「その慟哭を体感せよ! そして・・命の重みを知る。」斬、 しゅんいちさんの映画レビュー(感想・評価)
その慟哭を体感せよ! そして・・命の重みを知る。
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とにかく鉄を描かせたら、右に出るものはいないんじゃないか?ってくらいに・・鉄の重みをずしんと感じる作品でしたし・・
他の時代劇にはない凶器としての「日本刀」の重みを感じました。
大好きな「るろうに剣心」のなかでも
刀は凶器、剣術は殺人術ってセリフが出てくるのですけど
どうしても、今までの時代劇の中では「刀」が軽く感じられてきましたが・・
SE・・というかサウンドデザインが凄くて
「鉄」が映像だけではなくて音で語ってくれます。
しかも、日本刀はめちゃくちゃ切れるという部分のリアルさが半端ないので・・
殺陣のシーンがめちゃめちゃ緊張します。
この切り合いのシーンですが
「バガボンド」を彷彿とさせてくれたので監督にサインを貰って握手する時に「バガボンド」を思い起こされました!って言ったら・・まだ、読んだことないので読んでみたいと思いますと言ってましたが・・
命のやり取りをしてるんだ・・
人が人を切るという事。
剣術は殺人術。
カタナは凶器。
そこが、純粋にこれほどまでに重くのしかかる作品はなかったですね。
そこに、漂う・・なんとも言えないエロス感も相まって
全体的に、説得力のある
圧倒的な力で、その中へと引きづりこまれてく
そんな映画でした。
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