ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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ちょぉ かわいい♡男ふたり
あたしとしたことが
ハリウッドもの見ちゃうなんて
恥ずかしいんだけど…
タランティーノなら許されるか、と
たまにお金かかってる映画観る
さすが当時の再現が半端ない!
車、インテリア、ファッション
もう車見てるだけでゾクゾクする笑
映画の粋をすべてぶち込んだ娯楽作品だなと
さすがなふたりだなと
2回見ちゃった笑笑
スティーブ・マックィーンがだいぶ似せてるのが面白い、ブルース・リーもだけど
それはいいんだけど
ボランスキー監督の奥さんが殺されちゃった話は別の映画でも見た記憶があるのだけれど…
それがなんだったか忘れちゃった〜
思い出したい〜
無知は決して「恥」ではないのだ
敢えて軽薄な言い方をしますが、レオ様とブラピの夢の共演な訳です。観てきました「Once Upon A Time in Hollywood」。キル・ビル Vol.2以来15年ぶり、久しぶりに観るタランティーノ作品は、シンプルにカッコよく、意味のない日常が淡々と綴られる相変わらずの世界観。最上級の緊張と緩和が秀逸で、音楽が超かっけー。それが観終わった感想でした。十分に楽しめました。そう、何も知らなくとも。
他の人たちの感想を調べると必然的にこの名前が挙がってきます。「シャロン・テート」。
映画を観終えてますから、その名は知ってます。レオ様とブラピの隣人ですよ。でも、もう少し調べていくとこんな単語が検索結果で出てきます。
「シャロン・テート殺害事件」
さっきまで観ていたシャロン・テートが殺された?いやいや、シャロンって映画の中の人でしょ?続編??頭はもうパニックなわけです。そのまま検索を続けると、映画の根幹にあるとんでもない背景と、本作の本当の意味が浮き彫りになってきます。
一般的には「シャロン・テート殺害事件」ぐらいは予習していけとの意見が多数ですが、まっさらな状態で観て、その後検索して真実を知って、体感したことのないレベルのサブイボを味わうのもまた一興。アメリカでは知らない人はいない事件らしいので、観ている人が結末を知っていることを前提にタランティーノは撮ったらしいですが、別にいいじゃん。うちら日本人だもの。知らなくたって恥じゃないし、知らないから得られる楽しさは絶対ある。断言できる。
予習するしないは個人の自由。何にせよ以下、壮大にネタバレします。
んで、この作品って、ある意味シャロンが主人公でリックとクリフは真のヒーローだよね。つか基本の世界観は藤子・F・不二雄が描いた「SF(すこしふしぎ)」であってさ、足枷外した「T・Pぼん」みたいな?ある意味タイムパトロールだよ。1時間以上かけてダメな印象をダラダラと植え付けて生まれた輪郭も、藤子・F・不二雄ライクなヒーローだよね。そうそう、リックが「マクラスキー 14の拳」で火炎放射器ぶっ放した相手ってナチだったじゃん?チャールズ・マンソンの写真見ると額に鉤十字を彫ってるんだよね。これって絶対狙ってるよね。あとさ、いろいろうるさい日本だったら「実名」で実際あった事件を180度違う結末で描くなんてできないよね、不謹慎だ!なんて言っちゃって。くだらね。でも、この作品は実名で描くことが重要なんだよ。モチーフとかそんなヌルいものじゃなく、あの事件がこうなることが直接示されてることに意味がある。今回ほどエンターテイメントの「力強さ」を感じたことはない。映画って凄いわ。もう一回観たら、エンドロールで泣くかもな…。でもリックのあの広告があるからやっぱり笑うか。以上!
そうだったら良かったよね
ブラピがもうただただ架空のヒーローで、そんなものいるわけないけど、そうだったら良かったよね、という、そこに自覚的な視点の映画。切ない。
タランティーノの作品は タランティーノの作品が元々好きってコアなフ...
