ポリス・ストーリー REBORNのレビュー・感想・評価
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ジャッキーの飽くなき挑戦は続く
まず最初に言っておくのは、“ポリス”要素があるのは冒頭とクライマックスのみ。
終始シリアス調かと思えば、節々でギャグが入っていたりしているので、正直バランスの悪さは否めず。
レイティングが「G」となっているが、「PG-12」ぐらいのバイオレンス度はあるかも。
とにかく、『ブレード〇ンナー』だったり『〇ター・ウォーズ』だったり、はては『ト〇ン:レガシー』だったりと、どこかで観たような設定&ガジェットがふんだんに登場する。
逆に言えば、これまでのジャッキー映画になかった要素がこれでもかと詰め込まれているという点で、非常にお得なのかも。
『ライジング・ドラゴン』で本格アクション引退宣言をしたのは何だったの?と思う人は多々あれど、おそらくは、あんなシドニーの世界遺産を目にすれば、そこでの高所アクションをしたくてたまらなくなったに違いない。
そこへ来てVFX要素も入ってるとくれば、血沸き肉躍るもの。
我々はジャッキーのあくなき挑戦を観続ける義務があるのだ。
あと、つくづく思うがジャッキー映画のヒロインはどうしてこうも美人揃いなのか。
ジャッキー・チェン 宇宙に行く
ジェームズ・ボンドだってジェイソンだって、シリーズのネタ切れにより行き詰まると宇宙に飛ばしてしまう。ついにジャッキーも宇宙か・・・とは言っても大気圏内の出来事。しかし、武器商人たちは女ダースベイダーコスプレみたいだったし、部下は黒いストームトルーパー着てたし、アンドレはダースシディアスだったみたいし。ビックリなのは飛行艇?ファルコン号か未知との遭遇号かハッキリ覚えてないけど、現代ではそんなのに民間人は乗れないだろうな。設定では2020年のシドニーだから乗れるのかもしれないけど。
そんな壮大な宇宙アクションも楽しめるし、やっぱりジャッキーはオペラハウスを滑り落ちちゃうという楽しさ。ファンのためにお約束は大事にしているところが素敵です。アクションでは高齢ということもあって、格闘シーンには期待してないのですが、今回はカーチェイスに興奮させられました。3台のアウディ。危ないシーンの連発を謎の男の子リスンが救ってくれます。後始末が大変そうでしたが・・・
『人魚の眠る家』を観た後なので、心臓移植という重いテーマをここまでやるか!というくらいメタリックな人工心臓によって軽いテーマにしてしまってます。しかも再生能力が高い血液を輸血するとか、SFチックなネタをどんどん取り入れているのです・・・もうここまでやればポリストーリーじゃないやろ!的な。その皮膚や筋肉再生ってところで、またもや『スターウォーズ』ネタを取り入れてました。まったく・・・ルークじゃないんだから。
でも安心してください。音楽は香港国際警察のテーマ曲を使ってましたが、オリジナルのタイトルに香港警察の一文字も使われてませんから。可愛い女の子二人に囲まれてるジャッキーの笑顔を楽しむ映画なんですよ、きっと。
さすがジャッキーB級映画だけど面白い❗
星🌟🌟🌟🌟 久しぶりのポリスストーリーだったので前知識無しで見ました❗さすがジャッキー・チェンツッコミだらけのB級映画を彼のちからである程度面白い作品にしてくれました❗脚本はともかく美人の娘彼女に恋するイケメンの相棒のキレイどころを揃えジャッキーの身体を張ったアクションで見栄えのある作品になってます❗見終わって馬鹿らしいけど面白かった❗と笑顔で映画館を後にすることが出来る作品です😄 余談ですがジャッキーのアクションは相変わらす凄かった❗
こんなREBORNは嫌だ。
今までのポリスストーリーシリーズだと思って観ない方が良い、先入観があると自分が困る映画です。
(オリジナル題名にもポリスストーリーとは記載無いしねぇ。)
敵が無茶設定し過ぎて現代警察モノなんだか、戦隊モノ特撮なんだか、MARVELモノなんだか、目指したい方向性が分からない映画となっておりました。
「いくらジャッキーでも生身の人間だからそれは無いだろうよ。。。。」という場面も。
敵のバイオ戦士も後半は楽しませてくれたものの、この設定には新規案の行き詰まりを感じるものがある。
物足りなく終了。
香港のポリスストーリーは、外国の異彩放つVFXにより終焉を迎えた模様です。
近未来アクションドラマと新しい試み
今作はジャッキーにとって初めてとなる本格SFを取り入れた作品である。2020年シドニーを舞台に繰り広げられるアクション・ドラマはとても見応えがある。
冒頭の銃撃戦はジャッキー映画の中でもトップクラスの迫力だと思う。中盤のオペラハウスのアクションは流石である。なんと言ってもオペラハウスの頂上に登った俳優としては世界初だとか。1つの見所なのは間違いない。
それらのアクションに付随して娘との関係性など、ドラマ演出もかなりいい。『The Foreigner』に続いてジャッキーの渋く、重厚のある演技が素晴らしい。
ラストの宇宙船?内でのアクションは面白く、長回しで人物を追っていくカメラワークはジャッキー映画では中々見ないような気がした。敵に3人で立ち向かっているところはどこか『プロジェクトA』を思い出したり。。
あと、部下のスーや娘のナンシーがとても可愛かった。
最後には英雄故事が流れとても楽しんで観ることが出来た。ただ1つ、宇宙船が登場する世界としては時代設定がおかしくないだろうか。まあリアルと未来が入り混じったこの独特の世界観は新鮮なのかもしれない。★★★★
とてもよかった
なんと近未来SFアクションなのだが、2020年のシドニーが舞台で世界は特に現在と変わりない中、改造人間が暴れてレーザー銃で撃ち合っていた。今回も高いところから落ちて、アクションが素晴らしかった。ストーリーもそれほど変じゃなくて面白かった。
超デタラメなバカSF
2007年、香港国際警察の捜査官リン・トンは手術中の娘ナンシーがいる病院へ向かっている途中、証人保護プログラム下で監視している科学者を緊急護送する任務を与えられやむなく現場へ直行する。そこに現れたのは黒づくめの男が率いる謎の集団。見たこともない兵器で武装した集団にリン・トンらは何とか抗戦し撃退するがリン・トンは重傷を負い、ナンシーは手術に失敗し死亡してしまう。13年後の2020年、シドニーで『Bleeding Steel』という小説が出版されてベストセラーになるがその内容は13年前の事件と酷似していた。ハッカーのリー・センは女装して作家宅に潜入し作品の鍵を探っているとそこに現れたのが黒づくめの男達だった。
実は何気にジャッキーは主役ではなく『クリード チャンプを継ぐ男』におけるロッキーみたいな立ち位置。ジャッキーが立てまくるのがギリギリ若手スターのショウ・ルオ。彼の顔つきと髪型が往年の西城秀樹そっくりなので、劇場版ドリフでも観ているような昭和感が漂っています。東映の戦隊モノみたいな展開を延々繰り返した後に唐突なエンディングを迎えて、最後にあの歌とNG集。これは確かに新しい『ポリス・ストーリー』。個人的には満腹でしたが『ポリス~』を知らない人は怒るレベルでデタラメです。
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