「アニメという美術作品」劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 森のエテコウさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメという美術作品
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戦争で傷ついた少女が、手紙の代筆を重ねるうちに、自分に向けられた愛情の意味を知る女性に成長する物語。
手紙という手段が、人の心を鮮やかに表現するものだと改めて知り、心の温もりが増してゆく作品。
そんなストーリーを支える絵が美しい。もはや大人の鑑賞に耐えうる美術作品だななどと考えていたら、女性の美術監督は、日常の美しさを追い求めながら仕事に取り組み、志半ばで昨年の事件の犠牲になったと京都新聞の記事で知りました。
貴重な才能はきっと受け継がれてゆくと信じ、遺された作品を鑑賞出来たことに感謝です。
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