「今作の弱さを通して、前作の秀逸さを噛み締めた。」ボーダーライン ソルジャーズ・デイ Ordinary Guyさんの映画レビュー(感想・評価)
今作の弱さを通して、前作の秀逸さを噛み締めた。
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前作で見せつけられた、あの二人の、不快感さえ覚える強烈な非情さが半減し、キャラが少しブレている感。加えて、雑な描写で頭の中に?が浮かぶ。少女との絆はどのタイミングで築かれた?少年はそんなに確信持って顔覚えてるかな?デルトロ、死んでないの?どうやって助かった?一年間何してて、どういういきさつで少年と再会??などなど。
エミリーブラントのピュアな存在が、ストーリーのわかりやすさにいかに貢献していたか、サッカー少年のサブ物語が、いかに感情を揺さぶったか。そんな、前作の精緻な作り込みに改めて拍手を送りたくなるほど、今作の魅力はちょっと中途半端。次作があるなら、そこで全て回収されることを期待します。
例えば、テイラーシェリダンが脚本のみならずメガホンも取ってたら、どんな映画になっていたんだろう、、、なんて、考えたりも。
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