劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想・評価
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「ありがとう」が止まらない
映画を見ている時、「ああ、自分は今日、このためのだけに生きていたんだな」と思うぐらい涙が滴り落ちました。京都アニメーションがあの凄惨な事故を経て、それでもなお待っていてくれる人のためにこの物語を描いたのだなと思うと、言いようのない魂の安らぎを感じました。言葉は儚い。人と人を繋ぐものは時代とともに失われていく。でもたった一つ、「人を想う気持ち」が我々人間の存在理由なのではないでしょうか。この度のコロナ禍で、誰もが逢いたくても逢えない日が続きましたが、やはり人はその時にしか伝えることのできない言葉をつむげて生きるしか無いのです。今この瞬間、時代も場所も越え、温もりを育てている人たちがいるでしょう。たとえそれが天国の京都アニメーションの方々であっても、やはり我々へしっかりとメッセージを届けてくれた。そんな時間でした。
最初から最後まで涙
おそらく感動するだろうと期待して映画を見たけれど、完全に想像を超えていた。
敢えて予告を見なくて正解だった。
テレビアニメと昨年の劇場版外伝を見ただけで、前もっての情報なしで見たことで、話が展開されていくほど、予想外の展開に泣いた。
これから見に行く方がいるのであれば、テレビアニメと2019年秋公開の劇場版外伝を予め見て、本作の予告は敢えて見ずに行くことをおすすめする。
挿入歌やTUREが歌う主題歌も大変素晴らしかった。
予測通りのベタ展開なのに
いい歳したおっさんが、人生で一番泣きましたね。泣くパターンも読めたし、大まかなストーリーもありきたりで、クライマックスまで予測を大きく裏切る事なく終了。なのにです。ひねったり、予測を裏切る、深い多重構造のストーリーが好みだけど、この映画に不快感は感じませんでした。ベタな展開って、どちらかと言うとネガティブな評価の際に使われますが、みんなが好む展開だからこそ、使い続けられるわけで、潜在的にはみんなベタが好きなんですよね。それを超絶丁寧に作られたら、何度も食べてるカレーも、極上の一皿に昇華するってことでしょうかね?
まあ、本当、良かったです。これからも京アニ頑張って下さい。
ちょっと泣きすぎ
私もNetflixで全話観てから映画みました。
映画はちょっとお涙頂戴がありすぎ。
寝たきり男の子の件を削ってギルベルトの話をもっと掘り下げて欲しかった。
ヴァイオレットはずっと泣きっぱなしなので、ギルベルトとのラストが陳腐に見えた。
私も映画館で涙が出ましたが、映像と音楽で反射的に泣いただけで、TV版の神回と言われる第10話の様なカタルシスは無かったですね。
映像美は流石です。
脚本もっと頑張れたんじゃないかな
泣かずにはいられない
映画しか見てなくても充分楽しめる作品
何度も泣かされるシーンがあり泣くの前提として見てほしい
映像も綺麗で最高
終わった後に誰かに手紙を書きたくなります。
ありがとうと大好きを伝えたくなります💕
よかったですが...
火事を乗り越えて、こんなに素晴らしい作品を作ってくれてありがとう。
全体的には素晴らしいですが、雨が降るところで本当にむかつく。後の展開のためかと分かるんですが、やっぱり気が済まない....