タランティーノの作品は
タランティーノの作品が元々好きってコアなファンにしか
ウケないよね。
今回も自分の世界観満載でお腹いっぱいでした。
マーゴットかわいい
イケオジ2人の斬新キャラが良い
落ちぶれ気味の俳優と
そのスタントマンの半年間を描いた話。
マーゴットロビーの役どころは
あまり主軸には関係なく、
レオ様とブラピのイケオジたちを拝む作品。
豆腐メンタルのレオ様と
ワイルドなブラピは意外と新鮮でよかったです。
いい意味で冗長で、遠慮なしの暴力描写は
タランティーノさんらしさが出てた。
だらーーーーと続いて最後はスカッとする、
やっぱりクセになりますね。
舞台が60年代後半ということで
街並みや車や音楽がお洒落なのもよかったです。
今作で衝撃的だったのがヒッピーの存在。
存在は知っていたけれど、
こんな人たちだったのか、、、
どこまでが史実に基づいてるかは分からないけど
シンプルに恐ろしいなと感じた。
シャロンテートって名前をググってから観て
タランティーノ映画としては珍しく、穏和に平坦に話は進む。それでも主演二人のキャラ・魅力がとんでもないことと、そのあとの事件に刻一刻と迫ることからそれだけで充分スリリングで、ドラマチック。もちろん真骨頂のシーンもあり。
特にブラピがヒッピーアジトに乗り込むシーンは、不気味なほどに無駄な時間が引き伸ばされるにつれ緊張の糸も張りつめていくのには、
無駄に見えるシーン、無駄に見えるシーンを紡いで空気を作っていくタランティーノならではのホラーを感じた。
知らなくても充分おもしろいが、ネタバレでもなんでもなく、前提としてシャロンテートについてはWikipedia読んでから観るべき。
もし先にみた人は調べるべき。
あとレオさま最高ぅ!
2時間過ぎてからは良かった!!
雰囲気作りが上手く、昔のようにイキッた感じは薄くなったと思うので、より一般向きになったと思います。しかし毎度の事ながら時間配分がおかしいと思います。2時間を過ぎてからが本編という感じで、そこは良かったです。
フリが長くねぇ!!?
タランティーノ特有の強すぎるこだわりにはもういい加減ウンザリしたが、主演の2人がただただ絵になる。ちなみに私は断然ブラピ派。そして脇を固める役者がなんとも贅沢な群像劇。
ただ、なんか物足りない。ブラピとディカプリオだからギリギリ保てたものの、終盤まで役者におんぶに抱っこじゃね?長尺にしては盛り上がりポイントに欠けてて、パルプフィクションと比べて、緊張感が足りないかな。その分安っぽい哀愁はあるけど!いらねぇけど!!いやいや、こいつも耄碌ジジイになったもんだなぁ!!オォイ!!逆に売れたことで好き勝手撮れてよかったナァ!オォイ!!求めてねぇけどナァ!オイ!!!でもラスト20分は最高だぜオォイ!!飼い犬の躾け方ハンパねぇなおい!!オメェはヨォ、適当なあらすじ付けてヨォ、テンポ重視でこれだけやってればいいんだからヨォォ!!!!オォォォイ!!!!
映画館で見たら途中退屈かも。家で酒飲みながら、ながら見するのに丁度いい。てかこの監督ほんと脚フェチだよな。まじどうかしてるくらいに。キメェ!!!!
