さよならくちびるのレビュー・感想・評価
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ヨコハマ映画祭にて
前情報なしでいったので、こんな話なのかとびっくりした(嬉しかった)
ハルもレオもシマも、魅力的すぎましたな。
とくにハルよ…切なすぎるわ…
ストーリーでいうと、最後は青春映画的な終わり方で、ちょっと中途半端で答えがないし、あのまま続けてもいずれ同じ問題直撃するやんと思わずにはいられなかったけど、それも含め、ほっこりエンドでしたな。
ハルレオ結成前のふたりがもっと見たかった。三角関係がメインだから、しかたないが、シマが来る前のふたりをもっともっと描いていればさらに心に染みる映画になったことだろう…
(あと、ふたりが予告編を超えたことをしないのも納得いかない。もうちょいして欲しかったなあ。そのほうが、より重い課題が2人にあるように感じる気が。)
楽曲については、鑑賞中は心に残らんなあと思っていたのだけど(特にあいみょん)観賞後、めちゃめちゃ聴いてますわ…
これ思春期のマイノリティの子とかには堪らんのやろうな…
こういう形(あくまでもメインは三角関係、音楽であって、同性愛は一つの壁にすぎない)で取り組んでくれる日本映画が誕生したのは本当に喜ばしいことですな。
麦ちゃん、小松菜奈ちゃんてのも、あり得なくないから、余計見やすいよね。
自販機前のキスシーンは本当に何度も観てしまった…
小松菜奈さいこう、ってのと麦ちゃんの孤独癒したいが交互に訪れているよ…
しっかし、この映画に対して、三人が可愛すぎとか歌が最高とかしか言わないやつに言ってやりたい、、、、ハルはレオを自分のモノにしたくてしたくて堪らないんですよ!絶対カレー食べた後とかちゅーしたいんですよ!本当は自分の手で支えたくてしょうがないけど、小さすぎるから、シマに頼りざるを得ないんですよ、、本当は家に置いときたいはずなんですよ!あんな華奢で小さな体で、それ背負ってるんですよ、レオにも言えずに…。ああ、こんな切ないことありますかね、、レオももしかしたら、それを分かってるんだけど、自分がいつか横に居続けられなくなると知っているからこそのあの距離感、そしてライブでふたりは一切目を合わさないんでしょうなあ。
だからこその、
「無理しないで」
「無理したいんだよ」
何ですよねえ…
ああ、切ない…
これは考えすぎなのかも、そしてここまで言っていてこの評価。
完璧な三角関係
一見よくありそうな構造ではあるが、音楽というものがこの映画の良さをうんと引き立たせている。こんなにも音楽と気持ちと話がマッチングしている映画はあるだろうか。何度も流れるその曲。でも何度も聞きたい。2人の歌声もいい。癖がなく、それでいて残る声。ソラニンも感動した覚えがあるけど、同じような感覚だ。最後は少し納得がいかなかったが、逆にセオリーを破って良かったのかも。どうにもならない切なさが、少し救われた気がする。誰もくっつかないからこそやっていけるのかもね。
歌は下手じゃないけど全く響かなかった
映画だけでなく実際に2人が音楽活動していたとは知らなかった
ハル役の門脇麦とレオ役の小松菜奈に華がない
門脇麦は元々華がない女優だが
ガソリンスタンドのトイレに行くのに2人で競争するシーンが面白かった
よく喋るインタビュアーの話を口をぽかんと開けて聞いていたがあれは役でやっていたんだろうな
門脇麦が好きだから観たがこういうタイプの映画は元々あまり好きじゃないからどうしても評価が低くなる
あと門脇麦がバンバン煙草を吸う
この作品には出てないが松岡茉優も『ひとよ』でバンバン煙草を吸っている
僕は愛煙家ではないが嫌煙家ではない
女優が芝居やプライベートで煙草を吸っても全く不快感はない
でもそう思わないめんど臭くてうざい嫌煙ヒステリーの人たちはわりといる
パヨクやネット右翼のような活動家はうんざりだ
そんなに長生きしたいのか?そんなに健康でいたいのか?他人を不愉快にさせてまで?僕はそれを望まない
あと無音で歌詞?を並べる演出は嫌い
あとやっぱり成田凌ってシュッとしていてかっこいい
日本の音楽映画で最高だと思います
歌が曲も詞も最高で、門脇麦と小松菜奈の歌が最高なんだから、最高の映画でしょ。
間合いの語りも素晴らしいし。
たばこ吸いまくるし、飲酒運転してるけど、あほだけと、いい加減だけど、前向いて生きてるから、輝いてるから、いいんじゃない。
希に見る優れたロードムービー
映画「さよならくちびる」やっと観れた。5月はヒットしてソールドアウトで観れなくて、少し油断してたら打ちきりにあった。大好きな塩田明彦監督は安定どころか最高傑作のクオリティ。音楽が本物なのも作品を支えています。この勢い 門脇麦と小松菜奈が、しばらくは引っ張って行くね、きっと日本映画界は。
(*´ー`*)んん~たらふくです😍🎵
歌声が良かった
ハルレオというユニットを組んだ二人の女性。
そして、マネージャーのような存在のシマ。
ハルレオは解散することを決めて、最後のツアーをすることにした。
ツアーをやっていく中でハルとレオが出会ったことや、シマと出会ったことをなど、過去のことが回想していた。
そして、ツアーの最後がきて、ハルレオは解散することになったが三人はつるんでいたという内容だった。
話の内容があまり入ってこないで、門脇麦さんと小松菜奈さんの歌声が良かったなと思いました。
歌ができた経緯などもわかり、より歌の良さが分かったです。
美しい歌声と青春
まず、映画の冒頭、入りとしては怠惰な雰囲気がよく伝わってきて良かった。そしてストーリーが進むにつれ、二人の過去が明らかになっていき、そして二人の仲も段々と良くなっていく、過去からの想いと今の想いが重なり、共有、続いていくという姿が美しかった。しま、はる、れおの三人の関係の変化、想いの行き先もそれに伴う見所であった。
そしてとにかくハルレオの2人(小松菜奈、門脇麦)がかわいい。そして歌が上手い。
劇中の"さよならくちびる"と"たちまち嵐"は名曲すぎて感銘を受けた。
雰囲気がすき。
小松菜奈、成田凌、門脇麦、3人ともいいです。基本モヤモヤ、鬱屈した空気が流れてて、このチームうまくいってないんだなーって感じがにじみ出てるのに、ステージの上の3人はキラキラしててとても素敵!
