「佐藤のヨーコ、大阪、ハコスカ~♪」ザ・ファブル kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
佐藤のヨーコ、大阪、ハコスカ~♪
「何で俺もやね~ん」がツボとなってしまったら、腹痛を起こしそうです。それよりもワンテンポ遅れて大爆笑する岡田准一が最高でした。
冒頭からヤクザの祝賀会に現れ、次々と殺し続ける伝説の殺し屋ファブル。秒単位で的確に仕留めていく姿は『イコライザー』のデンゼル・ワシントンをも彷彿させてくれます。俺も都市伝説になったる~って、“都市”は要らんやろと突っ込みしながら、福士蒼汰も注目してしまいます。
幼少期からトカゲやら虫なんかも食うサバイバル特訓を受けて感性を磨いたファブル。鮎や岩魚も頭から丸ごと食べる習慣も身についてはいるものの、極度の猫舌だという設定も無茶面白い。他にもほのぼのした子供じみた絵を描く特技を持っていて、そのおかげで時給が100円上がったりする。そんな彼も“殺し”を封印され、どんな方法で救出するのか?というクライマックスが待っている。
周りを固める役者もみなすごくて、特に柳楽優弥の凄まじいまでの眼力が狂気に満ちていて良かった。『誰も知らない』(04)での純粋な子供からは想像もできない成長ぶりだ。チラッと見える胸毛にも大人を感じてしまう。
木村文乃ファンとしては十分納得のいく作品。「強いわよ」などというのはどういう意味なのかが最後に明かされる・・・ドキドキ、わくわく。
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かいりさんのコメント
2019年6月29日
お二人とも木村文乃ファンなんですね😍
ゴルゴこと土方こと柳楽君には魅せられっぱなしです。柳楽ナイトとかやってみたいくらいですが、泣かされたり笑わされたり感情崩壊しそうですね。