想定外のラスト
ラスト近くになって、シャロン・テートたちの動向が時刻の表示とともに、テレビの再現ドラマ風に展開され、いよいよあの事件の再現かと思いきや、まんまと騙されました。
1969年が舞台で、その当時の映画、映画俳優、ヒットしていたポピュラーミュージック等がふんだんに使われていて、映画好き音楽好きにはたまらない映画でした。多分私位しか感動しなかった場面かもしれないが、映画「ジョアンナ」の看板が出ていたことだ。画面に釘付けになってしまった。日本ではあまりヒットしなかったと思うが、アメリカではそれなりにヒットしていたのかなあと、ちょっと感慨深いものがあった。
レオナルド・ディカプリオ演じる俳優が、以前は大スターだったが現在少し落ちぶれていても、演じることに誇りを持っている生き方、俳優魂が素晴らしかった。それを演じた彼の演技も同時に素晴らしかった。
同時進行で女優のシャロン・テートが出てくるが、シャロン・テート事件をリアルタイムで知る私にとっては、おなかの大きくなったシャロン・テートが残虐に殺されることになるのかなと、いかにもタランティーノ的だなと思いつつ見ていたところ、完全に裏切られてしまった。ただ、いい意味で裏切られたので後味は悪くはない。誰かのレビューに書いてあったけど、タランティーノ監督にとっては、シャロン・テート事件はなかったことにしたかったのかな。つまりシャロン・テートは殺されなかったと、夢であったかのように。
私自身、シャロン・テートはよく知らない女優であるので似ているのかどうかはよくわからなかったが、夫のロマン・ポランスキー、友人のスティーブ・マックイーンやミシェル・フィリップス、ママキャス、ブルース・リー、チャールズ・マンソン等は実際の人物によく似ていた。
映画の中では、マカロニ・ウェスタンやブルース・リーを馬鹿にしている感じだったが、多分タランティーノ監督は結構好きだったと思う。
この映画の全てのシーンは何らかの事実を反映しているようだ。例えば、シャロン・テートが書店で夫のプレゼントのために「テス」の初版本を買うシーンがあるが、これは後にポランスキーが「テス」を監督したきっかけとなったかのかもしれない。また、彼女が出演した映画が上映されている劇場に行って、自分が出演しているので観ていいかと聞くシーンがあったが、これももしかしたら本当かもしれない。
一つ注文があるとすれば、殺人 場面のバックで流れていた曲が、ヴァニラ・ファッジの「ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン」であったが、できればビートルズの「ヘルター・スケルター」のほうがよかったのではないか。チャールズ・マンソンは、この曲が殺人を連想させた曲だと言っていたようなので。
シャロン・テートへの鎮魂を超える部分については…
ポランスキーの「吸血鬼」で
シャロン・テートと会えた縁と、
キネマ旬報で第2位のこの作品が
彼女の事件を扱っている
と知り鑑賞。
史実に近い内容と思い、
シャロン・テートの凄惨な事件は、
いつ始まり、どのように描かれるのかと
緊張して観ていたが、見事に裏切られた。
だから、シャロン・テートと
スティーヴ・マックイーンは
接点があったんだと信じたシーンや、
ハリウッド世界を描いたその他の
全てのエピソードも
どこまで真実なのか分からなくなった。
レオーネの「ワンス・アポン・ア・タイム
・イン・アメリカ」が西部開拓時代を
ノスタルジックに描き、
ハリウッド西部劇の歴史に敬意を捧げた
のに対し、
タランティーノの「…イン・ハリウッド」は、
懐かしい各映画に触れながらも、
ハリウッドの時代へのノスタルジーと
言うよりは、
“仮想シミュレーション物語”のような
体裁をとりつつ、映画人として
「シャロン・テート=マンソン事件」は
あっては欲しくはなかった、
もし、こんなことで避けることが
出来ていたらという、
事件そのものへの
悲痛な叫びのようにも思えた。
だから、この作品はシャロン・テートへの
鎮魂歌でもあったと思われる点においては
私の心に響いたが、
それを超える映画界の内部要素的な描写
については、