よかったあ やるせないけど 楽しかった!
滑り込み!危なかった、そろそろ見逃すところだった。せっかくだから、最前列でかぶりつき鑑賞だ。マイクロシアターならではだ。
(とは言え、アップリンク吉祥寺と言えども4番シアターは50席前後あるので、最前列はおススメしません。もちょい後ろがいいかな…)
とてもよかった。門脇麦と小松菜奈と成田凌では、よくないわけはないと思っていても、やはりよかった。
”L“ のどうしようもない気持ち、周囲も含めてどうしようもないが広がっていくやるせなさ。それが観ているうちにだんだんわかってくる。なるほど、音楽をやっている間だけが幸せだということが、こんなに実感として伝わってくるなんて。
ところで、これは傑作か、と思っているところへ、あのオチはないよな。いや、ちゃんと結末にはなってるんだけれど、あまりにもそこまでのテイストと違い過ぎるでしょ。正直、「思いつかなかったんだな」と感じてしまいました。
まだ、何も起きずにエンドロールのがよかったんじゃないかな、と一瞬思っちゃいました。
しかし、そんなことより、やはりハルレオの楽曲。CD買っちゃいそうだ。自分としてはタイトル曲より「たちまち嵐」のがさらに好きだなあ。
興味深い作品
おそらく初見では賛否が激しく分かれる映画だと思います。
終始淡々としているので盛り上がりどころが難しい。。最近の大作の派手さになれていると物足りないし、単純なことを象徴的に描くことでわかりにくいところも多いので何を目的にしていたのだろう?とはじめ思いました。
よくよく見ていけば少しずつ面白くなっていったし、3人の関係性もダメさも興味深いし、歌も素敵だし、役者さんたちはよく頑張っているなあと感心しました。
それでも、歌に重きを置くならもう少しすっきり整えたほうが物語が入りやすくて歌にも集中できたのでは?と思うので良くも悪くもなく興味深い作品にとどめます。
なんてことないが印象に残るシーン多い
解散決めた女性デュオと男ローディー3人の地獄のデスツアーロード。
まっとうな音楽映画でありロードムービーでもある。主演の三様のヒリヒリ具合がたまらん。その剥き出しっぷりよ。ベクトルが上手く合わない痛み。
煙草を絶え間なくふかしまくる門脇麦と小松菜奈。ダーティで繊細なふたり。そして成田凌の色気ときたら。
正直、歌われるフォーキーな曲の好みはあろうが、役者にキッチリとやらせた心意気や良し。(自分はライブシーンより、曲を作ってる過程や楽屋で即興弾くシーンにグッときた)
感覚的にビリビリきました。傑作と呼んで差し支えないですね。
観賞後はハルレオの曲が脳内ループ。
観賞後。ハルレオの曲が脳内ループ。
いつまでループするんでしょうか?(笑)
主役3人のキャスティングが良い。
この3人が作り出す雰囲気が本作を良い仕上げにしていた印象。
インディーズバンドが車で集客の少ないライブハウスの全国ツアーなんて現実的にあるのか不明ですが本作で大きな箱のステージは似合わないしロードムービーとしては良い雰囲気を表現していたと思います。
ラストはヒヤヒヤだったけど泣き笑いで良いエンディング。
ステージ上で「ハルです」「レオです」「ハルレオです」って、お笑い芸人みたいだけど良いねぇ~( ´∀`)
自分メモ
https://youtu.be/oQ6Zuh-V5as
https://youtu.be/HY0mmQEu7CA
もったいない。
ただただ眼福だし、歌もロケ地も良かったのだが、素材の良さだけでは観客の深いところまでは刺さらない。
肝心なところで脚本がイマイチと思う。
神は細部に宿る。足りないわけではないけれど、脚本や演出に、この作品の人物や世界への深くて細やかな愛がもっともっと反映されていれば、もっと良い作品になったのではないか。
「バカで何が悪い。」珠玉の音楽達が彩る、不思議なロードムービー!!
【賛否両論チェック】
賛:ハル・レオ・シマ、3人それぞれの葛藤が等身大で描かれ、観る人それぞれに共感出来る部分がありそう。珠玉の音楽達も見どころの1つ。
否:どうしても同じようなシーンが続くので、退屈してしまいそう。暴力シーンもあり。
音楽の才能に溢れながらも、真っ直ぐすぎるハルと、いつも粗暴な男についていってはボロボロになってしまう、不安定なレオ。そしてそんな2人の間で悪戦苦闘し、ハルへの想いとレオからの想いに葛藤しながらも、ハルレオの最後のツアーのために奔走するシマ。そんな三者三様の人間模様と恋模様が淡々と描かれていくのが印象的です。
それから何と言っても、秦基博さんとあいみょんさんが手がける音楽は、本当にステキで耳に残ります。それを聴くためだけにでも、観たい映画です。
淡々とした展開にはどうしても好き嫌いは分かれそうですが、一風変わったロードムービーを是非堪能してみて下さい。
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