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映画「ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪」 ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪
劇場公開日 2018年9月8日
解説
20世紀を代表するアートコレクションをたった1人で築き上げ、芸術家たちとの華やかな恋愛遍歴とともに数々の伝説を残した女性ペギー・グッゲンハイムの人生を追ったドキュメンタリー。水の都ベネチアで、個人のものとしては質・量ともに世界最大級のコレクションを有する美術館「ペギー・グッゲンハイム・コレクション」。ニューヨークの裕福な家に生まれたペギーは、伝統と格式だらけの世界から逃れるべく第1次世界大戦後のパリへ渡り、当時まだ価値を認められていなかったシュルレアリスムや抽象絵画などの革命的な表現に出会う。自由を謳歌する反骨的な芸術はペギーの肌になじみ、彼女は世間知らずの令嬢から現代美術のコレクター、そして伝説のパトロネスへと転身を遂げていく。ペギーの生前に収録されたインタビューを中心に、ガゴシアンやアブラモビッチといった現代アート界の大物も続々と登場。伝説となった女性の華麗なる人生を、芸術家たちとの愛の遍歴とともに描き出す。
2015年製作/96分/アメリカ
原題:Peggy Guggenheim: Art Addict
配給:S・D・P
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
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企画上映にて。
美術館も含め全く知らなかったのだが、そんな私でも名前を聞いたことがあるような現代アートの大物と関わっていた方とのこと。
一応大まかに時系列順になっているけれど、特に中盤は個人との関係ごとに何度も年代を戻る構成になっている。色々なことがちかい年代で起こっているようなのに、そう見えない作りで、彼女の人物像をもひどく平板に感じてしまった。
2022年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
有名なモダンアートの巨匠やその作品が豊富に出てきて見応えがあった。
子育てには向いていなかったけれど、一方でたくさんのアーティストを育てた女性。
その人生と現代アートのプロデュース過程がよく分かる作品だった。
2018年11月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
元々お嬢様だったけど、アートの世界に足を踏み入れてコレクターとしてたくさんの有名な芸術家を発掘した人。
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私生活もたくさんの男性と関係を持って自分の人生を謳歌。その自由さに当時は大バッシングされたらしいけど、まぁそれはペギーが女だからっていう差別。
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ペギーと関係持ってた男どもの方がよっぽど派手な女性関係あったんじゃないですか。男は、浮気は男の本能っていう言葉で済まされちゃうんだから。
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それにしてもペギーって美人なわけじゃないのに、いろんな人と関係持ってさらにめちゃくちゃイケメンとも結婚して夢があるよな(笑).
2018年11月11日
iPhoneアプリから投稿
全く事前の知識なく観ましたが、
ほー、ほー
といちいち面白かった。
この人の生き方自体が、一つの芸術。
下手なストーリーのある作品よりも、
はるかに面白い。
いや、生き方自体が、
まるで脚本があるかのように
面白さに満ちていると言うべきか。
自分の人格に共通する面もあって
そこに共感してしまった、という面もある。
他人ごととは思えない・・・。
しかし、色んな批判的な見方もあるなか、
こうやって何十年後に振り返って観たとき、
“しっかりと、生きていた”
そういうことが記録から伝わってくるって
素晴らしい。
孤独だの、変人だの、
そんな見方は、むしろ芸術性、人間性、
ユニークなひとりの人生劇場として昇華して、
吹き飛んじゃうくらい。
素晴らしい人生だったと、
私は評価せざるを得ないです。
自分も素晴らしい人生だったといえる、
そんな生き方がしたい。
今日、今、この瞬間から。
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