この映画を映画館で観られて良かった
何度かギルベルト少佐のような人の意味深なシーンが映りましたがたぶん似た人だろうな、と思っていました。
本当にギルベルト少佐だったとは。
生きているとは思いませんでした。
いろいろと書きたいことはありますがとにかく最後の2人がやっと再び出会えて愛してるを伝え合うところがとにかく嬉しかったです。
私がこれから生きていく中でこの映画以上の"愛してる"を越えられる出来事が起こりそうもないなと思うぐらいに"愛"を感じました。
2人が一緒になれたという事実だけで私は幸せです。
ヴァイオレットちゃんの願いが叶って良かった。
もう一度映画館で観たいです。
この映画に関わった人全てに感謝を。
ありがとうございました。
泣けるいい話なれど…
テレビ版も外伝も見てなくて初見。
複層化されたストーリーは非常に良くできているし、大ラスにも泣かされた。
その上であえて映画好きとしての苦言を。
・会話の間が長すぎ。そういうスタイルと理解するが、抑揚というかメリハリがつかなくなってしまった。
・横顔の口が裂けすぎ。せっかくの美形揃いなのに。
・一人谷間を出し過ぎなお姉さんいたけどこの世界観と合わない気がした。
前段を知らなくても楽しめる映画になっていたとおもうけど、やはりもう少し説明があると更にわかりやすく、もっと泣けたかもと思った。
劇場で観ることをお勧めします。
アニメも小説も観ていません。完全な初見ですが、予備知識なしでも私は平気でした。
とにかく映像がきれいなのと、キャラの表情・ちょっとした動きの表現が素晴らしく、
時間が過ぎるのが、あっという間でした。ここまで気持ちが揺さぶられるとは思いませんでした。
パンフレットの原作者さんのコメントがとても素敵で、それだけでファンになりました。
色々と難しい状況ですが、是非劇場での鑑賞をお勧めします。
咳払いすら気を付けて、劇場全体が物語の行く末をかたずをのんで見守っている雰囲気が最高でした。
泣ける、つっこめる
TVシリーズは全話視聴、外伝は未視聴。
しかしストーリーは問題なく追うことが出来た。
感動もするし、見終わったあとに心に余韻が残る良作。ヴァイオレットのその後も見た者の想像に任せる終わり方で個人的には好きな締め方。
だがしかし。
ギルベルトのウダウダにそれは無いだろうとつっこまずにはいられない。
もっと素直でいいじゃないかと思わずにいられない。結局そうなるのは分かっているのだから
最初からやれよと。
もちろんそんなツッコミがあることも承知の上での、脚本、演出なんでしょう。
しかし、作画、美術、バランスの取れたストーリーライン、
素晴らしい作品だと思います。
さすが京アニ、これからも楽しみにしてます。
全体的に画像はきれいだった
飛び降りたシーンには笑いが出た。そこは歌詞とあわせるのやめてほしかったなw
ギルベルトの無責任さに好感ももてないし、細かな矛盾が気になるので相性が悪かったんだと思う。あまり集中できなかった
原作は好きだったんだけどなぁ
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
この名前を一生忘れない。
忘れられない。
与え続けること
それが人生を好転させるのだと思います。
失っても奪われても
失わせても奪っても
恨んでも恨まれても
やけどに気づいたとしても
受け入れること
許しあうこと
瘡蓋をつくりながらでも
生きること
そして自身に正直であり
それを周りに伝えること。
そんなことを教えてくれました。
世界は不平等です。
自分が生まれる場所は選べません。
また終わりも選べません。
ですが
生き方は選べます。
作品中、多くの「死」が取り扱われていますが
ダメな映画を盛り上げるような
「死」ではなく
命あるがゆえ必ずくる死を
リアルに叩きつけてきます。
死と同じように
人は自身の感情がわからないもの
なのだと
いや、
終わりがわからないと
自身と向き合う日がこないのだと
誰かの大切さに気づかないのだと
だからこそ
限られた時間の中で
自分という人間と向き合う時間を作り
自分という人間のまま生きること、
生き抜くことの
大切さをこの作品から学ばせて頂きました。
ボヤけて見えるネオンの光のように
わからないからこそ美しいものや
子供達の疑問のように
素直だからこそ残酷なものがあると
教えてくれる本作品ではございますが
わたしの中で行き着く所は
至ってシンプルでした。
難しくしているのは自分自身だと
最後に
製作者の方々が
短い時間の中で伝えきれないものが
多いであろう中、
物語は一つの終わりを迎えていますが
作品の要所に受け手の判断に任せてもらえる
要素を沢山挿入して頂けていることで
都合よく
また私も現実の世界で
前を向いて生きていける
きっかけになりました。
ありがとうございます。
この命が
終わりゆくその日まで
精一杯いきていきていきて
その気持ちが思いが願いが
またその先に繋がっていくこと
祈って
今日も生き抜いて行きたいと思います。
いつか私も
どこかの国の誰ではなく
どこかの一族の誰ではなく
どこかの会社の誰ではなく
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
のように
その名前だけで語り継がれ、愛され、求められ
幸せを運べる
そのような
人生にしたいと思いました。
そして
心から
あいしてる
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