私は映画通でもないし、アメリカ人でも、
ましてやハリウッド関係者でもないので、
この映画に散りばめられたハリウッド世界
の断片に対し、きっとタランティーノの想い
を到底理解は出来ていなかっただろうと
思わざるを得なかった。
単なる映画好きに過ぎない私にとって、
その点においては
少し縁遠い作品だったかも知れない。
自分には評価が難しい
大きな予備知識なく見ると、大きなストーリーがなく、ラストまでダラダラと感じる。
やはり一定の時代を追いかけてきた人が見ると、また知識があると面白いのだろう。
出てくるキャラクターもロマン・ポランスキーやスティーブ・マックイーンやブルース・リーはしっているけど、マンソン・ファミリーの事も知らなかったし、「え、え?」といった感じであった。
また実話と監督の妄想が混ざっているのか、実在する俳優なのか、本当の話なのか?が観ながら混乱していたw
時代背景や当時のハリウッドを取り巻く環境等を注視してみれば面白いのかもしれない。
自分はダルトンやクリフをメインとしてみていたので、特段大きな変化もなく、ダラダラと感じてしまった。
今までのタランティーノ映画の感覚で観ていたらたのしめないかもしれない。
今回はバイオレンス感は低め。
マンソン・ファミリーの事だけでも予習しておけばもっと楽しめたと思う。
予習しておけば良かった
タランティーノ監督といえば軽快な会話表現と凄惨な暴力描写で有名ですが、今作もその特徴は健在です。ただ暴力に限っていえば少々控えめだった印象。
レオナルド・デカプリオ演じる落ち目の俳優リック・ダルトンを主人公に彼の俳優人生の逆転劇とある事件を描いた作品なのですが…
予備知識がなければ何もわかりません。
タランティーノは元々映画オタクだったこともあって彼の作品中には様々な映画のオマージュが散りばめられてることが多いですが、今作は特に60年台のアメリカ映画界の知識が不可欠です。
主人公リックとは別に、ヒッピーやファミリーの話も同時進行し、その2つが最後の最後で重なりますが、予備知識なしで見た場合本当に何もわかりません。特に女優シャロン・テートについては試聴前に絶対に調べてください。
どうも今回は僕自身の知識不足のせいであまり楽しめなかったので、色々勉強してから再視聴したいと思います。
二人の名優の存在感が強烈です。
落ち目の俳優と、その専属スタントマンが、60年代のハリウッドで生きる群像劇。
ディカプリオとブラッドピットが共演するタランティーノ映画です。
実際に起きたシャロン・テート事件をモチーフにした映画で、また当時活躍した著名人もそのまま登場しているのが嬉しくなる映画です。
二人の名優の存在感がとにかく素晴らしく、それだけで高い評価を与えたくなる映画です。
ブラッドピッドが助演男優賞を得た作品ですが、個人的にはディカプリオの演技にも驚嘆です。
落ちぶれた自分を自覚し不安に苛まれる主人公。そんな主人公と明るい将来を信じて疑わない少女とのシーンは秀逸でした。
実在の事件を題材にしている為、ラストの展開を予想してしまいましたが、そこはタランティーノ。上手に締めてくれたのも好感です。
一見の価値がある佳作だと思います。
ほんとにタランティーノ?
妙に知的で抑制が効いていて、ほんとにタランティーノ?っていうのが第一印象。最後のマンソンファミリーやシャロンテート事件をもじったあたりからいつもの凶暴性がでてきたが女性をああまでズタボロにするのは異常でしょう、もっとも火炎放射器まで出してきたのでブラックジョークと分かりましたがね。
落ち目の俳優と付き人のようなスタントマンの友情物語風なのだが1960年代あたりのカウンターカルチャーの潮流を織り込んでタランティーノが妙にノスタルジックに時代をえがいています。
マカロニ・ウエスタン、特にセルジオ・レオーネ監督をリスペクトしており交流も深いようです、反面、ブルースリーが嫌いなのはよく分かりました。実話エピソードも数多散りばめているのでしょうが誰のことやらは殆ど読めませんでした。
