「すごい!新しい形の反戦映画の誕生。」アルキメデスの大戦 Hinotamaさんの映画レビュー(感想・評価)
すごい!新しい形の反戦映画の誕生。
原作のストーリーはあまり知らずに、鑑賞。
また、つまらない反戦映画じゃなければ良いなと
思いながら進む。
史実を元にしたフィクションと最後のテロップが
出たけど、映画としては
イロイロ考えさせるし、素晴らしい出来だった。
役者さんは、全員期待通りの出来。
誰でもわかる、アメリカとの圧倒的な国力差。
しかし、開戦して、当然敗北。
この、なんで誰も止められなかった?という疑問は、
未だに、様々な原因が語られてるが、
正解は、多種多様。
現実でも、負けるとわかっていた人は確実にいたけど、
どうしようもなく、事態は進む。
まあ、新聞があおって、大本営発表続けたら、
国民は信じて、そうなるのは仕方ない。
政治家、官僚、だって逆らえないかと思う。
当時、自分が生きてたらどうだったかを想像したら、
わかる。
大事なのは、これからだ。
今では、ネットもあり、だいぶ違うから、
真実を知る事は、比較的たやすい。
単なる反戦で、戦争ダメだじゃー戦争は防げない。
最後は戦う覚悟が無いと、張り子のトラ。
アメリカが戦ってくれるってのも、期待し過ぎ。
日本を攻撃したら、アメリカも攻撃してくる約束だから、
危なくて、攻撃してこないだけだから。
日本は、日本でキチンと対策しないと!
核武装だって、タブーでなく議論ぐらいはしないと。
9条だって、議論ぐらい自由にしろよ。
それで、国民投票でもなんでもして決めればいいと思う。
今の野党は、議論すら欠席だから話しにならない。
追記
あと、大阪で鶴瓶社長をただ待ってるのには、違和感あるぞ。あそこで、事務所にある船舶関連の本や、雑誌読みまくって、戦艦にもっと深くハマっていく描写があってもいいかと思う。
あえて時間をつぶしてまでも、重要だという描写か?