ザ・ファブルのレビュー・感想・評価
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ほのぼのする、楽しい作品
岡田准一はTV番組で「少年オカダ」として子どもたちを応援するために様々なチャレンジをしていた。その頃から運動神経が抜群だった記憶がある。アクション俳優になったのは必然でもあっただろう。
本作品では岡田准一のアクションが十分に楽しめる。キーワードは「普通」という言葉で、どう考えても普通じゃない殺し屋の人生を歩んできた主人公が一年間の「普通」の生活をしてみる話である。しかしボスも殺し屋だから堅気の人脈がなく、必然的に裏社会に頼むことになる。殺し屋とヤクザ。舞台装置が揃いすぎて、とても「普通」の生活を送れそうにない中で登場するのがヤクザとは無関係の堅気である山本美月と佐藤二朗である。殺し屋とヤクザと一般人。三者が揃った上に、ヤクザの組織内抗争もあって、物語は立体的に進んでいく。福士蒼汰絡みのサブストーリーも物語に厚みを与えている。
クライマックスの戦闘は条件に制約されつつも圧倒的な強さが発揮されてスカッとする。予告編にあった通り佐藤二朗の会社で意外な才能を見せる主人公。将来はそれほど暗くはなさそうだ。殺し屋の映画の割にほのぼのする、楽しい作品である。
ふぁぁぁぁブルって、そう言う意味なの????オエッぅ...
タイに嫁子と一緒に赴任時代。ある日帰宅すると、女房友人と女の子(小学生低学年)が遊びに来ていた。彼女に虫を食わされた。タガメの小さいヤツのから揚げ。
俺「おじちゃんはダメや、これ、根本的に無理」
女子「なんで?おいしいやん。うちは大好き、ほら、べぇぇぇぇ」
俺「うぎゃーーーーーー!(3秒ほど心停止)」
羊たちの沈黙、目の前でサナギサナギサナギが幼女のベロの上で、って、もう何言ってんのか判りませんが。結構トラウマです。
昆虫、無理。
江口カンさんってCM業界からなんですね。判りやすい、というか技巧派ですね。言いたいことを、短時間で過不足なく、しっかりと「見せて」伝える。個々のシーンが、すごく良く出来てると思いました。映画としても、詰め込み過ぎにならず、言葉足らずにもならず。見せ所にはきちんとメリハリ付けて力を入れてるし。面白かった!
幕開けが、完全に「Ghost in the Shell」。バンバン逝きます。もうゲロッピゲロッピで容赦無し。ヒトの命に対する無関心。おそらく、同じように「ヒトの命に無関心で人間ではなくなってしまったボス」は、ファブルに「普通の生活を送ること」を、要するに「人間に戻ること」を強要します。俺みたいになるくらいなら死んだ方がまし、って事ですかね?
この辺は、サラーっと流します。
同じ線条痕を残さないため、バレルだけを海に投げ捨てるシーンまでは「殺し屋稼業のリアル」な感じがあって、この時点で「予告編のイメージと違う」。できる男優が次々と登場して、ジャパニーズ・ヤクザ・ワールド全開。柳楽・向井・福士、みんな無茶苦茶ハマってるやん、似合ってるやん!ヤクザ映画、またやって欲しくなります。いや、ヤクザもできる男優、良いですね。
アクションのカメラワークに、ちょっぴり物足りなさはあるけれど、総じての満足度はたっかーい、海外ならB級扱いされる映画だった。
ハコスカGT-RのIG-ON時の音が...ちゃうでしょ、これ。アフレコ?V6 3Lとかのでっかいシリンダーの音がする。KPGC10のS20は直6の2.0Lエンジン。だから、低回転ではあえぐし、IG-ON時はジャーキーに音圧も回転数も変化するのに、野太過ぎるしスムーズ過ぎます。あえぐエンジンをなだめつつ、高め回転数からシフトアップしていく走り出しの場面の音はスカGだったかなぁ。
岡田准一の現代版忍者っぷりに驚かされた。
