「嫌いになれないろくでなしの男」凪待ち のぴむーびさんの映画レビュー(感想・評価)
嫌いになれないろくでなしの男
良い意味で裏切られた。
見終わった後、涙が止まらなかった。
香取慎吾さん演じる主人公の郁男は半人前でもないろくでなしのいい年した男。
見た目は小汚く、やることなすことろくでなし。
だが、途中途中に垣間見られる彼の優しさは人の心を惹きつけ、そして、手を差し伸べたくなる。
しかし、たまに見せる彼の狂気に満ちた笑顔に恐怖も感じる。
とにかくこの映画はすべての俳優さんたちの表情一つ一つが大きな意味を持つ映画だと感じた。一瞬たりとも見逃せない、そしてまた見返したくなる映画であった。
コメントする