ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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ブツギリエピソードが延々と続く
先ずは長すぎる。大作でもないのに2時間40分は勘弁してほしい。一時間半で十分。
それほどつまらなくはないけど昭和40年代のアメリカ映画に詳しくないと本当の意味はわからないと思います。個人的にはグリーンホーネットのカトーはよく知っているので、そこは非常に面白かったので、全般的にその程度の知識があればメチャ面白いんでしょうね。
ブラピとデュカ君が好きなので、そこばっか観てましたが映画としては演出にキレはあるもののストーリーに盛り上がりもないし、とにかくダラダラ続くので休み休み観ました。
リー君の声と話し方はマンマですよ。
古き良き時代
タランティーノ映画だった。
二年ぶり二回目の視聴
想い出のハリウッド‼️
史実をフィクションで昇華!
時代背景や史実を全く知らずに鑑賞
これと行ったテーマやストーリーの向かう道筋を感じられず、落ちぶれた泣き虫TV俳優とマイペースにのびのびと生きるスタントマンの愉快なハリウッド奮闘記がただ続く。
これだけの尺で見ると退屈になるはずなんだが、時折クスっと笑わせるセリフのセンスが面白くて見ていられる。
と思いきや、
ヒッピーの拠点に行くシーンからの緊迫感
そしてクライマックスでの大暴れ笑
何も知らなくても後半の展開は最高でした
しかし、ある程度史実を知っておいた方が確実に良いタイプの作品
細かい知識までは必要ないですが、実際に起きたシャロン・テートの事件の概要だけでも知っておくともっと楽しめると思う
史実をフィクションで昇華させる男、タランティーノ
おとぎ話で作った世界の中だからこそあの時救えなかった人を救い、
フィクションの中の世界だからこそ、報いるべき悪を(それはもう慈悲のかけらもないほどに思いっきり)報いる
テンションはB級映画のノリで🎬
最近暗い映画を見る事が多かったけど、これでリセットできました笑
今年はまだ映画を観れるかな
もしかしたらこれが年内最後に観た映画になるのかもな
まぁこれが最後で悔いはないけどもね
ミッドサマーで締め括るよりは一億倍マシ
褒めるとしたら、音楽だけ。
軽くない爽快感
観終わった後最高に気持ち良い映画です。
細かい小道具や装飾が少し大袈裟だけど細かくて、リックの家やクリフのキャラバンの家具や内装も良かったですしシャロンの部屋にあったミュシャの絵の飾り方も可愛かったです。
私がタランティーノ監督の作品で好きな点の一つにカメラワークが挙げられるのですが、ワンハリでもそれは健在でシャロンと夫の初登場シーンや彼女がレコードをかけるシーンは印象的でした。
危険なコミュニティ系のストーリーが入る作品はどうしても苦手だったのですが、今回はクリフの絶対に死なないと思わせてくれる安心感とコロコロと変わるリックの喜怒哀楽で程よく中和されていて怖さはあまり感じませんでした。
クライマックスもテンポ良く進んでいくので最後まで長ったらしくなく気持ち良く鑑賞できました。最後に出てきたヒッピー一族のアジア系の子の車の中の話を白熱させていくシーンや家の中で狂い暴れるシーンは本当に狂気を感じました笑
いつものごとく血みどろでワーキャー言っている感じも好きです。
言い忘れていましたが、クリフのペットのブランディちゃんも可愛くて間違いなく見どころの一つです。
観終わった後の爽快感は最高で幸せな感じで1日を締め括ることができました。
ちょぉ かわいい♡男ふたり
無知は決して「恥」ではないのだ
敢えて軽薄な言い方をしますが、レオ様とブラピの夢の共演な訳です。観てきました「Once Upon A Time in Hollywood」。キル・ビル Vol.2以来15年ぶり、久しぶりに観るタランティーノ作品は、シンプルにカッコよく、意味のない日常が淡々と綴られる相変わらずの世界観。最上級の緊張と緩和が秀逸で、音楽が超かっけー。それが観終わった感想でした。十分に楽しめました。そう、何も知らなくとも。
他の人たちの感想を調べると必然的にこの名前が挙がってきます。「シャロン・テート」。
映画を観終えてますから、その名は知ってます。レオ様とブラピの隣人ですよ。でも、もう少し調べていくとこんな単語が検索結果で出てきます。
「シャロン・テート殺害事件」
さっきまで観ていたシャロン・テートが殺された?いやいや、シャロンって映画の中の人でしょ?続編??頭はもうパニックなわけです。そのまま検索を続けると、映画の根幹にあるとんでもない背景と、本作の本当の意味が浮き彫りになってきます。
一般的には「シャロン・テート殺害事件」ぐらいは予習していけとの意見が多数ですが、まっさらな状態で観て、その後検索して真実を知って、体感したことのないレベルのサブイボを味わうのもまた一興。アメリカでは知らない人はいない事件らしいので、観ている人が結末を知っていることを前提にタランティーノは撮ったらしいですが、別にいいじゃん。うちら日本人だもの。知らなくたって恥じゃないし、知らないから得られる楽しさは絶対ある。断言できる。
予習するしないは個人の自由。何にせよ以下、壮大にネタバレします。
んで、この作品って、ある意味シャロンが主人公でリックとクリフは真のヒーローだよね。つか基本の世界観は藤子・F・不二雄が描いた「SF(すこしふしぎ)」であってさ、足枷外した「T・Pぼん」みたいな?ある意味タイムパトロールだよ。1時間以上かけてダメな印象をダラダラと植え付けて生まれた輪郭も、藤子・F・不二雄ライクなヒーローだよね。そうそう、リックが「マクラスキー 14の拳」で火炎放射器ぶっ放した相手ってナチだったじゃん?チャールズ・マンソンの写真見ると額に鉤十字を彫ってるんだよね。これって絶対狙ってるよね。あとさ、いろいろうるさい日本だったら「実名」で実際あった事件を180度違う結末で描くなんてできないよね、不謹慎だ!なんて言っちゃって。くだらね。でも、この作品は実名で描くことが重要なんだよ。モチーフとかそんなヌルいものじゃなく、あの事件がこうなることが直接示されてることに意味がある。今回ほどエンターテイメントの「力強さ」を感じたことはない。映画って凄いわ。もう一回観たら、エンドロールで泣くかもな…。でもリックのあの広告があるからやっぱり笑うか。以上!
