劇場公開日 2019年2月15日

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女王陛下のお気に入りのレビュー・感想・評価

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4.0薄っぺらい人間たちの深き情念。

2019年3月25日
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笑える

悲しい

怖い

ヨルゴス・ランティモスという監督は、一貫して人間は愚かで自己愛が強く下卑た生き物たと捉えているところがある。もちろん人間は愚かなことをしでかす一方で、思わぬ英雄的な行為に身を投じることもあるのだが、ランティモスはそんなことは素知らぬ体で、本作でも身勝手な欲得三昧な女たちの姿を時代物の宮廷劇というジャンルに当てはめる。

なので後味がいい物語にはなりようがなく、なりふり構わぬ女たちの権力闘争に、呆れたり笑ったり戦慄していればいいのだろう。魚眼レンズの長回しやとにかく読みづらいテロップのデザインなど、ちょっと才気が走り過ぎてはいないかと思うところもあるが、実際才気がほとばしっているのだから、存分に好き放題にやってくれ!という気持ちにもなる。

ただしレイチェル・ワイズが演じたサラにだけは、善人ではないが誇りと信念が宿っている。このランティモスらしからぬ人物像は、次なる可能性への布石なのかどうか。このヘンテコな才人からまだまだ目が離せそうにない。

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バッハ。

4.0バラバラに見える表情を一つの体内に納めたコールマンの怪演はまさに絶品

2019年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

興奮

アン女王は、スペイン継承戦争や国内政治に頭を悩ませ、私生活では子供たちが幼くして亡くなる不幸も経験した。このような精神状態の中、頼りになる側近との絆が深まるのは当然のことだったろう。

コールマン演じる女王はコロコロと表情が変わる。ある時は高慢なオバちゃんのようであり、またある時には甘えん坊の少女のようでもあり、かと思えば突然かんしゃくを起こしたり、不意に女王としての威厳を振るい出したりもする。これら一貫性のない表情をすべてひとつのキャラクターとして成立させ、そこにユーモアすら醸し出すコールマンの怪演たるやまさに絶品だ。

この危うげに回転するコマの軸が揺るぎないからこそレイチェル&エマの個性も際立ち、宮廷内の三角関係はスリリングかつ破天荒で、予測不能の極みとなった。3人の女性たちの誰に寄り添うかによって、万華鏡のように色彩が変わる。鑑賞するごとにフレッシュな感覚を味わえる逸品でもある。

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ぐうたら

4.5低位置からの広角レンズ映像は小動物視点のよう

AuVisさん
2019年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

興奮

ヘンテコで不気味な異色作を撮り続けているヨルゴス・ランティモス。「ロブスター」と「聖なる鹿殺し」は非現実的な設定や超自然的な出来事を含む話だったので、新作が英宮廷を舞台にした歴史劇と聞いて意外だったが、蓋を開けてみればやっぱり一癖も二癖もある怪作。閉環境での力関係と愛憎は「籠の中の乙女」に共通する要素でもある。

三女優の熱演の激突は観客にまで飛び火しそうな激しさだ。英女優オリビア・コールマンも、これを機にハリウッドでの仕事が増えそう。

太陽光やろうそくの火でほぼ全編を撮影した映像は、キューブリックの「バリー・リンドン」のように大昔の宮廷にタイムスリップしてのぞき見しているような気分にさせる。

そしてあの、低い位置から仰ぐアングルでの広角レンズの映像!ウサギなどの小動物が尊大で愚かな人間を冷ややかに眺めているような、なんとも皮肉の効いたショットにほくそ笑んでしまった。

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AuVis

4.0大仰なイメージとは裏腹な艶笑劇

MPさん
2019年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

権力はあるものの、孤独と欲求不満の極みにいる英国女王を挟んで、そんな女王を影で操る幼なじみと、没落貴族の娘が、愛情と権力を奪い合う。欲望を剥き出しにした女たちの愛憎劇を、側で見守る男たちはみんな、まるで去勢されたかのようだ。ヨルゴス・ランティモス監督はえげつなく、時に笑える宮廷内ドラマを、特にローアングルから嘗めるようにとらえて、観客を押しつぶすような圧迫感を演出している。誰も決して傍観者にはしないという意気込みが、特異なカメラワークからはひしひしと伝わってくるのだ。それは、3人の女優たちの演技にも言えること。これほどまでに人間の醜さと、それ故に漂うおかしみを体現したアンサンブルはないと思わせるほどに。特に、女王を演じるオリビア・コールマンの怒りと嘆きが交互に現れる感情演技は一見に値する。フェミニズムを極端な形でテーマに据えた意欲作。大仰なイメージとは裏腹に、けっこう笑える艶笑劇なので、気楽にシートに身を埋めて欲しい。

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MP

3.5まあまあ

hide1095さん
2020年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まあまあの映画でした☆

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hide1095

4.0女同士の愛憎劇

2020年5月3日
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鑑賞方法:映画館

アン王女役のオリビィアコールマンの演技が素晴らしい。イギリス宮廷ものはキャストがしっかりしていれば大抵映画として体をなす。しかしどんなきつい痛風なんだ!