岡田准一よ、なんであんなことができるのか?のシーンがあるので是非見て欲しい。
物語自体は、とても分かりやすく入りやすい。
複雑な筋立てではないので頭が疲れないで楽しめた。
バイオレンスの中にも笑えるシーンも多々ありで、義理人情も。
殺しのシーンが多いのに、ストレスがあまりなく見続けられた。
そのあたりの演出が上手いのだろう。
そして岡田准一の「現代版忍者」っぷりがなにより見もの。
身体能力と技、身のこなしに驚かされる。
福士蒼汰ファンは、今回は福士蒼汰さんは脇の悪役(しかも無慈悲で壊れてる怖いお兄ちゃん的感じ)。
木村文乃は、ちょっとハスッパな雰囲気の役どころで、劇中、岡田の妹設定で同居。
山本美月は、可憐で健気な役。
柳楽優也のギラギラ感と向井理の不気味な静の怖さが対照的に思えた。
安井顕は何を演じてもはまってる。
佐藤浩市は個人的に好きではないが、出てくるだけで存在感あってそれは認めるしかない。
佐藤二朗はいつもの味を出して和める。
観た人の薦めで観に行ったが、とても良かった。
疲労した身体でレイトショーで睡魔に心配したが眠気は微塵も来なく楽しめた映画だった。
おすすめ。
やばい笑すぎ!
岡田君観たくて
アクションすごいけど、そこそこかなぁ。
「すごい好き」
原作を読んでいないので
邦画…
予告編がすごく面白そうだったので、期待して鑑賞。
岡田准一、安田顕はすごくよかったです!
のですが、終盤の見せ場に持っていくための雑な脚本、見せ場を盛り上げるためだけの演出、ステレオタイプな演技が残念でした。
オープニングの暗殺シーンも、終盤もヤクザで画面いっぱいになっちゃってもうごちゃごちゃ。
映画なので派手な見せ場が必要なのは仕方がないのですが、あんなに派手に仕事しちゃだめなんです、ファブルは。
あと柳楽優弥は前半のやばそうなやつ演技はすごくよかったのに、終盤で急に小物っぽくなっちゃうし。
向井理の砂川、福士蒼汰のフードもなんか幼くて凄みなし。
業界、話題作りのためだけのキャスティング反対です。
面白い邦画、アクション映画を作るのはなんと難しいことでしょう。東宝の映画ばかりなので松竹に期待していたのですが。
るろうに剣心の続編に期待!
アクションコメディ‼
伝説の殺し屋
岡田くんのキレとボケを楽しむ
原作未読というか、あることも知らず、まったくの予備知識なしで鑑賞してきましたが、とくにわかりにくいところもなく、十分に楽しむことができました。
冒頭から岡田准一くんのアクションがとにかくすごかったです。無駄な動きがいっさいなく、たった一人で次から次へと敵を葬っていくさまは実にお見事でした。クライマックスシーンでの壁登りや銃撃戦、近接戦もキレッキレで、もう完全にアクションスターが本業と言ってもいいくらいの出来でした。
出演俳優陣も豪華で、安田顕さんや佐藤浩市さんの渋い演技もよかったし、山本美月さんはかわいらしくも気丈な女性をしっかり演じていたと思います。中でも圧巻だったのは、柳楽優弥くんです。もう目がイっちゃってる感じで、その筋の人にしか見えませんでした。道端ですれ違っても絶対に目を合わせたくないほどです。
血なまぐさいシーンは好きではないのですが、コミカルなシーンもちょいちょい差し込み、単なるバイオレンス映画とせず、ファブルの人間味を描いていたのもよかったです。大好きな佐藤二朗さんとの掛け合いもテンポよく、脇を固める向井理くんや木村文乃さんと結び付けて、「神の舌を持つ男」を思い出して、一人でニヤついてました。
ただ、クライマックスの「狭い空間で大人数を相手に殺さずに倒す」という制約だらけのアクションシーンが、なんだかとても見にくくて、すごさが伝わりにくかったのだけは残念でした。
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