イケオジ2人の斬新キャラが良い
シャロンテートって名前をググってから観て
タランティーノ映画としては珍しく、穏和に平坦に話は進む。それでも主演二人のキャラ・魅力がとんでもないことと、そのあとの事件に刻一刻と迫ることからそれだけで充分スリリングで、ドラマチック。もちろん真骨頂のシーンもあり。
特にブラピがヒッピーアジトに乗り込むシーンは、不気味なほどに無駄な時間が引き伸ばされるにつれ緊張の糸も張りつめていくのには、
無駄に見えるシーン、無駄に見えるシーンを紡いで空気を作っていくタランティーノならではのホラーを感じた。
知らなくても充分おもしろいが、ネタバレでもなんでもなく、前提としてシャロンテートについてはWikipedia読んでから観るべき。
もし先にみた人は調べるべき。
あとレオさま最高ぅ!
2時間過ぎてからは良かった!!
雰囲気作りが上手く、昔のようにイキッた感じは薄くなったと思うので、より一般向きになったと思います。しかし毎度の事ながら時間配分がおかしいと思います。2時間を過ぎてからが本編という感じで、そこは良かったです。
フリが長くねぇ!!?
タランティーノ特有の強すぎるこだわりにはもういい加減ウンザリしたが、主演の2人がただただ絵になる。ちなみに私は断然ブラピ派。そして脇を固める役者がなんとも贅沢な群像劇。
ただ、なんか物足りない。ブラピとディカプリオだからギリギリ保てたものの、終盤まで役者におんぶに抱っこじゃね?長尺にしては盛り上がりポイントに欠けてて、パルプフィクションと比べて、緊張感が足りないかな。その分安っぽい哀愁はあるけど!いらねぇけど!!いやいや、こいつも耄碌ジジイになったもんだなぁ!!オォイ!!逆に売れたことで好き勝手撮れてよかったナァ!オォイ!!求めてねぇけどナァ!オイ!!!でもラスト20分は最高だぜオォイ!!飼い犬の躾け方ハンパねぇなおい!!オメェはヨォ、適当なあらすじ付けてヨォ、テンポ重視でこれだけやってればいいんだからヨォォ!!!!オォォォイ!!!!
映画館で見たら途中退屈かも。家で酒飲みながら、ながら見するのに丁度いい。てかこの監督ほんと脚フェチだよな。まじどうかしてるくらいに。キメェ!!!!
想定外のラスト
ラスト近くになって、シャロン・テートたちの動向が時刻の表示とともに、テレビの再現ドラマ風に展開され、いよいよあの事件の再現かと思いきや、まんまと騙されました。
1969年が舞台で、その当時の映画、映画俳優、ヒットしていたポピュラーミュージック等がふんだんに使われていて、映画好き音楽好きにはたまらない映画でした。多分私位しか感動しなかった場面かもしれないが、映画「ジョアンナ」の看板が出ていたことだ。画面に釘付けになってしまった。日本ではあまりヒットしなかったと思うが、アメリカではそれなりにヒットしていたのかなあと、ちょっと感慨深いものがあった。
レオナルド・ディカプリオ演じる俳優が、以前は大スターだったが現在少し落ちぶれていても、演じることに誇りを持っている生き方、俳優魂が素晴らしかった。それを演じた彼の演技も同時に素晴らしかった。
同時進行で女優のシャロン・テートが出てくるが、シャロン・テート事件をリアルタイムで知る私にとっては、おなかの大きくなったシャロン・テートが残虐に殺されることになるのかなと、いかにもタランティーノ的だなと思いつつ見ていたところ、完全に裏切られてしまった。ただ、いい意味で裏切られたので後味は悪くはない。誰かのレビューに書いてあったけど、タランティーノ監督にとっては、シャロン・テート事件はなかったことにしたかったのかな。つまりシャロン・テートは殺されなかったと、夢であったかのように。
私自身、シャロン・テートはよく知らない女優であるので似ているのかどうかはよくわからなかったが、夫のロマン・ポランスキー、友人のスティーブ・マックイーンやミシェル・フィリップス、ママキャス、ブルース・リー、チャールズ・マンソン等は実際の人物によく似ていた。
映画の中では、マカロニ・ウェスタンやブルース・リーを馬鹿にしている感じだったが、多分タランティーノ監督は結構好きだったと思う。
この映画の全てのシーンは何らかの事実を反映しているようだ。例えば、シャロン・テートが書店で夫のプレゼントのために「テス」の初版本を買うシーンがあるが、これは後にポランスキーが「テス」を監督したきっかけとなったかのかもしれない。また、彼女が出演した映画が上映されている劇場に行って、自分が出演しているので観ていいかと聞くシーンがあったが、これももしかしたら本当かもしれない。
一つ注文があるとすれば、殺人 場面のバックで流れていた曲が、ヴァニラ・ファッジの「ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン」であったが、できればビートルズの「ヘルター・スケルター」のほうがよかったのではないか。チャールズ・マンソンは、この曲が殺人を連想させた曲だと言っていたようなので。
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