ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
全492件中、321~340件目を表示
レオ様&ブラピはサイコー
得意じゃないタランティーノ監督ですが、レオ様&ブラピという事でとっても期待して観ました
やはり私のレベルではタランティーノ作品の面白さが理解できませんでした
でもあの2人はホントに良かったと思います
最初の方からブラピの運転するシーンが多くて、それがまたカッコイイ!
あんなラストとは思いもしませんでしたが、あのラストでホッとして幸せな気持ちになれました
頼りになるブランディ、私もほしい!
劇中の西部劇は、何の暗喩?
あえて 悪かった点を挙げてみる。
・長台詞がなかった。
・音楽が効果的な演出だったか?
・ブラピが格好よすぎる。
・タランティーノ映画に、やっぱり サリーがいなくなったのが、大きい。個性がちょっと失くなった。
1969年のハリウッドとシャロンへのラブレター
ディカプリオ演じるスターと友人のスタントマンのブラッド・ピットたちの奮闘を軸に狂信者に命を奪われた、女優シャロン・テートの運命の日をいかに迎えるかを描かれている。
悲劇の女優シャロン・テートを、映画の中だけでも救いたいと構想された、タランティーノのラブレターのような作品。
当時の音楽や街頭のクルマやファッションなども凝っていて1969年にタイムスリップ出来ます。
加えて当時のテレビドラマや映画のディテールを踏まえネタにも歓喜の一言。流石タランティーノ。
2大スターもさすがの貫禄と存在感。
落ち目スター複雑な感情とユーモアを見せるディカプリオとクールで腕っぷしの強いスタントマンのクリフを演じるブラッド・ピットが、キャデラックを縦横無尽に疾走させるシーンなどは映画に躍動感を与えている。
シャロン・テートの無邪気な雰囲気を、予想以上のハマり具合で演じるマーゴット・ロビーが、映画館のスクリーンで、シャロン本人と邂逅する奇跡。
タランティーノ特有の暴力を狂信者に対して容赦なく描いているが、現実のシャロン・テートの受けた苦しみや暴力に比べてたら、これは映画からのささやかな報復だと思う。
今年亡くなったルーク・ペリーの西部男の出立ちにも感銘を受ける。
静かで感動的なエンディングとチョットしたネタのオチなど、ともかく楽しめるので、映画ファン以外にも是非オススメ。
支離滅裂で
いろんなエピソードがつながらず、ただ、ノスタルジーに浸るのか。
エピソードや映画の数々や出演者を知らないので、退屈至極。
最後の殺戮の風刺なのか、笑えない、犬とか虐待だし、火炎放射器は小道具にはならないと思うし。
ディカプリ、ブラピが出てる意味ないし。
イングロやキル・ビルに比較して雲泥の差。
残念至極。
新しい次元で
メインストーリーがなく、エピソードの継ぎはぎ。いかんせん一つ一つのエピソードが、とても弱い。行間だけで語る映画の手法を、新しい次元で作ろうという意図なのか、だとしても、その試みも中途半端。豪華な食材から残念な一皿と言った感じ。
凄い期待していた1本だったので非常に残念
クエンティン・タランティーノ監督の作品って、いいか、悪いかだと思うけど、本作品は自分にとって「つまらない」のひと言・・・・
クエンティン・タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットこれだけでも相当金かけていると思うけど、どんなにいい監督でもいい俳優さんを使おうが、駄目なモノは駄目と言う見本みたいな映画・・・・
要所要所、しっかりブラックユーモアも隠れているんだけどね・・・・う~ん・・・もっと腹抱えて笑えるのかと思ったよ・・・・
クエンティン・タランティーノ監督って映画のこだわりや想いなんか分かるんだけど、編集が下手なのかもね・・・・
毎度、単に映画の内容が淡々として長いだけ・・・・・
今年、凄い期待していた1本だったので、非常に残念・・・・・
結構、周りは評価が高いですが・・・・う~ん・・・・私には分からない・・・・・本作品の良さが・・・・・
1969年を真空パックした傑作
タランティーノ監督の9作目です。
常々10作撮ったら監督業は辞めると公言して
いるので少しさみしいです。
初長編のレザボアドッグから面白かった。有名なあのシーン「この中に裏切り者がいる」
SMAPがコントでネタにしていました。激辛の
食べ物を誰が食べたのを当てる趣向でした。
今だとこんな感じかと思います。
ミスターピンク(木村拓哉)が他のメンバーが集まっている部屋に遅れてやってくる。
「この中に裏切り者がいる」
他の4人は一斉に立ち上がりミスターピンクを
指差した。
「それはお前だよ!!」
まあ、絶対無理だよなあ。ジュリーが許さないよなあ。
勝手にしやがれ!
それ違うジュリーだよ!
さて本作だが、1969年を真空パックした傑作だ。近過去は再現するのが大変だ。例えば車、
衣装、音楽、テレビ番組、等々を見事に再現している。私の記憶には殆ど無いが・・・
どんな時代だったか?
