想定外のクライマックスに向けて一気に物語が転がる、これは完全にしてやられました。
画面に表示される情報がとにかく多いのでそれを追いかけるのが大変ですが、それを見逃すと置いていかれてしまうので要注意。監督は新鋭アニーシュ・チャガンティ、隅から隅まで斬新な映画にオーソドックスな家族愛をも滲ませる手腕に感動しました。主演は韓国系のジョン・チョウ。あえて白人を主役にしなかったところにも観たことないやつを観せてやるという鼻息の荒さを感じました。
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