劇場公開日 2019年6月21日

「原作とは別物」ザ・ファブル のっぽさんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0原作とは別物

2019年6月23日
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笑える

怖い

興奮

原作者の漫画家、南勝久さんの作品は今作の「ザ・ファブル」、デビュー作「なにわともあれ」〜「なにわ友あれ」全て大好きです。設定、人間関係などに派手さはないが、キャラクターの日常のゆったりしている中に笑いのツボがあると感じている。
映画「ザ・ファブル」は、そのツボを表現しようとしている気持ちが伝わるものの、映画という枠、尺では足りない。また、クライマックスの戦闘シーンは、派手にせざるを得ないのだろうが、敵多過ぎ、接触し過ぎ、福士蒼汰を強く(格好良く)見せようとし過ぎていて、主人公との実力差をあまり感じませんでした。主人公は、強さの次元が違うので相手に動きを悟られずに、掌の上で踊らせるくらいがいいと思います。あと、いらないと思ったシーンが、少年時のファブルのボス(佐藤浩市)の優しさかな〜。
原作好きの私と今回映画で初めて知った方で感じ方や好みも違うと思うので、作品の良し悪しは置いておきます。
大変長くなり失礼しました。

のっぽさん