劇場公開日 2019年7月26日

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「実は奥が深い映画…なのか?」アルキメデスの大戦 ジョン・ドゥさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0実は奥が深い映画…なのか?

2023年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

知的

主人子の天才数学者を菅田将暉がいつもの演技で演じる。
中盤以降は天才描写がイマイチだったので、数式が空中に描かれる天才ムーブを多用するとかしてもっと「只者じゃない」感を出してほしかった。
最後は「試合には負けたが勝負には勝った」みたいなスッキリしないオチだった。
例によってVFXは良い出来で特に冒頭の戦艦大和の戦闘シーンは素晴らしいがストーリー上無くてもいいような?

と、初見で感想を書いた後に山崎監督のインタビュー記事を読んだら、冒頭に大和を持ってきたのは「戦艦を作らせないための物語なのに完成してるじゃん?主人公負けるの?」と観客を戸惑わせるための作りだった(意訳)とか…んなもん分かるか!
そもそも、戦艦を作らない架空戦記的な作品だと思ってたし…。
あと、戦艦を作らせないための行動結果(成果)が、逆に反戦思想から製造に反対していた主人公の考えを変えてしまうという本末転倒というかアンビバレンツな結末も分かりづらい。

ジョン・ドゥ