アメリカンニューシネマの時代。
サイケデリックがもてはやされた時代。
ヒッピー文化の時代。
ウッドストックに40万人が集まり、最終日に
ジミヘンのアメリカ国歌が泥どろの中で高らかに、しかし空々しく鳴り響いた時代。
そして泥沼化したベトナム戦争によって厭戦気分が拡がった時代。
そういう時代の空気感を再現したかったのだろうと思った。
バディムービーとしても素敵だ。ブラピが親友のように、保護者のように見守っている姿は実生活を彷彿させる。
マーゴット・ロビーはビッチ感を封印。バットは持っていません。可愛いにも程がある!
特に映画館のシーン!
子役のジュリア・バターズちゃんも凄い!
ドリュー・バリモアかダコタ・ファニングか
はたまた芦田愛菜か!衝撃的だ!
好きな映画が「雨に唄えば」「ジョーズ」って
ほんとに10才かっ!?とにかく小生意気で聡明で可愛い!
ブラピとレオは素晴らしいが、詳細は割愛。
だって、この二人の映画はほぼ観てる。
書ききれない!
惜しむらくは私の知識量だよ!
全部は拾えてない!勉強が足りない!
生意気言うな! 私・・・
少なくともシャロン・テートの映画を観てこの傑作をまた観ようかと思う。
最後に言いたい!
俺たちの時代を忘れないで、風に吹かれてたあの頃。
そんな感じだよっ!
映画の好みはそれぞれ、だけど
この映画は最高峰だと思うが同時にマニア要素が強い。
自分でこの映画のどの部分が素晴らしいのか分かる人でなければ、退屈で仕方ないだろう。
とはいえ、脊髄反射的に ただカッコいい映画
!という評価もありだし
あのシーンはアレで、このカメラワークはどうたらというウンチク的評価もありだと思う。
要するに、
映画はカメラワークと構図、際立ったキャラクターさえいれば充分成り立つのだと改めて証明されたような気持ちだ。
ラストあたりのプールの場面は思わず拳を握るほどイケてるし笑える。
映画産業も衰退したハリウッドに、もう一度活気を与えるかも知れないような傑作でした。
余談 多少ネタバレ
マンソンファミリーについての話を深く掘り下げてる人もいるけれど、やはりこの映画の核心は『映画とは』という部分であって、
マンソンファミリーは話に起伏をつけるオマケに過ぎないと思う。
あくまで想像ですが、監督が
華やかで活気付いていた60年代ハリウッドを舞台にしようと考えた時に、華やかな時代に水を差したマンソン事件という負の遺産は避けて通れなかったのでしょう。
イカれたヒッピーの言い分はこうだ↓
『人殺しを演じている役者のせいで人殺しが発生する!だから、私が役者を殺す!私は正しい。』
誰がどう聞いてもおかしな理屈だが、それでも未だにマンソンファミリーを支持しているファンは世界中にいる。
監督はこの負の遺産に対して、
『じゃあ、お前らの理屈に乗っ取って、人殺しのお前らをオレがぶっ殺しまくってやる。映画の中でな!』
という、平和的かつ皮肉たっぷりな反論で笑いとして返した。
というのが、僕の見立てです。
自分には敷居が高かった…
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの友情を軸に、古きよきハリウッドを描いており、映画通にはたまらない作品だと思います。前半は落ちぶれた役者リック・ダルトン中心に描かれ、思うような演技ができず、もがき苦しむさまを、ディカプリオが見事に演じていたと思います。とくに子役の少女との会話や控室での荒れぐあいは、彼の弱さが際立つ、いいシーンだと感じました。
後半はブラピがグイグイと存在感を増してくるというか、彼が演じるクリフ・ブース中心に描かれます。プラピの年齢を感じさせない肉体と、大人の余裕からくる渋さがかっこよく、さすがの大物ぶりでした。他にも、マーゴット・ロビー、アル・パチーノ 、カート・ラッセルなど、豪華俳優陣が顔を並べているのも、見どころの一つだと思います。
しかし、これだけの大物をそろえても、ストーリーに魅力がないため、なかなか作品世界に浸れず、加えてテンポもきわめてゆったりなので、正直言って退屈で眠くなりました。そんな眠気との格闘中に、メインストーリーに深く関わらない人物が次から次へと現れてはいろいろなことを話していくのですが、情報量が多すぎてまったくついていけませんでした。当時の映画事情に詳しい人ならいざ知らず、自分にはチンプンカンプンで、そもそも会話の内容が史実に基づいているのかフィクションなのかさえわかりませんでした。
終盤になって唐突にいろいろな話が噛み合い始めましたが、それでも意味がよくわらないまま終わってしまいました。いったい本作をどのように鑑賞すればよかったのかわからず、鑑賞後にいくつかのレビューを読んでようやく少しだけ理解しました。シャロン・テート事件やマンソン・ファミリーなど、こんなに予備知識が必要だとは思いませんでした。映画通でもなければ、映画史に精通しているわけでもない自分のような者には、敷居が高すぎる作品でした。
最高のタランティーノ!!