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トシくん

5.0役者が揃った

bionさん
2020年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 「役者が揃った」とはこの映画のためにあるように感じた。劇場で公開中は、ちょうど「ボヘミアン・ラプソディ」の応援上映に毎週のように参加した時期だったから、見逃してしまったが、やっぱり劇場で見たかったな。

 アン女王の役のオリビア・コールマンの怪演っぷりが、まあすごい。『口でしてくれた』ってセリフを何のてらいもなく言ってのけるところが象徴していたと思う。生まれながら王族であり、わがままし放題が可能な人間でないと、あんな表情できないと思う。オリビア・コールマンもすごいが、エマ・ストーンも負けていなかったね。サラを鼻で笑うところが最高。今まで見てきた映画の中で最も人を小馬鹿にした笑いだと思う。

 アン女王の矜持というか気位をまざまざと見せつけるラストシーンの余韻はすごかった。ヨルゴス・ランティモス監督の過去の作品が見たくなったな。

追記
ハーレーはどっかで見たことがあるとおもったら、ウォーボーイズだったのね。

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bion

3.5主演は誰?

2020年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2019年3月15日 #女王陛下のお気に入り 鑑賞
見終わった後、主演は誰なのかというのが気になってしまった。アカデミー賞は、#オリヴィア・コールマン が獲ったし、タイトルも女王陛下だし、そうなのかもしれないが、#エマ・ストーン が主演と思ってずっと見てました。#レイチェル・ワイズ 気付かない!

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たくはるあかね

4.0壮絶

R♪さん
2020年2月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

難しい

誰を信じれば良いのか。

権力
愛情
お金
家族

考えさせられる物語でした。

エマストーンの透明感、美しい。

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R♪

4.0タイトルなし

lilyroseさん
2020年1月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

18世紀初頭のイギリス
荘厳な宮廷劇かと思いきや
「ロブスター」や
観賞後理解に苦しんだ「聖なる鹿殺し」の
鬼才ヨゴナス・ランティモスが監督
アン女王としたたか??な女二人
三者三様
繰り広げられる愛憎劇
宮廷は女同士の戦場でした
.
アカデミー賞で主演女優賞を受賞した
#オリビアコールマン の表情の変化
そして#エマストーン #レイチェルワイズ
素晴らしい演技です
このドロドロ感
怖いけど観るだけなら楽しい
ストーリー展開やコスチュームは
時代考証を意図的に無視しているそうです
史実を元に実在の人物を題材にしているので
3人のその後も気になり…💻️🔍️

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lilyrose

3.0百合映画ではない…!

コマさん
2020年1月17日
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コマ

5.0ラストシーン、完全に悪夢でよかったな〜 作家性を残しつつ観やすいヨ...

ssssssさん
2020年1月13日
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鑑賞方法:VOD

ラストシーン、完全に悪夢でよかったな〜
作家性を残しつつ観やすいヨルゴスランティモス。

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ssssss

2.0うーん。

fukui42さん
2020年1月4日
iPhoneアプリから投稿

評価が高い中、あえて感想。
「見なくてよかったかも」。
(気に入った方、ごめんなさい)

女王陛下を含めた三人の関係や、BGMの無気味な不協和音。
どれも生理的に受け付けなかったです。
最後もなんだかなあ、って。

本当ごめんなさい。でも、最後までちゃんと見ました。

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fukui42

4.0有益な味方は危険な敵となる。

2019年12月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

萌える

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しゅうへい(syu32)

5.0眼福の極み。美しき昼ドラ

2019年12月27日
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「ファック!ファック!ファック!」な18世紀英国王室を魚眼レンズで覗く美しき昼ドラ。とにかく眼福の極みというほかなく、衣装・美術・照明すべてが誰の目にも明らかに凄い(エマ・ストーンのおっぱいも出る!)。特にレイチェル・ワイズの野外での装いには惚れ惚れした

エマ・ストーンはキャリアベストアクト。あのギョロ目をここまで活かした作品は他にない。オリヴィア・コールマンも複雑な人物造形のアン女王をどこかチャーミングに演じていてアカデミー賞も納得。それにしてもラスト、二人の「やっちゃったなあ…」という顔にオーバーラップする17匹のウサギが意地悪

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ヒートこけし

3.0地位と名誉と愛憎

2019年12月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

フィクションとは思えない私利私欲にまみれた人間の愛憎劇。

いつの世も一番恐ろしいのは一番近くにいる人なのかもしれない。

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上みちる

3.5オリビア・コールマン、まだ40代半ばくらいなのにこの貫禄…すごい。...

さなさん
2019年11月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

オリビア・コールマン、まだ40代半ばくらいなのにこの貫禄…すごい。コロコロ変わる表情やら何やらが面白かった。

女2人が憎しみあいながら激しく闘っている中、男たちがくだらない遊び(いじめ)で憂さ晴らししているのがまた滑稽で。

エマ・ストーンの胸出しをレイチェル・ワイズは知らなかったって、ろうそく持って進んだら胸ポローンなってたら驚くなんてもんじゃないな…

この時代設定の作品、好きなんだよなー。人物のメイクや髪型・衣装、家具や小物…そういったものも楽しめた。

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さな

2.0うーん

2019年11月24日
iPhoneアプリから投稿

おもんない

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@Jankichi@

3.5演技力で惹きつけられました。

2019年11月21日
iPhoneアプリから投稿

出演している人たちの演技力が良くて、ストーリーの儚さを良く出ている作品でした。
幸せって何だろうと思いました。

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なし

4.0アクセサリーがカワイイ

2019年10月21日
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ムーミンママ
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