さすがに2時間40分は要らないとおもいますが、ブラピとディカプリオ共演ですからオーラだけでも持ちこたえるところがキャスティングの妙ですね、子役のジュリア・バターズちゃんは良かった、タランティーノもお気に入りで若いメリルストリープと絶賛していたようです。ワンコもご主人を守って大活躍でしたね、映画初出演、雌のピットブルテリア3歳でサユリという名だそうです。
ブラピがイタリアに行っている間どうしたのか不安に思っていたらペットホテルのシーンがちゃんと出てきました、タランティーノってそんな気遣いのできる人とは、見直しました。
洋画嫌いを是正してくるようなエンタメ作品、「むかしむかし…」と言う名のタイトルに納得
手が届く前は高尚なものが、手にしたら実像が小さく見えることはないだろうか。まるで、欲しかったものを手にしたときに冷める、そんな感覚。しかし、本作は違う。高尚な雰囲気が続き、終わってもなお、届かないような雰囲気がしている。本作を"おとぎ話"として観たことで見えてくるメッセージに、驚きが隠せない。
個人的に、洋画はこんがらがるのであまり観ない。誰がどの顔か分からなくなるから…笑。正直、本作もあまり導入で掴みきれずに進んでいった。ただ、振り返ってみると、丹念に進んでいたものたちが形をなしていき、あのラストに繋がると思うと、すごく興奮する。また、タイトルが持つ意味が作品のメッセージをより捉えやすくしてくれている。ハリウッドの全盛に香るロマンとセレブたる暮らしと、少しずつ崩れてゆく足元。まじまじと観たくなるシーンも多いが、全体のチャプターひとつひとつが長くて合わなかった節も。しかし、それでもなお、ラストの衝撃は鋭くて卑しくてたまらなかった。前提に置かれた事実をフェアリーテイルとしたひとつの答えが、衝撃的かつ革新的だった。
掴みきれなかった分、もう少し面白く観れたのだろうが、アレルギー的に洋画を避けていた私の心をこじ開ける、そんな作品だった。映画愛を具現化した作品として映るのも納得。ハリウッドの凄みをまじまじと魅せられた。
好奇心と、正義感~タランティーノを形作るもの~
全部の作品を観た訳じゃないんだけど、タランティーノは好きだし(キル・ビルとか)、前評判もそんなに悪くなかった気がするので、失望させられる可能性は低いだろうと、期待はしてました。
結果・・・とっても、よかった。ラストがやっぱり(タラちゃんだけあって)すっごく怖いんじゃねぇかと内心ビビりまくっていたんだけど、「いやいや(女の子)叫びすぎや」とか「いや火炎放射器なんで持っとんのや」とか、内心ツッコミを入れながら、時には笑っちゃう余裕すらあった。
前評判通り、60年代ハリウッドとアメリカの空気感が全編を通して画面から匂い立つようだし、ディカプ&ブラピの演技も最高。ディカプ演じる落ち目の俳優の哀愁が「パない」。腕っぷし自慢のブラピの筋骨隆々ぶりと、ラスト付近の「キマッてる」シーンが特に最高(脚本がいいってのもあるんだけど)。
ただ――指摘し尽されたと思うけど――あの(高名な)ブルース・リーがあんないけ好かない奴で、なおかつ、一介のスタントマンとのタイマン勝負でフルボッコされるなんて展開、あっていいんでしょうか・・・。
ま、何はともあれ、思うんです。タラちゃんの映画作りのモチベーションについて。タラちゃんって、好奇心の強い人なんじゃないかって。なぜ、殺されなければならなかったのか。なぜ、殺したのか。あの時、もし、隣に腕っぷしの強い、ラリった男が居てくれていたら・・・?
これはタラちゃんなりの鎮魂歌で、ある意味、マカロニウェスタンなのかも(マカロニウェスタンをよく知らないので、全然違うかもだけど)。作中、ビビりながらもヒッピーに蹴りを喰らわすイタリア人妻のたくましさは、そのまま、タラちゃんを立派に育てたお母さんのたくましさなのかも(キルビルも、元マタニティーママの「一大壮絶復讐劇」だし)。
あったかもしれない、もう一つの幸せな現実。ラストは少し、ウルッとさえきました。「夢見がち」って、悪いことじゃない。好奇心も、正義感も。やや冗長で残酷で、でも、人柄がしのばれる。そして、洒落のきいた小粋な脚本。私にとっての、タランティーノ。
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