上映後、余韻でしばらく立てなくなるくらい、最高の映画体験でした。
もともとタランティーノが好きで、でもパルプフィクションを超える作品はないだろうと思っていました。
完全に超えてきました。
クライマックスが異常に盛り上がるのは当然として、そこまでの軽快なトークや主人公の葛藤など、長尺を感じさせない作りになっています。さすがタランティーノです。
シャロンテート殺害事件の知識はマストです。これを知らないと半分も楽しめません。ずばり、シャロンテートが殺されてしまった後、主人公たちとどのようにストーリーが絡んでくるのか、が鑑賞者の最大の関心事になります。その答えは劇場で…
史実に忠実に作れば作るほど最後のカタルシスが大きくなっていくという緻密な設計。こんな極上の映画体験はなかなか味わえません。
ただし、好き嫌いが分かれる映画とだけは言っておきます。私は死ぬほど好きですが。
長い!でも悔しいくらいのスッキリ感…
タランティーノのやりたかったことが非常によく分かった!気がする。
笑ってしまうくらいの残忍さを目の当たりにして気持ちが高揚してしまうのは、やはりタランティーノの真骨頂というべきか。
音楽もいいし、役者もいいし、カッコいいし、笑ってしまうし、悪く言えば好き勝手したい放題、長いし嫌な感じだし─、でも最後に向かってしっかりと練りに練られた細かな演出にしてやられた!とほくそ笑んでしまうから、やっぱ凄いと言うしかない。
今回は画質とか映像というよりは演出に重きを置いていたような印象。
たまに差し込まれる回想などには、そんなんでいいのか!?とも思ったりもしたけれど、まぁ終わりよければすべてよし。映画人たるタランティーノの復讐は果たされたのでしょう。
二大スター競演🌟
実現しないと思われた、ディカプリオとブラッドピットの競演と、鬼才タランティーノ監督という事で、楽しみMAXで鑑賞しました。
ディカプリオ演じる落ち目の俳優と、その相棒たるブラッドピットのスタントマンとの友情を描いて…と主な流れ以外に、別の登場人物のエピソードを絡んで…
160分を超える時間もあって、アタマの整理がうまく出来ませんでした。
最後の方の、キルビルを彷彿させる、ヒッピー達とのバトルは、さすがタランティーノ映画だと思った!
ハリウッド行進曲
CMと劇場予告編のみの予備知識にて鑑賞に臨んだんだけど、ストーリーが特に無いタイプの作品だと認識するに至るまでは少々時間がかかってしまった。同じく撮影所を舞台にした邦画作品の銀ちゃんとヤスを思い出した。多少は影響とか受けたりとかしたりとかしたのだろうか?
ただ、ヒッピーの言うとおり、暴力や血を見てスカッとしたりした自分がいたりした。バードマンでも似たようなことを言っていたなぁ。
観賞後色々おさらいをしたんだけど、はっきり言って、そんなの知らんがなというエピソードばかりで、本当にこの作品をちゃんと理解できた人は相当マニアックだと思うが、たまらなく楽しめたと思う。
吹き替え版よりもタランティーノ監督による解説付き版の方がニーズがあったりして
懐かしい時代
コンバット、ザ・ルーシー・ショー、逃亡者、わんぱくフリッパー、宇宙大作戦 まだまだあるある、しかし子供ながらによくもまあ見ていたものです。
コロンボやコジャックのようにめちゃくちゃカッコいいわけでもないのに必死になって見てたな〜〜
ルーシー・ショーのようにステージでやるようなのなんて吉本よりもずっと前からやってたしその手法が得意な人が三谷さんでしょ
タランティーノ監督はホントに面白いところに目を付けますね、そしてみんなよく喋る、しゃべるしゃべる
スティーブ・マックイーンの激似にびっくりした楽しい作品でした。
爽快!友情と挫折とタランティーノ節!
ハリウッドの二大スターを起用した豪華すぎる1作。
脚本がキャラ負けしないか心配だったが見始めると不安は一掃される。
二人を60〜70年のハリウッド史実に上手く組み込み、本当にその時代にいたかのように感じさせる手腕に感服。音楽の使い方も秀逸。
個人的にはブラッドピット演じるクリフの描き方が最高にカッコ良かった。
大脱走などの過去の映画知識があれば120%楽しめるが、逆に予備知識ゼロだと面白さは80%位まで落ちてしまうかも。
私は史実をおおよそ全て知っていたので、最後の13分まではドキドキハラハラ。
そして、観た後は最高の13分になった。
タランティーノの映画愛が凝縮された一作。
ワンスアポンアタイム…の意味を考えるのも楽しい。
全492件中、321~340件目を表示